僕が紹介したい本は「世界の音楽大図鑑」(河出書房新社)という本です。
驚くべきことに、これはコンパクト版なんですよ。
前にハードカバーのバージョンがどうもあったっぽくて。
それから比べるとちょっとコンパクトになりましたというやつなんですけど、めちゃくちゃ分厚くて400ページあって。
中身は音楽のことが載っている図鑑で、先史時代、人類が音楽をどうのように発見したかから始まって、中国の音楽とか、だんだんバロックとか入ってきて、交響曲が出て、だんだんジャズ、電気楽器が登場したり、パンクがあって、終盤にはクラブカルチャーがあって韓流、最後はデジタル配信とかの話になるんですよね。
面白いところは、いわゆる音楽のジャンルを説明しているだけじゃなくて、サブスクになりましたとかジャンルじゃないトピックが割とあるんですよ。
僕が好きなのが、記譜法っていうページがあって、音楽をどう紙に書くか。
今の楽譜になる前の書き方。文章みたいな表し方があったりとか。
世界の音楽図鑑なので、いわゆる西洋音楽だけじゃなくて、インドネシアの音楽とかワールドミュージックっぽいものがちょくちょく出てくる。
これは南米の打楽器だけ集めているページ。
林:これ見たことないですね。
両手持ちのタンバリン的な。パラパラめくって最初から読まないで適当に開けて読める。
とはいえ1トピック2ページなんで、ざっくりした話しか書いてないんですよ。書いてないんですけど、固有名詞が結構いっぱい出てくるので、ネットで検索しながら読んでいくとめちゃめちゃ面白い。
2ページの情報を入り口に登場人物のWikipediaとかを読みながら楽しんでいくと、かなり延々読んでいられる本なんですよね。
音楽の話だから音源も聴きたくなりますけど、SpotifyとかYouTubeとかで検索するとわりと音源あるんですよ。そのトピックについて調べる入り口としてめちゃめちゃいい。
林:知らん楽器がよく出てるね。
知らんものは無限に出てきますね。これとかはサックスみたいな形なんですけど、金管楽器でトランペットの仲間。
僕はなんでそうタラタラ読んでるので、未だに読み終わらないんですけど。この濃さで400ページあって、1ページをネット併用すると何時間でも楽しめる。
素晴らしい本ですね。
とりもち:一生読める感。
そう、一生読めますね。
林:Kindle向けですね。
これKindleないんですよ。
林:え、これKindle本を紹介する企画じゃないの?
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