特集 2024年10月15日

ボルダリングの壁をたべる

ボルダリングケーキ~面喰うよなインパクト~

完成したのがこちら、
 

うわあ!むちゃくちゃ圧のあるケーキ!!
情報量の多い、デコレーション過剰なアメリカンなケーキに。和菓子にはないすごみがあります・・・!

工夫として、右の面は90°、左の面は100°と角度に差をつけてみました。私は100°のコースは2コースしか成功できなかったので、どこか複雑な思いもあります!

実際のボルダリングジムにはもっといろんな角度の壁がある。
ちょっと小さいけど、ボルダリングしてる人のフィギアを設置

 

まもなくゴール!

サイズは全然合っていませんが、登ってる人がいるとぐっと雰囲気がでます。私の分まで頑張って登ってくれ・・・!あ・・・いつのまにか夢を託してしまっていましたね・・・。

上から見ると、もはや毒々しい

ライティングの関係で青色が強くなると、よりアメリカ度が増します・・・!

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いざ実食

ボルダリングケーキは大きめといえども、私の10分の1くらいの大きさしかありません。

上の方にあるホールドも、
登ることなくたやすく食べてしまえるのです。

おいしい・・・!想像していた通りとことんポップな味です。

しかし、

ときおり虚無に襲われる

・・・私は、ボルダリングの壁に対して、あまりにも上位の存在になってしまいました。

ふんばって登ったわけではないのに、軽く1さじでホールドを腹におさめてしまえる私・・・

現実ではボルダリングができないのに、こうやって壁を自由にむさぼる自分がわからなくなり、こんな顔になりました。

登っている人がいるのにもかかわらず、
その人が今後つかみそうなホールドを黙々と間引く私

登っている最中に、壁食いの私に出くわした選手がかわいそうでなりません。

これが壁食いの顔

壁食いは、選手を追い詰めるように次々と周りのホールドを食い荒らしていきます。

ホールド3つ4つガサっと食べる

1つ1つつかんでいくホールドを一気食い!

そして1面全食い

あのカラフルな壁はなくなり、地層が露出しています。

ケーキはおいしくて、目にも楽しいのですが、なんなんでしょうかこの罪悪感・・・。

「ボルダリングの壁を食べてハッピー♪」に着地するはずが、なんでこんな気持ちに・・・

どうやら、ボルダリング体験以前以後で私の考え方が変わってしまったようです。「甘いものをたくさん食べてる」とは全く違う、「まずはボルダリング練習しなきゃ・・・」という罪悪感です。

とりあえず、またボルダリングジムには行きます。

そして、口にしたホールドの数だけうまくなります。

ささやかなおまけ
記事に使わなかった写真

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