編集会議でおしるこを配る
デイリーポータルZではたびたび編集会議が開かれ、企画案の相談や議論が和気あいあいと行われている。人が(それも理解のあるやさしい人たちが)たくさん集まるので、缶の飲み物を配るチャンスである。
レッドブルやMonsterの無料配布といえば、やはりそのパッケージを模したでかい缶状の入れ物だ。これこそが無料配布の要であり、人々は遠くからこの入れ物を見て「お、無料配布やってんな」と気づき集まってくるのである。
そう思ったのでおしるこの缶状の入れ物を用意した。円柱状の洗濯ネットに架空のおしるこのパッケージを印刷した布を巻き、中を段ボールなどで補強したものである。
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最近「食べ物を食べておいしい!」とか、「すごい工場に行って楽しい!」のようなすなおな記事を書くことが多かったので、こういった自分がやりたいだけのことを人に見てもらうのは久しぶりだ。受け入れてもらえるかどうかすごく緊張する。
今、分かってもらえているだろうか?これを読んでいる皆さんには伝わっていますか?
おしるこの無料配布開始
一列に並んでおしるこを受け取ってもらうことにした。余談だけど無料配布の列に並ぶのってなんかほんのり気恥ずかしさがあるよな。「貰いに来てます!」って感じがして。
わ、うれしい!自社製品を配ってこんなに喜んでもらえたらそれ以上嬉しいことはない。無料配布ってもらう側だけがうれしいイベントだと思ってたけど、さては配る側も相当うれしいな?
レッドブルは配布時にプルタブを開けて渡されるので、その場で飲む必要がある。一方でMonsterはそのまま渡されるので持ち帰ることができる。おしるこはどっちの方がいいだろうか。
まあ、開けない方がいいか。「今は別に飲みたい気分じゃないな~~~」ってなりそうだし。
おしるこを背負いたい
念願かなっておしるこを配布できたが、まだやりたいことがある。レッドブルの無料配布ではこの入れ物を背負って歩いたりしているのだ。おれもこのおしるこを背負いたい。
元々が洗濯ネットなので肩にかけられそうな紐はついているのだが、背負うにはおしるこのパッケージの布を切る必要があり、怖くて外側に通せていなかったのだ。
おそるおそる布にカッターをあてていく。円柱の形状を保ったまま切るために中に荷物を詰めている。布も荷物も無事であってほしい。
あ、思ったよりも良い感じだ!キャンペーン感がさらに増して、すごく配ってくれそうな感じがする。
この状態で編集会議の部屋に入り直してみる。
いやちょっと怖いな。無料配布だからって勝手に人の部屋に入らないでほしい。しかもおしるこだし。
おしるこ配布、街に出陣
意外と形になったのでやれるところまでやりきりたい。外だ。外で配ろう。
道行く人がこちらを見る、かと思ったらそうでもない。渋谷は他人に興味がない街だから。
レッドブルとかMonsterとかはもっと、歩いているところから「無料配布かな...?」と人々が注目するもんな。出入屋のおしるこの知名度も一因だろう。今回の配布でしっかり認知を広げたい所存である。出入屋って、デイリーポータルZからもじってつけた架空の名前だけど。
ちょうどよく開けた場所があったのでここに居を構えることとした。
なお、配る相手はその辺の人ではなく、編集部やライターの皆さんである。流石にね、流石に......。
おお、室内で配ったときよりかなりリアリティが増している気がする!これだ、おれがやりたかったのはこれだったんだ。
通りすがりの人が「あれ、なにか配ってるのかな」と覗きながら通り過ぎすらした。これはかなり無料配布できているぞ。
かなり満足だ。それに結構楽しいかもしれない。
何か商品を外で配りたい方はおれに言ってください。おれ、配ります。



