ようやく地吹雪トレッキング
2ページを費やしてようやく地吹雪体験に突入する。
まずは観光物産館で長靴とモンペを借りる。モンペは中綿になっていて大変暖かい。
ガイドのかたについていって地吹雪スポット(そういう場所があるのだ)まで歩く。さすが地元の人は雪道でもさくさく歩く。僕は慣れない雪道でついて行くのが精一杯である。はやくも汗ばんでしまった。津軽の冬は厳しいが、それにもまさる僕の汗っかきよ。
途中通りかかった公園で地元のお祭りが開催されており、小さな雪像が展示されていた。しかし雪像ができたあとにまた雪が積もっていたためにどれも抽象度の高い像になっていた。
テレビで見るさっぽろ雪祭りの雪像はキラキラしてて人工的だけど、こっちのうっすら雪が積もっている雪像はネイティブというか、荒々しくてリアルだ。寒さがよく伝わる。
しかも像のもとになったキャラクターの著作権的なことを気にせず載せられるので大変助かる。
角巻が超あついです
うかれて売店の写真を撮っている場合ではなかった。もうすぐメインの地吹雪スポットだ。その手前で地吹雪トレッキングの目玉、かんじきと角巻を貸してもらう。
角巻は知らなかったが実物を見たら分かった。頭からかぶる布だ。民話の挿絵に出てくる女の子がよく巻いてる。
厚手のしっかりとした布で小さい毛布といった感じである。頭からかぶってみると…暑い。暖かいじゃなくて、暑いよ、これ。ここまでにすでに汗ばんでいたというのもあるが、これまで着たどんな防寒着よりも暖かい。伝統すげえ。
下駄はいた人がハイテクスニーカーをぶっちぎってしまったようなものである。汗で前髪ぺったりだ。