働くなら家
違う土地に行くとふだん住んでいる町とのちょっとした違いが気になる。そんなところで仕事なんてできるはずがなかった。
そういう興味を引くものがない場所が仕事に向いている。それはどこか、家だ。
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7.興南高校の垂れ幕
モノレール沿いに興南高校があった。あ、甲子園で見るところだ!
そういう甲子園でも強豪なのか。意外だ。
8.タクシーの運転手さんの話がおもしろい
タクシーの運転手さんがいろいろ教えてくれた。
・沖縄は南国だと思うだろうけど、日照時間は全都道府県でも下のほう
・泡盛は飲まないよ。おれは返還前世代だからジャックダニエル飲んでる
・ケンミンショーで飲み会の締めにステーキ食べるって言ってたけど、そうそう食べない
みな世間ではこう言ってるけど実はこう、という意外性をついてきてライターだったらPVとれそうな感覚だった。(って思っちゃう嫌らしさ)
「いきなり!ステーキ」と響きが似ているが、沖縄には「いきなり!ステーキ」はない。(でも「やっぱりステーキ」は都内に数店ある)。
9.汁に入ってるなんだか分からないほろほろ肉がうまい
沖縄にはヒージャー汁(やぎ汁)、中身汁、みそ汁などの汁料理がある。肉がメインの汁にはいろんな部位の肉がごちゃっと入っていて、底のほうにほろほろの細かい肉がたまっている。それがうまい。
ロイヤルホストのビーフジャワカレーに入っている肉ぐらいほろほろでうまい。
ヒージャー汁はヤギに顔をつけて深呼吸したような味なのだが、今回食べたお店はとても上品でヤギとは30cmぐらいの距離感だった。
ヒージャー汁を食べていると地元のおっちゃんによくそんなの食べるねと声をかけられた。嫌いなんですかと聞くと、「ううん、大好き」とのこと。こういうよく分からない会話が旅だ。
10.吉野家はタコライス
沖縄の吉野家にタコライスがあることはデイリーポータルZ、DEEokinawaともに何度も書いている。
吉野家でタコライスが食べられる(2004.8)
沖縄コネタアイランド実地調査(2005.12)
チェーン店の沖縄限定メニューコレクション Vol.1(2014.3)
沖縄の吉野家のタコライスはさらに進化を遂げていた(2017.7)
11.町と建物の沖縄っぽさ
こういう路地や建物にそこはかとなく感じる沖縄っぽさはなんだろう。練馬には見えない。
具体的には
・建物の外壁がパネルを使わずにモルタル+塗装
・バルコニーが一体型で穴あきブロック
・1階が車庫
・壁に直書きの文字
・文字がおいしそう
ということだろうか。おいしそうなのは2枚目のそば屋の話だが。
やっぱりブロックの記事もあった。沖縄はブロックを巧みに使う
12.坂が急
自転車を借りて住宅街を走ってみたが、沖縄の高低差の激しさに気づく。DEEの本田さんは「だから自転車に乗る人が少ない」と言っていた。確かに電動自転車じゃないと辛い。
住宅街に突然現れる崖好きとしてはたまらない土地である。
13.港川人が親戚に似てる
沖縄県立博物館・美術館に港川人の復元模型がある。旧石器時代の沖縄にいたとされる人類だ。
14.まとめるほどでもないコネタ
最後にまとめるほどでもない写真を列挙します。
違う土地に行くとふだん住んでいる町とのちょっとした違いが気になる。そんなところで仕事なんてできるはずがなかった。
そういう興味を引くものがない場所が仕事に向いている。それはどこか、家だ。
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