大隈重信 (早稲田大学)
未来を思う目線の角度: 約マイナス1度 |
大隈さん。政治家として総理大臣になったりもしたけど、なんといっても早稲田大学をつくった人として有名。この写真も早稲田大学にお邪魔して撮影したもの。
大学をつくって人材を育てようと思うなんて大変なことだ。その目線ははるか未来を見据えていたにちがいない。
と思ってみてみると、その視線の角度はほぼ水平のマイナス1度。さきほどの西郷どんにつづいてまたもや微妙な角度で、はやくも企画だおれの予感。
入試シーズンなので学内に立ち入り禁止だったらどうしようと思ったけど、どうやらすでに終わっていたらしい。学生はほとんどいなくて、掃除をしている人と、銅像を目の高さで撮ろうと一生懸命な人(ぼくのことです)だけがいた。
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渋沢栄一 (常盤橋公園)
未来を思う目線の角度: 約0度 |
この人はとてもかっこいい人だ。いきなりちょっとしぶい人選になったが、ぼくは彼が大好きなので一度は見ておきたかった。
明治のはじめ、まだ日本に株式会社というものがなかったころに、ヨーロッパからその仕組みを持ち込んだ。
何がかっこいいって、今のみずほ銀行とか、東京ガスとかキリンビールとかのたくさんの会社を興しておきながら、自分自身はずっとつつましい暮らしをして、その利益をむしろ社会に還元して国の発展につくしたということ。
すげえかっこいい。
まあそれはよくて、肝心の目線のほうはというと0度。あらら。あんまり見上げてない。