デジタルリマスター 2024年1月16日

デンタルリンス、クチュクチュ比べ 2010(デジタルリマスター)

歯を磨いた後や寝る前などに口をゆすぐデンタルリンス。
薬局などに行くと驚くほど多くのデンタルリンスが棚に並んでいる。

僕は元来歯医者が嫌いで、虫歯になる可能性が減るのならばとデンタルリンスを愛用している。

しかし、毎回使うデンタルリンスが決まっているわけではない。その時々でお店に出向き気が向いた物を購入している。

そろそろ「味」を比べておきたいと思う。

2010年5月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

前の記事:無料の動物園めぐり(デジタルリマスター)

> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

デンタルリンスのいろいろ

デンタルリンスにもいろいろある。味はもちろんだけれど、僕としてはアルコールタイプとノンアルコールタイプが重要だと思う。アルコールタイプは口に入れた時、刺激が強く、ノンアルコールタイプはその逆で刺激が弱い。

002_photos_v2_x2.jpg
2通りあるんです

僕はすべてに置いてなるたけ平穏に過ごしたいと思っている。刺激などいら無いのだ。デンタルリンスも例外ではない。そこで今回のクチュクチュ比べではノンアルコールタイプのデンタルリンスを比べることにした。また味は「ミント」に絞った。

003_photos_v2_x2.jpg
この7本を比べます(1本はアルコールタイプだけれど)
いったん広告です

ガム・デンタルリンス

004_photos_v2_x2.jpg
シャンパングラスに入れてみました

サンスターから出ている「ガム・デンタルリンス」。液体は透明で匂いは当たり前だけれど歯医者さんの匂いがする。緊張感をもたらす匂いだ。そのおかげで絶大な効き目がある気がする。

005_photos_v2_x2.jpg
テイスティング

シャレたグラスで飲んでいるが中身はガム・デンタルリンスである。ミント特有のスースーがジワジワと広がってくるのが特徴だ。甘みもあり吐き出すのが惜しい。口当たりも優しいので何回でもクチュクチュとしてしまう。しかし、説明を読むと20秒ほどクチュクチュすれば十分だそうだ。

006_photos_v2_x2.jpg
評価はポーズであらわします

今回は評価をポーズであらわす事にした。そっちの方が分かりやすいと思ったのだが、いま写真を見るとそうでもない。だから、説明するとこのポーズの場合、腕のあたりが「まろやかさ」、右足が「爽快感」をあらわしている。

いったん広告です

クリアクリーン

007_photos_v2_x2.jpg
家族で使えると書いてある

花王が出している「クリアクリーン」。パッケージには家族で使えると書いてある。そのため同じミント味でも先のガムよりミント度は弱い。しかし、匂いのミント度は高く、鼻づまりも治る気がするほどだ。

008_photos_v2_x2.jpg
匂いがいい

こちらも液体自体は透明なので、先のガムと違いが無いが、味も匂いも全然違うので、こうも違うのかと驚く。クチュクチュとするとこちらは軽快なステップを踏むような爽快感があった。

009_photos_v2_x2.jpg
評価:軽快なステップ

評価は軽やかなステップである。春のこの時期に出会えてよかったと思える一本だ。うららかな陽だまりに軽やかなステップはよく似合う。

いったん広告です

Ora2(オーラツー)

010_photos_v2_x2.jpg
地主イチオシです

サンスターが出している「Ora2」。ガムと同じメーカーだけれど全然味が違う。結論を言ってしまえば今回のクチュクチュ比べで僕が一番好きな「味」だった。そういえば、このクチュクチュ比べは「味」だけを調べていて洗浄力などは無視している。

011_photos_v2_x2.jpg
うまい!

ボトルは青色なのに液体は透明だ。味を地域であらわすとアイダホよりニューヨークという感じ。高級感のある甘みがするのだ。また口に含みクチュクチュとした瞬間にキャリアウーマンという言葉が頭に浮かんだ。女性が好みそうな味だった。

012_photos_v2_x2.jpg
評価:キャリアウーマン
いったん広告です

ピュオーラ

013_photos_v2_x2.jpg
匂いからして洗浄力がありそう

花王が出している「ピュオーラ」。ミントの匂いが強く口に含む前から爽快感を感じることができる。後味も強くミントが残るのでお口の中が心地よく、空気がいい田舎にいるみたいだ。

014_photos_v2_x2.jpg
お~ミント

味の方はきなこのような素朴な甘みがする。口内を洗浄しているのに甘みを感じられるというのは、甘いものが好きな僕としては得をした気分だ。また肩に塗ったら肩こりとかも治るのではないかと思ってしまう爽快感が素晴らしい。

015_photos_v2_x2.jpg
評価:サロンパスのかわりにもなりそう
いったん広告です

モンダミン

016_photos_v2_x2.jpg
懐かしい!

アース製薬が出している「モンダミン」。僕の中の元祖デンタルリンスはまさにこのモンダミンだ。どこか懐かしく感じるのだ。中学生の頃、興味本位で使っていた。

017_photos_v2_x2.jpg
昔使っていた~

苦味を感じるのだが、別に苦痛を感じる程ではもちろん無く、ほろ苦く感じる。もし僕が中学生時代に初キッスを体験していたらきっと初キッスの味は「モンダミン」だったのではないかと思う。実際僕の初キッスは20歳くらいだと思うけれど。しかも60代の男性とだったけれど(イソジンの味がした)。

018_photos_v2_x2.jpg
評価:初キッス

デンターシステマEX

019_photos_v2_x2.jpg
マジメな感じ

ライオンが出している「デンターシステマEX」。パッケージも味も匂いもマジメな印象を受けた。このデンタルリンスは、僕に観光地などにあるビジターセンターを彷彿させた。

020_photos_v2_x2.jpg
マジメですな

ミントの味はするけれど、スースー感はあまり無く、何事も平穏に生きて行きたいという僕のニーズにはピッタリと来るデンタルリンスだった。しかし未来的な味がする。クチュクチュとしながら宇宙旅行が可能になった未来が頭に浮かんだ。

021_photos_v2_x2.jpg
評価:未来なのでロボット

LISTERINE

022_photos_v2_x2.jpg
強力です

ジョンソン・エンド・ジョンソンが出している「LISTERINE」。今回チョイスしたデンタルリンスの中で唯一例外のアルコールが含まれているものだ。匂いからして強力。花粉症の時期に使えば気持ちがよさそうだ。

023_photos_v2_x2.jpg
う~ん強烈!

僕が一番避けてきている平穏ではない世界が口の中に入れた瞬間に広がった。口の中でかなりの規模のデモが行われている感じだ。今までのデンタルリンスが平和な世界だとすれば、このデンタルリンスは帝国軍と反乱軍の戦いの最中だ。

024_photos_v2_x2.jpg
評価:爆発!

デンタルリンスソムリエになりたい

5月のある晴れた日の午後の公園でデンタルリンス、クチュクチュ比べをした。どのデンタルリンスもクチュクチュ後の口の中は、僕の目の前に広がっている青い芝生のような心地よさが広がっていた。それぞれ全く味が異なるのも面白い。そのうちデンタルリンスソムリエになりたいと思う。今回は刺激が弱いノンアルコールタイプを比べたが、いつか刺激を求めたくなったらアルコールタイプも比べてみようと思う。

025_photos_v2_x2.jpg
のどかな午後でした

 

▽デイリーポータルZトップへ

banner.jpg

 

デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」がとどきます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ