デジタルリマスター 2023年9月4日

団地1階商店街(デジタルリマスター)

団地の一階が商店の並びになっているのを見かける。あれが気になる。

団地に限らず、建物の一階部分はもともと商店になりがちだ。アパートの一階がコンビニになってるとか。大きなマンションの一階がずらっと店舗になっているのもよく見かける。

それらの中にあって、団地下の商店のたたずまいはひときわぼくの心にぐっとくるものがある。今回は、そんな団地の1階の商店街をめぐってみました。

2009年4月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

1976年茨城県生まれ。地図好き。好きな川跡は藍染川です。(動画インタビュー)

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たとえばこういうのです

「団地の1階って商店になりがちだよね」的な話を突然はじめてしまったので、念のため、というか了解を得るために、実例をひとつ見ておこうと思う。

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こういう商店の並びです

これを見て「グッとくる!」という人は少ないかもしれない。でも「あー、あるねー」くらいは思って頂けるんじゃないでしょうか。

駅前の大規模商店街に押されながら、団地の幅限定でこじんまりと展開する団地1階商店街。最近はシャッターが降りている店も多いと聞く。各地の団地のようすはどんなふうになっているのか、めぐってみました。

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桐ヶ丘団地

自宅の近くにはけっこう団地がある。なのでまずは自転車で隣町の北区桐ヶ丘の団地へ行ってみた。

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めずらしい低層タイプの商店街

この団地では、バス通りに面してアーケード型の商店街が団地一階に展開されている。

強い日差しのせいで見にくくなっているけど、アーケードの奥のシャッターは多くの店で閉じられている。

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アーケードの下から横方向を覗いたところ
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力強い書体の看板。緑の色がいい。

それでも、すし屋さんと薬局、それからおもちゃ屋さんが営業していた。おもちゃ屋さんは、さっきのアーケードからはちょっと離れた、団地内の中央商店街にある。

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おもちゃ屋に子どもが駆け込んでいった
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飛行機の乗り物は「体重10kgまで」

途中、うっかりしてデジカメのメモリーカードを切らしてしまい、電器屋を探したけれど、残念ながら閉まっていた。おもちゃ屋さんのご主人に聞くと、電器屋さんの車は止まってるんだけど、開いてないみたいだねーとのこと。残念。

まあでも、この日が日曜日だったからということもあるかもしれない。

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