今回ケーキは出てきません
これまた最近の記事でケーキを買う用事があり、そのときのケーキ箱がなんとなく気になって、捨てずにとっておいたのだ。「資料用」ってやつですね。
言ってみればただの「パッケージ用品」だ。東急ハンズなどでも、これ単体ではパッケージ用品コーナーに並んでいるだけのものであって、ファンシーな要素はこの形相からは汲み取れるものではない。
しかし、なんだろう。我らの幼い頃より脳裏に刻まれてきた、この高揚感。期待感。ワクワク感と言い換えてもいい。この箱のスキマから、善き光が漏れ出てくるのが見えるようである。もっと簡単に言うなら「開けたらケーキが出てくるんじゃないか」と思わせる力だ。
前置きは長いですが、記事は早く終わります。
さて、このケーキ箱の形そのままに、カバンを作っていきましょう。
今回は、側面まで広く開く「ガレージタイプ」の箱ではなく、上部のみ開く「ヘリポートタイプ」の箱をモデルにする。そんなタイプ名はない。私が今決めた。