熊:もうそろそろクリスマスなので我が家でもおいしいケーキを探しています。
林:あ、熊くんの家のケーキ。
熊:その候補としてあがってきたのがこれらのケーキです。
林:上のケーキですが、本体が見えないよ。
熊:にぎやかですね。
林:ケーキがグランドキャニオンみたい。それにサンタだって3人ぐらいいる。
熊:たくさんプレゼントもらえそうですね。
熊:あ、よく見ると5人もいますよ!
林:ほんとだ!よくわかんないけど、景気いいね。
熊:下の方のケーキは、かなり大きくてカロリー高そうです。
林:チョコがまた激甘そう。ココイチ風に言えば「5甘」ぐらいありそう。
熊:熊が一冬冬眠できそうなくらいのカロリーがあります。
熊:我が家でもクリスマスを祝おうと思って、英語の先生とかに話しをしたら「あなたクリスチャンだっけ?」と聞かれました。
林:おお、基本的だけど痛いところを!
熊:ええ、クリスマスはお祝いをして、正月には神社に行って、お盆にはお寺に行く僕らは相当奇妙な存在のようです。
林:アメリカってクリスチャン以外はクリスマスやんないの?
熊:うーーん。どうなんでしょう?アメリカに来てからはそういうことを真剣に考えるようになりましたね。このケーキも買おうかどうか悩んでしまいます。
林:もうツリー飾っちゃったんだからいいじゃん。食べた感想教えてよ。
林:アメリカ人だってボンダンス踊ってたし。
熊:そういえばそうですね。でもこのケーキ食べるまでに飾りを取り除くだけで相当な時間がかかりそうです…
林:飾りも砂糖菓子じゃなくて、プラスティックっぽいね。
熊:当然プラスティックですよ。ケーキ本体よりも飾りの方が高そうですね。
林:クリスマス、アメリカだと祭りっぽいね。いや、祭りなんだけど、単純に楽しんじゃってる感じが。
熊:いや、祭りではないですよ。宗教に基づいたお祝いの日です。うっかりお祭りとか言うと怒られます。
林:あ、そうなのか。やば。厳かなの?
熊:日本では、クリスマスは恋人同士の季節という印象がありますが、こちらでは家族で健やかに過ごす時期ですね。
林:みんな実家に帰ったりするの?正月みたいに。
熊:クリスマスはホリデーシーズンですからね。あと、11月末から12月にかけてはショッピングシーズンでもあります。11月末なんかはバーゲンとかやっていて、朝5時くらいから店が開店していたりします。
林:ラフォーレのバーゲンみたいだ。
熊:朝5時から開店なのに朝4時くらいから行列ができていますね。季節の風物詩ですね。
林:アメリカ人も行列するのか。それは意外。
林:えーと、まとめに入ると、
熊:アメリカのクリスマスは、ケーキもお菓子もツリーも電飾も規模が違うということですね。
林:ひとことで言うと「でかい」と。
熊:まあ、一言でいうと…。いつもどおりの展開ですが。
林:またそれかよ!と思われてるだろうけど。1年間のレポートのまとめはそれですね。
熊:ええ、がんばって他の落ちをかんがえているのですが、やっぱりそこに行き着くのですよね。
林:このシリーズの主題ですから。でかい。
熊:いやーでもいい加減でかいのには慣れてきてしまいましたね。
熊:たぶん日本に帰ったら、吉野やの牛丼の大盛りが小さく見えてしまうのかもしれません。
林:「コンナノ 大盛りジャ アリマセーン」とか言ったりして。両手広げるポーズで。
熊:オーノーって感じですか?
林:だかだか牛丼ごときでね。
林:さて、1月からもレポート頼んでいいよね?
熊:ぜんぜんオッケーです。1月はまた日本にかえるのでおみやげもっていきます。あと、変なところをみつけました。
林:なにそれ?
熊:(ぼそぼそぼそ…………)
林:まじ?いきてー
なにを見つけたかは次回(かその次に)明らかになるのでお楽しみに。