1.好きな食べ物を寄せ書き
寄せ書きになさそうなお題の色紙を6枚用意してきた。
「寄せ書きをしましょう!」と言って色紙を渡す。「どうしよっかなー」「パッと出てこないものですね」という反応。そう、寄せ書きの最初って様子見しますよね。
でも今回は4人で一言ずつだと色紙が埋まらないので、埋まるまでたくさん書いてもらう。どんどんいきましょう。
このつかみどころの無さにゾクゾクした。お題自体の自由度が高くてふわふわしているからだ。卒業アルバムの最後のページにあった白紙を思い出した。みんなちゃんと書くことに飽きて、意味のない絵や文字で埋めていたな。ああいうのがしたい。
「アイスの実ってある時期から突然おいしくなりませんでした?」とか「ドラもっちってなんでしたっけ?」などとしゃべりながら、20分ほどで色紙が埋まった。
迂闊に書いた言葉が並んでいる。情報としては薄いが、手書きの文字と色とイラストで、ずっと眺めてしまう魅力が出ている。
1枚目で確信できた。寄せ書き、別れの言葉とかじゃなくても楽しいぞ。
【好きな食べ物を寄せ書き】
- とても寄せ書きに向いている
- イラストも描きやすくて楽しい
- 人の好きな食べ物が手書きで書いてある色紙、しみじみ見てしまう魅力がある
2.飲み会の出欠を寄せ書き
「行く」「行かない」という文字がずらずら並ぶかと思ったが、こういう時の返事のパターンがたくさん出た。
「みんなと違うこと書きたい」という気持ちにさせるのが寄せ書きなのかもしれない。幹事のことを気にせず出欠の返事をするのは楽しかった。
【飲み会の出欠を寄せ書き】
- 無責任に出欠の返事をするのは楽しい
- でも本当の出欠で使った時「欠席」って書きにくい雰囲気が色紙に出ていたらすごく嫌だな
3.悩み相談を寄せ書き
軽薄な答えがたくさん出る。答えていないのも多い。無責任な回答で色紙が賑やかになっていくのはなんだか不気味だった。
相談者がこれを見たらなんて思うだろう。回答の数に圧倒されて悩みがどうでもよくなっちゃうような奇跡を祈るしかない。
【悩み相談を寄せ書き】
- 真剣に書きづらいので、悩み相談には向かないかも
- でもとにかく回答の数だけは出るので、そういう悩みがあれば合うかもしれない