左利きの私 VS 右利きの私
ここでここまで訓練して育ててきた左利き人格、オリジナル人格の右利きと対決だ。
圧倒的に右手の方が有利にも見えるが、元来ボウリングは得意でない私。かなりの接戦となった。
右利きの私はいつも通りに順調な下手さ加減を発揮し、2,3本と少ない本数でコツコツとアベレージを積み立てる。
対する新人左利きの私は、踏切の足が定まらずガーターを連発するものの、奇妙なコースでストライクをゲットしたりと荒削りだが要所要所での投球が光った。
結果、アベレージは右利き「73」左利き「53」。
左利き、あと一歩及ばず! しかし生まれて初めてボウリングをやったときの右手に比べればかなりの善戦とも言える。
しかも、右手と左手をパカパカ交換しながら投げるうちに、左右反転の感覚の切り替えがだいぶ上手くいくようになってきたのだ。思わぬ効果がここで出た。
あと少しだ。あと少しで右の世界と左の世界が繋がる。
最後の訓練、 行き先は焼き肉屋。
文字通りのハングリー精神を糧にして、左手での箸使いをマスターしたい。
尚、シューズのレンタル一足に対し2名プレイで清算したときに妙な感覚があった。ひとりのなかに2人いる。
わかったこと
・右利きの私はボウリングが下手だ |