地元民も寄っちゃうEXPASA浜名湖
景色がよく、さまざまなグルメが楽しめるEXPASA浜名湖。
浜松市民のわたしからすると、東名高速道路に乗ってすぐ、もしくは降りるすぐ手前にあるサービスエリアにあたるが、その施設の素晴らしさから毎度つい寄ってしまう。
『ラーメン・餃子館』でなく『餃子・ラーメン館』と餃子を先に持ってくるあたり、浜松のプライドを感じさせる。
ちなみに、スタバやサーティーワンが入っているところも得点が高い。
そして見てください、この絶景!!!
思わずテレビのリポーター口調で紹介してしまうくらい、素晴らしい景色が望める。
この景色のためだけに立ち寄っても損はない。
トイレ?あぁ、トイレはまだいいかな〜…という人も、寄ろう!
そんなEXPASA浜名湖を散策していると、お土産コーナーでこれまで見たことのないものが目に入った。
うなぎは血に毒があるため、きちんとした処理技術を持った店でない限り、生ではなかなか食べられないと聞いたことがある。
わたしもうなぎが大好きで、蒲焼や白焼きはもちろん、写真右手の『うな飯』(ぼくめし)も何度も食べた。
ぼくめしは好きすぎて、記事にもした→うなぎ屋のまかない食べ歩き
しかし、うなぎの刺身を食べる機会は一度もなかった。
浜松市内でうなぎの刺身を出している店があると聞いたことはあるが、まさかサービスエリアでお土産として売られているとは…
金額を二度見したが、その珍しさに即買いした。
自宅にてうなぎの刺身、開封
金額にビビって…いや、我が家には大人が2人しかいないので、ハーフサイズを購入した。
通常サイズが35gで5,400円、ハーフサイズが18gで2,700円。
ふだんスーパーで100gあたりの肉の値段を見ては考え、見ては考えしている人間がよく購入に踏み切ったものだ。
1切れ持ち上げたら、とても薄かった。透き通って向こう側が見えるくらい薄かった。
フグの刺身より薄い、と例えをメモしていたが、よくよく考えたらフグの刺身もそんなに食べたことがなかった。知ったかぶった。
一番感じたのはコリコリした食感。臭みはまったくない。
はじめはポン酢の味に押され、どれがうなぎの味か若干さまよったが、噛んでいると独特な旨味があとから一気に押し寄せた。
ほかの刺身では感じたことのない旨味。わたしにはパンチのある旨味に感じられた。
これがうなぎの刺身か。間違いなく、初めて食べる味だった。
珍しさと金額も相まって、肩に力が入った夕食となった。
なかなか手が出づらいお値段だが、しゃぶしゃぶにも向いているようなので、ビンゴ5で4等以上が当たったらまた試したい。