8の字巻き大会・焼きみかん・地味ハロウィン～自由ポータルZ

古賀及子のコメント

いいコンテストですね……！ 記事中にもなんどか出てきましたが、裏方さんが注目される場という胸の熱い要素がたまりません。

最後の会長さんの「まあ遊びというか、お祭りも必要ですからね。」というの、しびれました。ああやって技術を戦わせることがプロにとってはちょっとした「遊び」というの、かっこいいですね。

>  この日はもちろんワイヤレスではなく、ケーブル付きのマイクを使用していました。

こういうところ、細かいところ拾ってるなあと思わされました。

デイリーポータルZだったらもう少しちょこちょこ冗談が入るとうれしいです。気持ちとしては1ブロックで1回笑わせるイメージです（でもこれやるとかなりむつかしいので無理ない範囲で）。せっかくプロが出てくるのでうまくできないだろう自分と比べるのが早いんじゃないでしょうか。

あとは、出場者のすごさが写真では伝わりにくいですよね。最後に動画があるので手さばきを見せる5秒くらいの動画をもっと上のほうに出すとか、アニメGIFでもいいです。なにがどうすごいのか、どこがむつかしいのかが早めに分かると「スゲー」という気持ちで読み手を引き込めます。

石川大樹のコメント

おもしろかったです。

さいしょネガティブなテンションなのでイマイチかなと思ったのですが、途中からそのテンションをうまく乗りこなしていたというか。「特に何のコンセプトもない大須の写真」がリアルで良かったなと思います。迷っているときこういう写真撮るわー。

レポートの方も店同士の対立関係を見出したりとか、天空っぽさの解釈とか、細かい笑いどころがたくさんありました。ただ「行ってみたらこうなっててこういうことがありました」みたいなレポートじゃなくて、ちゃんと解釈が入ってるというか。

あと店のレビューに「写真を撮ると」「触ると」の項目があるのもおかしかったです。そこメインに持ってくるかという。

話題が話題なのでデイリーっぽくないなーということで、今回はもう一息です。またぜひ！

林雄司のコメント

地味ハロウィンはいろんな場所で開催されたほうがいいと思っているので地方開催は大歓迎です。

「東京で夢破れ地元に帰りカフェで働く店員」

「離島での赴任を終え、フェリーを見送られる先生」

こんなに地方色が出るとは思いませんでしたが、こういう展開最高です。

写真がもっと大きかったり明るいといいなと思いましたが、

「僕が気分良くなってしまい、ハイボールをピッチャーで４杯飲んでしまい、写真どころではなくなってしまいました。ご容赦ください。」

という素直な態度も捨てがたい。

イベントの仕切りとレポート用の写真撮影は分けたほうがいいですよ。これはデイリーでたくさんイベントをやっていて確信したことです。

林雄司のコメント

焼きみかんをフックにして自分の内面を描いてていい作品だと思いました。意外なおばちゃんが登場するし、最後の記憶についてのエピソードもいい終わり方です。

混乱してまとまらないまま終わるのが好きなんですよね。小説でもブログでも。まとまりすぎているとうそっぽいじゃないですか。

ネット記事がコンビニで売ってるものマジうまい神！みたいなまとまったものが多いので、もっと荒くれたものが増えるといいなーと思っています。余談でした。

これ以上内面を描くと怖い感じになるので、これぐらいがギリギリ踏みとどまっている感じではないでしょうか。

林雄司のコメント

こちらも地味ハロウィンの後日談。会場で見かけたとき、スパナが大きくていいなと思っていたんです。本物だと見栄えが悪いですから。

ちゃんと陰影がついていたんですね。帽子のロゴの完成度も高いんですが「水の水道屋」という当たり前の屋号にセンスを感じます。

地味ハロウィン、テレビの取材が多くて主催者としてはどういうレポートを書いて差別化するべきか考えてましたが、こういう準備段階から追うのもいいですね。

参加してくれた人とちゃんと話ができなかったので地味ハロウィン打ち上げをしたいです。パーティーの打ち上げってどうかしてますが。

林雄司のコメント

また選んでしまった…。「ということで！」の写真で店の前で泳いでる写真で笑ってしまったので選びました。これ読んでて気づいたんですが、「うっほほー！うまそうだなー！」の写真は素の表情ですね。こういうのが１枚挟まるといいかもしれません。水着グラビア写真集のなかにワンピース着てかき氷を食べている写真が挟まっているような感じで。ただ、その次の白目の写真で好き嫌いは分かれると思います（大半の人はNGでしょう）。