とりあえず見てください
何度か干潟に通って、それなりにウユニ塩湖っぽさ(ウユみ)がある写真が撮れたので見てください。
まぁまぁのウユみ。
なぜ干潟がいいかというと、薄っすら水があって広い場所だからです。
かなりのウユみ。
台風一過の駐車場とか、大きな鏡を使うとか、鏡は小さくていいから人形を置いてみたらとか、いろいろ考えたのですが結局海に落ち着きました。
Windows10標準の壁紙で、ずっとこういうの使ってたので海に行けばなんとかなるだろうなと思ってました。
あらよっと。
誰だかわかんないけどな。
鏡のような水面にオッサンが写っている、これを「素敵!ウユニ塩湖みたい!」と思えるかどうかであなたのQOLは大きく変わります。
本物のウユニ塩湖に行くのはもちろん素敵ですが、近場の日常空間にだって素敵はたくさん落ちてます。
なんでも素敵と思えた方が人生楽しいと思いませんか(思考誘導と洗脳)。
これもインスタ映えしますでしょうか。鏡のような水面ですね。明鏡止水です。
遠景の人が水面に写ってるのもいい感じです。
そいやっ。
遠景もいいものです。ウユみ出ます。
いっそ人が入ってないのもいい感じになります。
結構それっぽい写真になったんじゃないかと!思うわけですがどうでしょうか!(勢い)
次のページで撮り方とかいろいろ説明します。
撮り方のコツ
撮り方と言ってもそんな大したノウハウは無いのですが。
まず、干潟に行く。
僕は江戸川区の葛西ってとこに住んでいて、近所に葛西臨海公園という公園があり、そこに干潟があります(人工)。
干潟ならいつ行ってもいいわけじゃなくて、ある程度潮が引いてるときに行ってください。
潮汐アプリで確認して、葛西臨海公園なら120cm未満でなんとかなります。
下の写真だと、赤い矢印の辺りに大きめの水たまりがあるので、そこで撮影するとウユみが出ます。
上の赤い矢印みたいなとこで撮影できます。渚の左側です。
こういう感じで潮が引く場所ならどこでもいいので、わざわざ遠くの干潟に行く必要はありません。葛西が遠ければ近所でいいです。
こういう浅くて大きな水たまりが必要です。
天気も大事
潮位も大事だけど、天気も同じくらい大事です。
風があると波立って水面が乱れます。
波があるとウユみが出ません。
ただオジサンが海に入ってはしゃいでるだけの写真となり果てます。
波打ち際とかもダメ。
風が無い日を選びましょう。
多少風があっても一瞬やんだりするので水の中で待ってください。
無風待ちのあいだ、僕はずっとロシアのことを考えてました。
それと、風が無くても雲が多いとウユみが出ません。
青空が必要です。
曇ってると全体的に白っぽい写真になってしまいます。
青空があるとこういう感じでウユみが出ます。
色は少し青に寄せています
多少雲があっても、画像編集ソフトでカラーバランスを青に寄せればウユみが増します。
多少の加工はアリですよね。
Photoshopならカラーバランスでシアンとブルーを増やしてください。
道具はリモコンと三脚
撮影は一人でしましたが、その場合は三脚とリモコンが必須です。友達がいるならみんなで楽しくどうにかしてください。
三脚は小さいのがベターです。
スマホ用の小型三脚を使います。
三脚を使って水面ギリギリくらいから撮るといい感じになります。スマホは防水のケースに入れるか防水の機種を使ってください。
防水の機種でも海水や泥が付くと壊れるかもしれないので、濡らさないように注意しましょう。
三脚が水につかる場所で撮ります。
最初はもう少し大きい三脚を使っていたのですが、小さい方がウユみが増すことに気づきました。
初期に使ってた三脚。これはこれでいいけど、視点が低い方がよい。
高さ的にはこれくらい違います。
スマホのBluetoothリモコンシャッターも便利です。というか一人なら必須。
Amazonで109円でした。本当に届くのか半信半疑だったけど届きました。
タイマー撮影だと10秒以内に移動しなきゃならないし、波紋が残ってしまうのでリモコン、あるいはカメラマンが必須です。
どうしたって歩くと波立っちゃうのでね。波紋が消えるまで待つのでリモコン必須です。
Bluetoothリモコンだと、距離的には5~7mくらいが限界です。
素足は注意
僕は素足で撮影しましたが、牡蠣の殻で足を切ったり、エイを踏んで刺されたり、クラゲも落ちてたりして危険が危ないのでサンダルか長靴を履いた方がよいでしょう。
素足はちょっと危ない。そして冷たい。
場所を選ぼう
水面から海底のウネウネが出てたりするとうまく映らないので、冠水している場所に三脚を立ててください。
海底が出てるとうまく撮れません。
こういうのが映らないようにしてください。
逆光は勝利、、じゃない
あんまり逆光すぎるのも良くないのでカメラの方角も注意しましょう。
太陽の方にカメラを向けると逆光になってしまいます。これはこれで面白いけど。
以上を踏まえて
潮位、天気(風と青空)、三脚とリモコン、撮影場所、逆光などを注意して撮るとこうなります。
傾きすぎ!
三脚の傾きにも気をつけましょう。
書きたいことは大体書き終わったので、次のページでは余談を書きます。
余談開始
本当に余談です。
まず、シャコ。干潟を歩いてたらシャコが泳いでました。捕って食おうかと思いましたが、1匹だけ調理するのも面倒なので逃がしました。
恩返しはいつ来ますでしょうか。
どうですか、東京湾の水もなかなかキレイでしょう。
葛西臨海公園には猫がまぁまぁいますが、渚にも出没していました。
僕が一番好きな柄、キジシロ。ニャーニャー鳴きながら寄ってきた。
何もくれないと察すると、サッサと立ち去ります。
猫やシャコには会えたけど、マテ貝には会えませんでした。
何年か前に潮干狩りをした時はマテ貝がけっこういたんですが、砂浜に開いてる穴に塩を入れてもなにも出てきませんでした。
カニとかシャコとか、別の生き物の穴だったっぽい。
マテ貝の貝殻があったのでいるにはいるはずだけど。減ったのか場所が悪かったのか。
こういう穴、全部カニの穴っぽい。
とっちらかってきましたが、JR葛西臨海公園駅の下に日高屋があります。
ここは麺類の大盛りが無料(かた焼きそば以外)なので最高です。
日高屋の油そば。大盛りでいっておきましょう。
余談最後。
昨日(218/01/22)の雪がすごかったので、葛西臨海公園へ写真を撮りに行きました(冬山用のウェアを着て)。
水族館のテントとドーム。素敵。
対岸のディズニーリゾート。素敵。
頑張るパイロン三兄弟。素敵。ほら、なんでも素敵って思った方がQOLが上がります。
はい、 以上!
余談もノウハウも終わりだよ!
ではまた!
みんなも干潟でウユニ塩湖!
ウユニ塩湖ってロシア人っぽい
ウユニ塩湖ってロシア人っぽいですよね。
イワノフ・ウユニエンコ、みたいな。
もっと言えば、ロシアの伝説的スナイパーっぽい。
アレクセイ・ウユニエンコ、とか。
撮影中に無風を待ってるときは大体そんな事を考えてました。