デジタルリマスター 2024年3月2日

“アヒル口”養成ギプス (デジタルリマスター)

あくまで型

石粉粘土という、水を加えて練る粘土で、まず元となるくちばし型を作る。なぜかは後で説明する。
水を加えて練るのは紙粘土に似ているが、乾いたら紙粘土より固くなり、その後はなめらかで成型しやすい。

でも粘土細工が苦手な上、「くちばし」は非常に単純な形なので、やりにくい。中華の腕を見極めるのにチャーハン作らせるだろう、あの「チャーハン」が「くちばし」にあたるのだ。

くちばし成型で手間取っているのにチャーハンの話なんか出してきちゃって、もっとまとまらなくなった。先を急ごう。

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画像検索でさまざまな角度から検証するも、いまひとつよくわからないのがくちばしというやつ。
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激烈な太陽の下で乾燥させる。鳥が間違えて持っていかないだろうか、「あ、オレの!」って。
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乾いたので、削れるものはどんどん使って仕上げていく。
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ヤスリというヤスリをどんどん使ってヤスっていく。
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できたっぽい。こういう実力作業に、ラフは無力でした。
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本番は「プラ板」なのです。

ここで説明しますと、プラ板を切って熱して、この型にギューッと押し付けるのだ。それを2枚作ってネジ留めすることによって、「上くちびるを挟む」何かが、いやアヒル口養成ギプスが作れるのだ!

お気づきかと思うが、もう既に「世間で受けてるアヒル口」とは無関係な記事になっている。

⏩ 次ページに続きます

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