デジタルリマスター 2024年6月25日

現代の魚肉ソーセージを作る(デジタルリマスター)

久しぶりに買ってみる

ところで、本家のギョニソーは今、どうしているのだろうか。訪ねてみることにした。

複数のスーパーに行ってみたが、ふつうのハム・ソーセージの売り場はすぐに見つかるのに、ギョニソーは少々迷う。ハムやらは肉売り場の横を見れば必ずそこにあるが、ギョニソーは魚売り場の横に・・・ない。

あるのはカマボコや、つみればかり、と思ったら、冷蔵の範囲外、つまり通路の部分に箱積みされていた。冷蔵の必要、全くなし。

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身をやつしておられた

しかも必ず「5本+1本 増量」となっている。こんなにいらない。

私が子供のころは、商品にもう少しバリエーションがあったような気がするが、メーカーはどのスーパーも1社分しか置いていない。

寂寥の思いでカゴに入れる。

家に帰って、さっそくあけてみる。その外皮はオレンジ色のシースルーではなくなり、透明なビニールに包まれていて、むくとなんだかしっとり感がある。むいたビニールには前よりたくさん中身がくっついてくる気がする。

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オレンジの衣装ではなくなっていた
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こんなにビニールにくっついたっけか?あとで舐め取る楽しみはあるものの・・・

こんなにしっとりしていたか?もっとパサついてなかっただろうか。

本体の色もおとなしめだ。もっとどピンクだったような・・・と、包装紙を見ると、

【原材料】
魚肉(いとより、ほっけ)、結着材料(植物性たん白、でん粉、ゼラチン) 豚脂肪、食塩、砂糖、香辛料、調味料(アミノ酸等)、貝カルシウム、赤色106号

もっとクスリっぽい名前が並んでいたような記憶があるが、かなり表記が穏やかになっている気がする。赤色106号を見てちょっとホッとしたりして。

あまつさえ、「保存料・発色剤は使用しておりません」ときた。時代はギョニソーさえもひそかに変えていく。

さて、あとは一気に完成させよう。

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さてこれからがお楽しみである

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