| こってり系 |
・チェルシースカッチミックス（明治製菓株式会社）
チェルシーと聞くと、甘くてこってりした飴というイメージがあったが、 意外とそれほど甘くもなく、むしろさっぱりした味わい。甘さよりもヨーグルトの酸味の方を強く感じるほど。硬さもちょうど良いくらいで、少し力を入れると綺麗に砕けてくれる。飴噛みに適した良い飴だ。
・ヴェルタースオリジナル（森永製菓株式会社）
おじいさんがくれた初めてのキャンディー、ヴェルダースオリジナル。私のおじいさんがくれた初めてのキャンディーはカンロ飴だったのだが、まぁ、そんなことはどうでも良い。
このヴェルダースオリジナルはバターこってり系の濃厚な味わい。しかし、噛むたびにサラサラと砕けていく食感は他の飴に無く、なかなか気持ち良い。ただ、やはり濃いので後味が強く、ツバを飲み込むと喉にくる。
それでも孫ができたらこの飴をあげることでしょう。なぜなら彼もまた特別な存在だからです。まぁ、私はカンロ飴あげるけど。
・バターボール（大一製菓株式会社）
こんな名前のK-1ファイターがいたっけな。いや、あれはバタービーンか。大粒だがそれほど硬くはなく、噛みやすい。ボリボリいける。 バターの具合もちょうど良く、ヨーグルトっぽい風味もあるため思ったほど濃くは感じない。チェルシーの塩味を少し強くしたような感じか。
うまい飴なのではあるが、いかんせん濃い飴が続いているのでお腹一杯になってきた。
・レーズンinバター（カンロ株式会社）
外側がハードキャンディ、中がソフトキャンディというタイプの飴。 なので必然的にもろく、柔らかい。外側の飴だけだとバターが強く、中のレーズン味のソフトキャンディと混ざることで初めてちょうど良い味になる。
しかし、これは噛むことを前提に設計された飴、つまり初めから噛むための飴であって、飴噛みの飴ではないように感じる。どうでも良いこだわりだが。
・チョコ IN チョコ（サクマ製菓株式會社）
バターばかりで少々胸が焼けてきたので、味を変えてチョコレートの飴に。中にとろりとしたチョコレートが入っており、凄く柔らかい。 ちょっと甘噛みしただけでバリンと割れた。飴の部分の味、食感、そして中のチョコレート。いずれもうまい。飴とチョコを味わったその後から甘さがじわじわやってくる。さほど期待はしていなかっただけに、この味は想像以上。嬉しかった。
・バンホーテンココアキャンディ（カバヤ食品株式会社）
ココアでおなじみバンホーテンの飴。これまでの濃厚系飴はいずれも柔らかめのものばかりであったが、これはなかなかハードである。 奥歯に力を込めて噛むと、バリンと砕け、それが唾液と混じることでざらっとしたココアの味わいがやってくる。なかなかの美味だが、濃い飴が続いているのでだいぶしんどい。
・生黒飴（日進製菓株式会社）
その真っ黒な包み紙を見ただけで胃がもたれてきた。匂いをかぐと、黒砂糖そのまんまの匂いがむおっと香る。むむむ……こいつは強敵だ。気合を入れて口に放り込む。粒はでかいが意外にバリバリ噛める飴だった。しかし、やはり物凄く濃くて甘い。甘い。甘すぎる。もはや血糖値はショート寸前。今すぐやめたいの。
・こってり系 まとめ
いやはや、正直こってり系は辛かった。ここまでだいぶ飴を食べてきたが、このこってり系で血糖値は急上昇。もう、満腹中枢刺激されまくりで食欲はどんどん減退していった。
しかし、確かにいずれもうまい飴なのだ。これだけは誤解しないでもらいたい。ただ、食べた時期が悪かった。そういうことで。
このジャンルでのオススメは……意外性のあった「チョコ IN チョコ」も捨てがたいが、やはり定番の味ということで「チェルシー」を選びたいと思う。
