複雑な気持ちを抱えて・・・ケーキを作る
ボルダリングが全くできなかったショックにうちひしがれ、「なんなら私がボルダリングの壁に食べられる側なのではないか」という観念にも至りかけました。
気持ちの整理はつかないままですが、早速ボルダリングケーキを作っていきましょう。
まずは、色がついた石、ホールドを作っていきます。
ボルダリングジムで撮影した壁の写真を観察しながら、握りやすい形や、反対に難易度の高い握りにくい形をイメージして作って行きます。(その時、もちろんあの時握れなかったゴールのホールドの形もよぎりましたよ・・・)
表面がぼこぼこしたもの、つるっとしたもの、線が入って貝のようになったものなど凝って作ってみました。
緑の中央がへこんだものは、初心者コースには登場しなかったホールドです。いつか、あれを触れる日がくるのかな・・・あこがれもこめて作りました。
壁はスポンジケーキで
ホールドをつけていく壁は、
高さを確保するため、スポンジケーキを2つ用意しました。完成する前から、「え、これ完成したあと全部自分で食べるってこと?太ってさらにボルダリング下手になるんちゃうん・・・」と一抹の不安がこみあげてきました。
四層のスポンジケーキのそびえたつ感じにドキドキしてきました。
コンクリートの色のクリーム
スポンジケーキをボルダリングの壁の色に近づけるために、そしてホールドがくっつくようにするために、クリームを塗っていきます。
この壁の色味をイメージして着色料を加え、
ビニールの右上をカットし、そこに着色料を入れて封をしてもみこむ、唐揚げの下味のつけ方とほぼ同じやり方です。泡立て器&ボウル抜きで生クリームに色をつけられたことに達成感を得ました。偉大なるずぼらです。
スポンジの上にブワーっとしぼっていき、
たまさかの左官ムードを味わい、
初心者向けのコース、上級者向けのコースをイメージしながら配置していきます。設計&制作イッツミーの私だけのボルダリングの壁がどんどんできあがっていきます・・・!