無地のサインポールを調達
ネットで中古のサインポールを探してみた。いくつか見つかったのだが、どれも高い。一番安い物でも5万円以上する。それはとても無理だ。しかも、全て理髪店で使用していたものなので、赤、青、白のラインが入ってしまっている。そのラインを一度消して、コンビニのラインを入れる。考えただけでも相当な手間だ。
更に検索を進めると、丁度いいサインポールを1つ見つけた。
「α-1マルチサイン」という商品で、回転する部分が無地なのだ。大阪の会社だったので早速電話で問い合わせてみた。
「α-1マルチサインの在庫はありますか?」
無地の在庫は無いらしく、制作に2、3日かかるという。
それでも良いので是非送って下さい、とお願いして電話を切った。
それから3日後、事務所に「α-1マルチサイン」が届いた。
高さ55センチと小ぶりなので、壁面に取り付けることも出来るし、底板を付ければ据え置きタイプにもなる。
理理髪店の看板は1分間に113回転するらしい。電話で注文した際、「回転数はどうしますか?」と聞かれたので、理髪店と同じ回転数でお願いしておいた。モーターを変更すれば、回転数も調節出来るという。ちなみに理髪店用の回転はマロリーメーターというモーターを使用している。
アクリル製の外ケースを取り外すと、無地の回転筒がむき出しの状態になる。
ここに、コンビニ看板のラインを貼り付けていくわけだ。
そして、その作業中に、僕は人差し指を切ることになる。