超初歩的おさらい
佐伯:着きました!後半はやや遠回りしましたが…。
今和泉:最後の方は少し迷ってましたけど、概ねすんなり行けましたね。
では、あそこにある地図を見ながら振り返りをしましょうか。
今和泉:ちなみにこの地図って、北が上とは限らないんですよ。
一同:そうなんですか?!
今和泉:この地図では、北ではなく現在地の前方向が上になっています。
佐伯:わたしと同じ考え方の地図だ。
今和泉:さっき佐伯さんは最初ここを通って、ここで迷って、ここら辺でうろうろしてましたね。
佐伯:すごい。GPSくらい道筋を把握してる…。
林:佐伯さんが参考にしたGoogleが示す道を見せてもらっていいですか?

林:あ、意外とシンプルですね。
今和泉:そう、これ一見シンプルに見えるんですけど…ズームすると意外と複雑なんです。十字路とは言えない四差路や、斜めの道が重なるような交差点は迷いやすいんです。
林:本当だ。
今和泉:こういうケースは結構多いので要注意です。地図は引きで見た後、ズームして見ましょう。
ポイント①:地図は引きだけでなくズームして確認 |
今和泉:あと、佐伯さんが見ていたGoogleマップのルートを正しく辿ると、本当は階段を通るみたいですね。
佐伯:階段なんてありました?!完全に見逃してました。まさか階段を使わせるとは…。
今和泉:階段マークもGoogleマップに書いてありますよ。
佐伯:すごすぎる。
今和泉:そういえば…佐伯さんは最初にGoogleマップに示された青いルートを見てましたけど、別ルートもありませんでしたか?
佐伯:あったような…あ、ありましたね。灰色の…。
今和泉:実はこれ、灰色のルートの所要時間を押すと青色に変わるんです。
佐伯:ワッ!すご!知らなかった!
今和泉:Googleに複数のルートを提案された場合は、ぜひ比較してみてください。
ポイント②:たどり着きやすいルートを選ぶ |
マップは一度ズームする、ルートが複数ある時は比較する…。
おそらく今和泉さんはブラタモリに解説者として出演できるくらいめちゃくちゃ地理に詳しい人なのですが、この日は我々地図音痴の目線に合わせてめちゃくちゃ初歩的なことを教えてくださいました。ありがたい限りですね。
地図アプリはGoogleマップ以外にも
佐伯:ちなみに今和泉さんは地図を使い分けているんですか?
今和泉:はい。色々見てます。
佐伯:おすすめはありますか?
今和泉:ルートを検索するのはGoogleマップ、地図としてはマピオンがオススメです。

佐伯:マピオンって初めて聞きました。
今和泉:マピオンは施設が色別で表示されているのがいいところです。
例えば、マピオン上では、オレンジ色=商業施設なんです。だから、お店で時間を過ごすならオレンジ色が多い方に行けばいいとか、そういうことがなんとなくわかります。このように施設ごとに色分けがされていて、見た目の情報量が多いという点で、紙地図に近いですね。
一同:へー!

今和泉:あと、駅の出口がハッキリ書いてあるのもマピオンの利点です。
佐伯:それは助かりますね!
今和泉:ただ、キーワード検索の性能はちょっと劣るかな…。でも、地図として見る分にはカラフルだし頼りになります。
佐伯:場面によって使い分ける感じでしょうか。
今和泉:そうですね。わたしはGoogleマップとマピオンを半々で見てます。あとはYahoo!マップも見ます。Googleマップとマピオンの間にあるのがYahoo!マップですね。
佐伯:Yahoo!マップはGoogleマップよりも紙地図感がありますね。
今和泉:Yahoo!って、いかにもネットの会社なんですけど、Yahoo!マップはもともとアルプス社という名古屋の地図会社を吸収しているんです。その影響がもともと濃かったんですが、ネット地図に寄ったり、少し紙地図に寄ったりと、雰囲気は揺れています。
佐伯:だから紙地図的要素も踏襲されている、と。
今和泉:そうなんです。Yahoo!マップは検索性も良いですし、パッと見ただけで細かい情報を把握しやすいのも特徴ですね。
ポイント③:Googleマップ以外の地図アプリも使い分ける |