特集 2024年10月11日

食べられるジオラマ!軍艦島寿司を作る

でっかく作ろう

通常の寿司サイズだと、小さくて作るのが難しい。お米もあることだし、ある程度大きくして、再挑戦してみよう!!

IMG_9456.jpeg
まな板いっぱいのサイズで挑むぞ

 すりごまが足りなくなる心配があるので、地面部分は白い酢飯にすることにした。

IMG_9457.jpeg
軍艦寿司なので、とりあえず海苔を巻きます

海苔さえ巻いておけば、もう立派な軍艦寿司。あとは何をしても大丈夫である。

どんどん建物を建てていこう!!

IMG_9458.jpeg
まずは、小学校、社宅などを建てて行くよ

酢飯の土地が広いと、自由に街を作れる。当時は映画館やビリヤード場、スナックなどもあったようだ。小さい島だけど意外と娯楽がある!

IMG_9462.jpeg
見学ルートってここだよな〜、と軍艦島の思い出に浸りながら作っていく
IMG_9464.jpeg
細かいけど、窓に海苔をつけたり
IMG_9469.jpeg
社宅にはチーズで窓を表現

社宅には、6畳一間に4人家族がぎゅうぎゅうに住んでたりして、すごい人口密度だったよう。全然想像出来ないけど、島全体が竹下通りみたいな感じかな……?

IMG_9473.jpeg
え!これ結構軍艦島じゃない!?

ここまできたら、周りの海も表現したいところ。とろろ昆布を敷き詰めて、荒ぶる波を再現しよう。

 あと、地面が白いのがやっぱり気になるので、ふりかけのようにすりごまを上からかけることにした。

いったん広告です

完成

IMG_9496 2.jpeg
荒ぶる波の向こうに見えるのは軍艦島!
最新.jpg
上から見た図

とろろのおかげで水墨画のような趣が生まれている。軍艦島のかっこよさが出てるぞ!!

IMG_9504.jpeg
眺めている私、進撃の巨人っぽさがある

ジオラマのようにも見えてきたが、これは軍艦寿司。完成したので食べてみよう。

IMG_9524.jpeg
街を破壊している感覚になり、ゴジラになった気持ちに

「街を食べている」という謎の感覚があった。文化遺産なので壊すことにやや抵抗があったが、お腹が空いてるので、まずは一口食べてみる。

黒ごまと酢飯という、軍艦寿司にしてはかなり渋い味だが、周りのとろろ昆布と交互に食べれば、特に醤油とかつけなくても塩気があって美味しい! こういう軍艦寿司があってもいいのではないか。

IMG_9552.jpeg
手元だけ見ると、普通の軍艦寿司を食べているようにも見える
直し.jpeg
今日の晩御飯は軍艦島

 軍艦島寿司を作れて、しかも食べられて、とても満足である。軍艦島に行った記憶も、この味と共に心に刻んでおこう。

軍艦島は日々少しずつ朽ちていっているので、次行く時はまた違う風景になっていることだろう。そしたらまた違う形の軍艦島寿司を作ろうと思う。


巨大な軍艦寿司は嬉しい

おそらくこの軍艦島寿司は、米を2.5合ぐらい使っている。一人で食べるには多いので友人を呼んだら、お寿司に合う食材を色々買ってきてくれた。

IMG_9570 のコピー.jpg
上に乗せたら豪華な巨大軍艦寿司になった

巨大な軍艦寿司というだけで、結構嬉しいということがわかった。今度はいくらで巨大軍艦を作りたい。

ささやかなおまけ
記事で使わなかった写真

ここから

デイリーポータルZをはげます会

会員特典コンテンツです

この先は「デイリーポータルZをはげます会」会員向けの有料コンテンツです。会員になるとごらんいただけます。

 

<もどる ▽デイリーポータルZトップへ
20240626banner.jpg
傑作選!シャツ!袋状の便利な布(取っ手付き)買って応援してよう

 

デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」がとどきます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ