巨大な軍艦寿司は嬉しい
おそらくこの軍艦島寿司は、米を2.5合ぐらい使っている。一人で食べるには多いので友人を呼んだら、お寿司に合う食材を色々買ってきてくれた。
巨大な軍艦寿司というだけで、結構嬉しいということがわかった。今度はいくらで巨大軍艦を作りたい。
通常の寿司サイズだと、小さくて作るのが難しい。お米もあることだし、ある程度大きくして、再挑戦してみよう!!
すりごまが足りなくなる心配があるので、地面部分は白い酢飯にすることにした。
海苔さえ巻いておけば、もう立派な軍艦寿司。あとは何をしても大丈夫である。
どんどん建物を建てていこう!!
酢飯の土地が広いと、自由に街を作れる。当時は映画館やビリヤード場、スナックなどもあったようだ。小さい島だけど意外と娯楽がある!
社宅には、6畳一間に4人家族がぎゅうぎゅうに住んでたりして、すごい人口密度だったよう。全然想像出来ないけど、島全体が竹下通りみたいな感じかな……?
ここまできたら、周りの海も表現したいところ。とろろ昆布を敷き詰めて、荒ぶる波を再現しよう。
あと、地面が白いのがやっぱり気になるので、ふりかけのようにすりごまを上からかけることにした。
とろろのおかげで水墨画のような趣が生まれている。軍艦島のかっこよさが出てるぞ!!
ジオラマのようにも見えてきたが、これは軍艦寿司。完成したので食べてみよう。
「街を食べている」という謎の感覚があった。文化遺産なので壊すことにやや抵抗があったが、お腹が空いてるので、まずは一口食べてみる。
黒ごまと酢飯という、軍艦寿司にしてはかなり渋い味だが、周りのとろろ昆布と交互に食べれば、特に醤油とかつけなくても塩気があって美味しい! こういう軍艦寿司があってもいいのではないか。
軍艦島寿司を作れて、しかも食べられて、とても満足である。軍艦島に行った記憶も、この味と共に心に刻んでおこう。
軍艦島は日々少しずつ朽ちていっているので、次行く時はまた違う風景になっていることだろう。そしたらまた違う形の軍艦島寿司を作ろうと思う。
おそらくこの軍艦島寿司は、米を2.5合ぐらい使っている。一人で食べるには多いので友人を呼んだら、お寿司に合う食材を色々買ってきてくれた。
巨大な軍艦寿司というだけで、結構嬉しいということがわかった。今度はいくらで巨大軍艦を作りたい。
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