2日目の1軒目、とうふの比嘉
二日目は朝8時にとうふの比嘉という店でスケラッコさんとしょせんさんと待ち合わせて、朝食を食べることに。意外と二日酔いにはなっていない。
ゆし豆腐と呼ばれるふわふわの豆腐が看板メニューだそうで、街中にある宿から徒歩20分程度の場所にあるのだが、向かっている途中シードー線という道路を越えると急にのどかな景色になって驚いた。この先に豆腐屋さんがあるとはまったく思えない。
注文したセットのゆし豆腐はミニサイズだったが、それでも結構な大きさだった。十分満足だったが、もっと体に取り入れたくなる。
メニューの一番下に泡盛の文字があり、「このおいしい豆乳で泡盛を割りたい!」という欲望が全員の毛穴から溢れ出たが、さすがに我慢しておく。私がまだ知らない石垣島の一面に触れられて大変満足だ。
2日目の2軒目、知念商会
朝食後は明日おこなわれる製麺ワークショップの会場となるあまくま座(映画館)で諸々の準備を真面目にした後、夜に行われる前夜祭の買い出しの途中で知念商会へ。
ここはテレビで何度か見たことがある店で、鶏のササミフライとおにぎりを一緒に食べるオニササが大人気らしい。なんでもすぐ近くにある高校の生徒が始めたのだとか。
「こんなのおいしい訳が……めっちゃうまい!」
名物と言いつつも、その組み合わせなら予想通りの味だろうなと思いきや、いざ食べてみるとびっくりするくらいおいしく、作る工程も手に伝わってくる感覚が変ですごく楽しかった。さぬきうどんもそうだが、こういった癖のあるセルフサービスは大好きだ。
今度コンビニにビニール袋を持ち込んで、ホットスナック(ファミチキとか)とおにぎりを組み合わせてみようかな。
2日目の3軒目、石垣島のごちそうを集めた前夜祭
詳しいのは酒だけではない泡さんの案内で、牛肉屋、豚肉屋、マグロ屋、豆腐屋、総菜屋、産直市場、大小スーパー数軒を回り、石垣島中から集めた最高のごちそうを料理して食べる前夜祭がすごかった。
私は旅先で「食べたい欲」と同じくらい「調理したい欲」があるので、こういった買い物ができて台所が使えて食べてくれる人もいる会に参加できるのは本当にうれしい。
まさに最高の前夜祭だったのだが、楽しすぎて打ち上げっぽい空気になってしまい、イベントを主催する佐藤さんが「まだ何も始まっていませんから!」と諫めていた。
泡さんと佐藤さんの友人のお姉さんが運営している古民家を利用した会場もまた最高で、このままここに泊まりたいくらいだった。
3日目の1軒目、製麺ワークショップからの迷亭
お昼ご飯に食べられるようにという理由で、朝10時半からスタートした製麺ワークショップを無事終えて、宿でひと眠りしてから初日の打ち上げへ。
あまくま文化祭は明日がメインであり、今日はこのワークショップだけ。第一回目ということもあり、(酒を飲む)ゆとりのあるスケジュールなのだ。
本日のお店も泡さんセレクトで迷亭へ。その店名を聞いて、しばらく酩酊だと勘違いしていた。島の食材を伝統的な郷土料理とはちょっと違う角度から楽しませてくれるお気に入りの店だとか。
ピパーツの葉っぱを食べて感激していたら、佐藤さんが「あとで封筒に入れて送りましょうか」と言ってくれて、「封筒の中身が葉っぱ。タヌキからの手紙みたいだ」と盛り上がる。石垣島の酒場でしか生まれないエピソード。
製麺ワークショップを無事終えたこともあり、個人的には開放感に溢れる打ち上げの気分だったが、明日こそがイベントの本番なのである。
3日目の2軒目、十九番
それでは明日もがんばりましょうといいつつ、軽くもう一軒いってしまうのが石垣島の怖いところ。いや、石垣島は悪くない。
十八番街という歴史ある飲み屋街の、十九番という店で愛想がいいことで評判の猫に私だけ冷たくされるというプレイを楽しみながら、泡盛のさんぴん茶(ジャスミン茶のこと)割をいただく。
さすがに私はここで帰ったのだが、何人かはこの後また飲みに行ったという話を後から聞いて驚いた。みんな元気だな。


