毎度電車に乗るところからはじめます
掛川で新幹線を降り、そこから天竜浜名湖鉄道、通称「天浜線」へと乗り換える。アーモンドの花が咲き乱れるという「はままつフルーツパーク」へは、その名も「フルーツパーク駅」で下車すればいいということだ。
初めて乗る路線は、まことに楽しい。改札からホームから全てを眺め回してしまうから、利用客にはいぶかしがられる(気がする)。
つい多めに写真を入れてしまった。許してほしい。
なんといっても、1年も待った取材だったのだ・・・
そう、去年の4月頭ごろだったか、このアーモンドのことを知ったのは。国内最大級、700本(!)ものアーモンドの木が植えられているという。
「(!)」なんてつけてはみたものの、700本がどれくらい多いのか、絢爛なのか、よくイメージできない。これは行ってみないとな!と、鼻息を荒くするうち、あっけなく開花時期は終わってしまった。開花期は3月下旬~4月上旬、桜とだいたい時期がかぶる。ふだんから桜の時期を逃がしっぱなしで花見も数年していない私には、スケジュール合わせは困難であった。
それはさておき、掛川から1時間と少し、ようやくフルーツパーク駅へついた。汗ばむほどの陽気だ。
この日は平日だったので、それほど混んでないのでは…と思ったが、1両の乗客の大半が降りた。
平日ったって、今は春休みじゃないか。そら混むわ。それに「アーモンドフェスタ」というのをやっていて、期間中はアーモンド関係の屋台が出たりアーモンドの苗がもらえたりいろいろするのだという。そら混むわー。
ちなみに今年のフェスタは3月19日~4月3日である。もうやってないのであしからず。
代わりに、1ページ目でもうアーモンドの花ってヤツをお目にかけよう。見せないまま引っ張るのは申し訳ない。
あの固く茶色いアーモンドが…この花から現れるのか…。