軍艦島初上陸
先日、ずっと行きたいと思っていた軍艦島に行ってきた。
軍艦島とは、長崎にある無人島である。明治時代から昭和にかけて、炭鉱で栄えた島。幅160m、長さ480mという狭い島内に、最盛期には5000人もの人が住んでおり、世界一の人口密度であった。昭和49年に炭鉱が閉山すると、そのまま無人島なり、今では廃墟好きの聖地となっている。
近くまでは船で行けるけど、天候や波の状況によっては上陸出来ない場合も多い。オーロラを見に行くような覚悟で船に乗ったので、上陸できた喜びもひとしおであった。
正式名称は「端島」だが、軍艦に似ているので「軍艦島」と呼ばれている。軍艦寿司と同じ由来!!
東京に帰る飛行機の中で、「軍艦島が軍艦寿司になってる姿を見たい」と思ったので、軍艦島の記憶があるうちに作ることにした。
寿司を握ろう
軍艦寿司を作るのに必要そうな材料を、スーパーで買ってきた。
すりごまを混ぜると米が灰色になるらしい。廃墟感を出したいので入手してみた。漁師のまかない海苔は、苔とか、島生えた植物とかに使えそう。
すりごまが店に売っているということを、私は今回初めて知った。すられていないごましかないと思っていたので、すり鉢を探して何件も店を回ってしまった。(しかも全店舗品切れ)
すりごまはコンビニでも売っていた。全然気づいてなかったけど、意外と身近な存在だったんだね。
すしのこの粉を入れるだけですぐ酢飯ができるので、寿司作りではいつも愛用している。4合もいらないと思うけど、念の為多めに炊いてみた。
ちっちゃいけど、軍艦島の形に握っていく。
あとは、周りに海苔を巻いて、建物を配置すれば……
軍艦寿司ではあるけど、軍艦島かって言われると微妙……。軍艦島ミュージアムで売ってない限り、絶対分からないだろうな。