成績表を書いている気持ちになった
袋止めシールのデザインを愛でようとしただけなのに、見れば見るほど個性に対する思いがあふれてしまった。それぞれの良いところをたくさん書こうとした結果、成績表に評価の文章を書いている気持ちになってしまいました。袋を止めるという最も肝心な用途を見てもらえず、シールたちにとっては心外だったかもしれない。だってみんな頑張っているしかわいいからさ。これからも集めては愛で続けます。
そしてイラストに書き添えられた文章も三者三様なのです。
それぞれの特徴を「メリット」「用途」「警告」3つの有無で比べてみた表がこちらです。
|
便利でしょ |
なんのため? |
お早めに! (警告) |
|
| ローソン | |||
| セブン | ○ | ○ | |
| ファミマ | ○ | ○ |
各ポイントに着目してみると、それぞれのコンビニの個性が見えてきた。
セブンとファミマは「止められます」「繰り返し使えます」と用途やメリットを教えてくれているが、ローソンはとにかく「俺を剥がして使え!」とまっすぐである。メリット、用途、警告のどれでもない!元気タイプの勢いを感じます。まっすぐシールを指す矢印が心強いね。
そしてローソンとファミマは「何に使うか」を書いていないけど、セブンは「保存時に止められます」と用途が書かれている。優しい…。袋のイラストでシールを強調していない分の補足だろうか。「何を」とは書かれていないので「保存時に時を止められます」だったらかっこいいな。妄想ですがね。
また唯一「開封後は早めに食べなよ!」と警告してくれているのはファミマだった(縦型シールのみ)。さすがのしっかり者である。消費期限が早いパンの保管に自分が使われるということに少し不安があるのかも。責任感が強そうだし。
ローソン、ファミマ、セブンの袋止めシール三人衆が同じクラスで行動していたら、きっとセブンがひとりになってしまうタイミングがあるだろう。そんなときに私が一緒にいてあげたい。というか結局、卒業後も長く付き合いがあるのはセブンの袋止めシールだと思う。ほかの二人はなんだかんだ卒業したら連絡取らなくなっちゃいそうだし…。まあ袋を止めるためのシールにすぎないんですけどね。
それぞれが持つ個性を(完全に偏見で)まとめてみました。
![]()
これらのシールをベースに、別途「新商品」や「おすすめ」シールを兼任しているデザインもあった!現時点でのコレクションをお披露目します。
重ねて貼ってあるわけではなく、赤い部分も一枚になっている。重ね貼り風でオシャレ!どうやら「新発売」が貼られる時期は短いらしく、「新発売」だった商品もすぐに「おすすめ」に切り替わっていた。
ちなみにこれらの赤い部分は独立したシールとしても出回っていて、それはそれで集めています。
そしてファミマとローソンの新発売バージョンは横に長い。
形は四角のまま、横に伸びている。横幅は7cm弱、私の人差し指の付け根から指先までと同じだった。結構大きくて、シールにしては大ボリュームである。これは嬉しい!
こちらもファミマと同じ大きさだが、黄色が入ってよりパキッとしている。
そしてこの黄色い「新発売」も独立したシールとして使われている。以前地域のお祭りイベントを手伝ったとき「関係者に届いた大量の差し入れおにぎりすべてにこのシールがついている」という超ラッキーな機会に恵まれ、みんなに配りながらシールだけすべて奪い取った。
紹介したコンビニ以外の店舗で売られているパンにも袋止めシールがついていた。普段使わない店なのでコレクションは少ないが、かなり個性的だったのでまとめて紹介させてください。
ミニストップは名前が「再封シール」だった。そして珍しくため口である。フレンドリー!とめられるよ!と言われたら元気に「ありがとう!」と返すほかなかろう。
左上の「便利!」からもとめどなく自信があふれている。パンをおすすめするでもなく、自分の便利さを全面にアピール。そうこなくっちゃ!
New Daysは小ぶりでシックな色合い。袋をギリギリ止められるくらいの大きさで若干の心もとなさはあるが、落ち着いた雰囲気と文章で安心感を与えてくれる。それでいて袋のイラストではピピッとシールが強調されていて遊び心もある!落ち着いた大人が見せるつかの間の笑顔みたいな嬉しさがありますね。
コンビニではなくスーパーから来た異色のシール。イラストもコピーもない、今までの中で最もシンプルなデザインだ。上下がトランプみたいに反転していてオシャレ!上下を入れ替えて貼るとパッケージによっては見え方が変わるのだろうか。このパッケージは赤が上の方が目立つ!とか。周りに流されずこの個性をいつまでも貫いてほしいです。
袋止めシールのデザインを愛でようとしただけなのに、見れば見るほど個性に対する思いがあふれてしまった。それぞれの良いところをたくさん書こうとした結果、成績表に評価の文章を書いている気持ちになってしまいました。袋を止めるという最も肝心な用途を見てもらえず、シールたちにとっては心外だったかもしれない。だってみんな頑張っているしかわいいからさ。これからも集めては愛で続けます。
| <もどる | ▽デイリーポータルZトップへ | |
| ▲デイリーポータルZトップへ |