特集 2024年3月15日

高知の足摺海底館にはグッズがなかった。だから勝手に作る

アジシオ瓶用の海底館も再度作った

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以前作ったアジシオ瓶改造の海底館がこれ。

このときはアジシオの瓶の形が海底館に似ている!ということで改造してみたのだが、絵具ののりが悪かったりでいまいち雰囲気が出ないなと思っていた。

せっかくなので、今回もリベンジしてみることに。

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これがアジシオ瓶。うーん、やっぱり似ている......。
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ちょうどアジシオ瓶が中に入るくらいの大きさになるよう、縮尺を調整して印刷した型紙を使う。
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「ぬいぐるみは小さいほど作るのが難しい」らしいのだが、とにかく縫うのがたいへんだった......。
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窓は接着剤でつける。
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完成したのがこれだ!かわいい!

キーホルダー用の金具をつけてぶら下げるようにしてみた。地元の学生とかに使ってほしい。

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ぶら下げるとこんな感じ。アジシオの重さで縦方向に伸びてしまうのが難点。なんだかくたびれて見える。なにかしらの工夫をしたいところだ。
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ふたたび河原にて

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トビが舞う。

観光客が多いこの地域のトビは非常に目ざとい。食べ物を取り出すと露骨に上空を旋回しはじめるので、行楽の和やかな食事などは夢のまた夢である。

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というわけで、パンやおにぎりを食べるときは空を警戒することがマストだ。

さて、外で食事していて、ちょっと塩気が足りないなというときに活躍するのがアジシオ海底館だ。

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アジシオ海底館。
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底のファスナーを開けると
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アジシオが出てくる!
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パラっと。

アジシオの瓶以外でも、細かいものを持ち運ぶのに便利そうだ。というか、アジシオの瓶は意外と重いのでもう少し軽いものを運ぶのに使ったほうがいいかもしれない。フリスクとか。

勢いで2つも足摺海底館を作ってしまったけれど、本物の足摺海底館には2015年に行ったきりである。いつかこいつらを引き連れて再訪したいものだ。


足摺海底館は令和4年10月に登録有形文化財に指定された

らしい。この記事を書くためにいろいろ調べていて知った。出世したなあ。

ということは、私がつくるまでもなく海底館ぬいぐるみやらストラップやらが売られているかもしれないというわけだ。世間が足摺海底館の魅力に気付いてくれたのならうれしい限りである。

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海底館のデザインは遠くから見ても目立つんだけど、赤十字に似ているということに野外に持ち出してから気付いた。
ささやかなおまけ
記事に使わなかった写真

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