左利きチャレンジは、手の動きだけの話じゃなかった。感覚のスイッチングが難しかしくて脳が異様に疲れる。
コートのボタンを留めるのにさえ戸惑うのだ。きっと脳内ではインパルス走りまくりだろう。
コートのボタンぐらいならいいけれど、せめて焼き肉は今後も変わらず右手を使って生きていこうと思います。すき焼きとか、カニ鍋とかも。
デイリーポータル関係者の皆さんに同行をお願いし、勇んで焼き肉屋へやってきた。
もちろん私以外は利き手で箸を持っていただく。ただでさえ焼き肉の場は焼いた肉と肉を奪い合う、いわば戦場だ。訓練を積んだとはいえ、つたない私の左利きの箸さばきが、並みいる利き手使用者達の動きについていけるだろうか。
しかし、そんなことも言ってられない。肉、肉が食べたいのだ。右手利用者達に負けるものか。
オーダーの「カルビ、ロース、ハラミ」の三種盛りがテーブルにサーブされた。参加者の箸が一斉に肉に伸び、そして鉄板に、オン!
かなり強力な火に焼かれ、次々と焼き上がる肉達。美味しそうな焼き色に参加者の動きはかなりスピーディーだ。
ゆっくり落ち着いてやれば確実につかむことはできるのだが、スピードについていけない。焦って力んでしまい、せっかく掴んだ肉も落とす始末。
どうやら左利きの私は、練習ではできても本番で本領が発揮できないタイプらしい。
私のために遠慮して皆さんが残してくれた肉も、まごまごやっているうちにこがしてしまった。
| わかったこと
・焼き肉屋は戦場だ |
素直に利き手を使って食べるみんなの姿がまぶしかった。人として、生体システムに反することをするとロクなことはないのかもしれない。
世界を左手に入れる日はまだ遠い。
左利きチャレンジは、手の動きだけの話じゃなかった。感覚のスイッチングが難しかしくて脳が異様に疲れる。
コートのボタンを留めるのにさえ戸惑うのだ。きっと脳内ではインパルス走りまくりだろう。
コートのボタンぐらいならいいけれど、せめて焼き肉は今後も変わらず右手を使って生きていこうと思います。すき焼きとか、カニ鍋とかも。
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