派手なシャツの例
募集にあたって、派手なシャツを持っていそうなデイリーポータルZの関係者に声をかけたらたくさん集まった。「派手」にも個性があっておもしろい。
このシャツを着ると近くの人が「ル・ぽ・す・コ?」「ぽっクル?」などと声に出して読みます。「はやしゆうじ」って書いてあるのかと聞かれたことがありますが、そうだったらよかったのにと心から思いました。
この手のシャツを着てちょっとポーズを取ると「悩みがないのが悩みです」みたいな写真になりますね。
確かに悩みがないように見える。実際にいくらか軽減されるんだろう。派手なシャツには強い酒みたいな効果がある。
"ザ・馬鹿が着るシャツ"というインパクトの強さが良くて購入しました。年に2〜3回しか着る機会が無いし、そもそもこの柄に流行もへったくれもないので、結果として長持ちしてますね。
そう、派手なシャツには流行がない。着て堂々としているだけで「そういう人」になれる。
特攻服です。いつも撮影の初日に着ていきます。「特攻服着てる監督だから、へんなお芝居要求してきても、これが正解なのだろう」と役者さんに思ってもらえたらなと、煙に巻く服です。鎧です。
西垣さんは映画の監督もやっている。狙い通り、言う事聞くしかないな、と思うだろう。具体的な効果がある派手さというのもあるんだ。
こんな感じで
自分の思う「派手」で構いません。気に入ってる派手な服や、奥で眠っている派手な服を簡単なエピソードと一緒に見せてください。
まだ続くぜ
関係者の派手なシャツがたくさん集まったので、まだまだ紹介します。
アロハシャツです。南国感がまるでないイラストが気に入ってます。電車の背後の人がぼーっとシャツの模様を見ているのを発見すると嬉しくなります。
何枚かのチェック柄のシャツを一枚のシャツにリメイクして、さらに絞り染めで染めたシャツです。こういうウルトラ怪獣がいそうで気に入っています。
小さいドクロが集まって大きなドクロになっています。スイミーのお話を彷彿とさせるかわいさです。
「小さいドクロが集まって大きなドクロになっています」と突然言われる。派手なシャツにはこういう理不尽さがあって良い。
文房具ライターをアピールするためのシャツのひとつ。手芸洋品店でハサミ型ボタンを見つけたので交換したんですが、アホほど脱ぎ着しにくくなりました。
アレンジするっていうパターンもある。
寅年に着ようと思ってZARAで買ったシャツです。職場に着て行ったら「交尾してる風に見える」と若干ざわつきを生んでいました。動物園に行くときは大体着ており、トラ好きと思われてかなりサービスしてもらったことがあります。
確かにドキッとしたけど、よく見ると全然交尾じゃない。派手な柄に意味なんか求めちゃいけない。
イカの色素胞っぽいと思って買いましたが、買ったことを忘れ、2年ほど放置していました。先週発見し、着たのはまだ2回です。今後は水族館に行くときに着ようと思います。
買った理由が独特…! 柄じゃなく、全体の色合いが派手というパターンでとても良いです。
絵本作家の佐々木マキさんの絵のシャツです。「佐々木マキさんだ!」と思って衝動的に買いましたが、よく見たら派手でした。気に入ってよく着ています。
以上!
派手なシャツ。やっぱり意味もなく元気が出てくる。着るレッドブルだ。
心当たりがあったら是非見せてください。