特集 2023年4月1日

2023年のエイプリルフールは喫茶デイリーポータルZ

2023年のデイリーポータルZのエイプリルフールは「喫茶デイリーポータルZ」である。

野暮を承知で嘘の解説をしたい。

だって分かりにくいから。
 

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

前の記事:なにをやっても台なしになる方法(デジタルリマスター)

> 個人サイト webやぎの目

デイリーポータルZは喫茶店になりました

今年の嘘は「デイリーポータルZがウェブサイトを辞めて喫茶店になった」である。しかもサイトに書いてある場所に行くと、本当に喫茶デイリーポータルZがあるのだ。

嘘だけど本当

長年の読者のなかにはどこかで見たと思う人もいるかもしれない。

そう、2020年にまったく同じ企画を準備していたのだ。(こちら)

だが、2020年4月新型コロナウイルスが蔓延し始め、うその喫茶店で集まっていい世界ではなくなった。喫茶デイリーポータルZはオープン前に閉店し、幻と消えた。

その店が3年ぶりに本当にオープンするのだ。

3年もかかった!

3年かけた嘘がつける!!!

編集部もライターも3つ歳を取り、運営会社がまた変わった。メタバースが流行ってこの嘘も理解されやすくなったかもしれない。 

3年前に喫茶店であるバースと交差しかけて未然に終わった。今回はクロスする。
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喫茶店メンバーの紹介です

喫茶デイリーポータルZは、デイリーポータルZ関係者が店員・客として存在している。その設定はこれまで通り。

新メンバーも新たな常連として加わった。

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新しい常連たち

配膳ロボ(トルー)

 3年のあいだに普及した配膳ロボもこの店にいることにした。もちろんバーミヤンからロボットを借りることはできないのでトルーになってもらった。

飼育員(米田梅子)

飼育員らしき客。ただしその動物は他の人には見えない。飼育員を提案したのは私だが、米田さんらしくヤバイ感じに仕上げてくれた。 

無免許医(りばすと)

テレビに出る医師は白衣と聴診器をぶら下げている。ということは白衣と聴診器があれば医師になる。もちろん免許はない。

謎の大物(つりばんど岡村)

ふだんからコスプレ記事が多い岡村さんは特に設定をせずにそのままの姿で登場してもらった。岡村さんはこの格好で4月1日に店に登場してくれる。

コーヒー豆の商社マン(爲房新太朗)

聞いたことのない産地の豆を持ってくる商社マンは爲房さん。爲房さんは漠然とした「それっぽさ」を実現できるので何になっても説得力がある。 

出禁になった常連(石井公二)

出禁になったにも関わらずパスワードをハッキングしてブログに書き込むという過去最高に怖いキャラ。石井さんは飲食業なのでトラブルの内容に妙にリアリティがある。

このほか、占い師、軍人の怨霊、水道工事、刑事、信用金庫などの以前からの常連はそのままである。

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喫茶店は営業します

今年こそ嘘であるはずの喫茶デイリーポータルZがこの世に誕生する。このまま喫茶店になってもいいとすら思える達成感だ。

店の場所はブログに書いてあるので探し出して、時間があったら顔を出してください。

メニューはこちら

インスタントコーヒー (ブラック)
アイスコーヒー (ブラック)
砂糖水
オール500円
(はげます会会員は特典としてガムシロップが付きます)

オーナーは金の亡者という設定だが、設定が僕に乗り移った価格設定となった。

こちらの記事は4月1日のようすを追記して後日公開予定。
お店に来ないかたはレポートをお楽しみに!

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