特集 2017年12月22日

今年の新語2017大賞「忖度」の理由、そして2018年の新語は?

つけ……忖度!
つけ……忖度!
三省堂が毎年行っている「今年の新語」が今年も決定した。

今年も、国語辞書マニアに集まってもらい、入選した言葉について語ってもらった。
鳥取県出身。東京都中央区在住。フリーライター(自称)。境界や境目がとてもきになる。尊敬する人はバッハ。(動画インタビュー)

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大賞の「忖度」に一同驚く

三省堂の「辞書を編む人が選ぶ 今年の新語」は、昨年当サイトでも大きくとりあげた。「KYは使われ始めて10年目?~三省堂「今年の新語2016」とは?

それから1年、今年も「今年の新語」が発表される時期となった。

この「今年の新語」は、ユーキャン新語・流行語大賞などとは違い、辞書を編纂している人が「今後、辞書に載せたい」という言葉を選ぶもので、その年だけ流行して翌年には忘れられてしまう一過性の流行語などは基本的に選ばない。

そのため「そんな言葉流行ったかしら?」とか「そんな言葉何年も前から使ってるよ?」というような言葉がランキングに入ることもある。しかし、それがまさに「流行語ではなく、定着しはじめた言葉を選ぶ」という主旨の結果というわけだ。

というわけで「今年の新語2017」のランキングをみてみたい。
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このランキングは、12月3日に行われた「今年の新語2017選考発表会」で発表され、翌日にはマスメディア各社のニュースになったので、ご存知の方も多いかもしれない。
選考発表会には、飯間先生、小野先生、瀧本さん、水道橋博士さんが参加
選考発表会には、飯間先生、小野先生、瀧本さん、水道橋博士さんが参加
選考発表会の会場で大賞の「忖度」が発表されたとき、会場がざわついた。

なぜなら「その年だけの一時的な流行語は選ばない」という選考基準の「今年の新語」で大賞に輝いたのが、ユーキャン新語・流行語大賞でも「インスタ映え」と共に年間大賞に選ばれた言葉だったからだ。

辞書マニア内での下馬評でも「忖度はないな」と考えられていた。つまり、大穴がきたのだ。
なぜ忖度が大賞だったのか
なぜ忖度が大賞だったのか

辞書マニアはどうみるのか

驚きの結果となった「今年の新語2017」だが、辞書マニアはどうみるのか?
昨年に引き続き、辞書マニアの見坊さん、稲川さんにお話をうかがった。
左から見坊さん、稲川さん。見坊さんは三省堂国語辞典を作った見坊豪紀先生の孫。稲川さんは、出版社の校閲部勤務の現役校閲マン。お二人とも、東京カルチャーカルチャーで度々開催している「国語辞典ナイト」の常連出演者だ
左から見坊さん、稲川さん。見坊さんは三省堂国語辞典を作った見坊豪紀先生の孫。稲川さんは、出版社の校閲部勤務の現役校閲マン。お二人とも、東京カルチャーカルチャーで度々開催している「国語辞典ナイト」の常連出演者だ
―まずは「忖度」なんですが、これは正直びっくりしました。おふたりはどうおもいましたか。
第一印象は、マジかよ。っておもいましたね。
愕然としましたね、発表会でえぇーっとなりました。
でも、選評を読むと、納得できるんです。
ポイントがいくつかあって、今年とにかく使われるようになったというのがまずひとつ、意味が拡大している、配慮するという意味が入ってきたというのがふたつ、そして三番目に文法的な変化、例えば「忖度が」とか「忖度は」といった使われ方ですね、それが見られるという三点ですね。
―「忖度」自体は、古くからある言葉ですけど、元々は「推量」するだけの意味だったのが、最近は「相手の気持を推量した上で、配慮する」という意味が入ってきたということですね。
忖度の意味の拡大については、小学館の神永曉(かみながさとる)さん(※1)が、今年の春ぐらいに言及してまして、それと差別化したいということか、選評ではしきり「文法が」と文法の変化について説明してありましたが、やはり、大賞に決まった決め手は「文法の変化」というところでしょうね。
(※1)辞書編集者。元小学館辞典編集部編集長。『日本国語大辞典 第2版』『現代国語例解辞典』などを担当。
名詞って、学校では「主語になる」というふうに教わることが多いとおもいますけど、実は主語にならない名詞というのも山ほどあるんです。
例えば……「毎日」は「毎日が幸せ」みたいに主語になるんですが、「毎週」や「毎月」ではそんなことあまり言わない、あと……「腹ばい」「有利」とか、あげるとキリがないんですが「忖度」も元々は主語にならない名詞だった……ということらしいですね。
―「忖度」は従来は主語にならない名詞だったのに、「忖度が働く」という主語的な使われ方が増えてきた、というのが文法の変化ということなんですね。今理解できました。
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名詞ひとつずについて、これは主語になる、主語にならないという判断は微妙なんですよね。配慮は「配慮が働く」というから主語になる、推測もそうですよね。忖度がなぜ主語にならなかったかはちょっと説明しづらいんです。
―言葉の意味というか、使われ方が、今年一年であっという間に変わった感じですか。
忖度は、今年の3月ぐらいから、国会議事録で大量に出てくるんですが、忖度っていう行為がこれほど注目されたことはこれまでなかった。小沢一郎さんの頃に「忖度政治」という言葉はあったらしいのですが、これほど取り沙汰されてはなかったはずなんです。
一応、忖度を主語として使っていた例というのは、大正時代からあって、萬朝報(よろずちょうほう)という新聞に載ってるんです。数は多くないけど、そういう使われ方もわずかながらあった。ということは、元々主語になるような力を持ってたということなんでしょう。
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―「元々、主語になる力を秘めていた」中二病っぽいかっこよさあるなー。「忖度」が大賞というのは、最初は驚いたけれども、選評を読めば納得できると。
そうですね。
選定に関しては納得です。
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きゅんきゅんはなぜ今年なのか?

―きゅんきゅんはどうですか?
なんで今年なのか、が全然わからないですね。
―今年えらばれる必然性がわかりづらい、と。
「きゅんきゅん」で歌詞検索したんですよ。一番古いやつだと1992年からあって、そのあと、2000年代がメインになるんですが……これ昨夜4時ぐらいまでかかったんですけど。
「きゅんきゅん」を含む歌詞を検索した結果
「きゅんきゅん」を含む歌詞を検索した結果
すごいな……。
往年のアニメがいろいろ出てきて……『ミルキィホームズ』が3、4個出てきたんですよね。これはびっくりしました。
『プリキュア』の「ワンダー☆ウインター☆ヤッター!!」が印象深いですけど、『けいおん!』もありますね。あ、あと『らき☆すた』の「どんだけファンファーレ」とかも。
―なんでそんなスラスラ出てくるんですか! それはともかく……きゅんきゅんですけれども……。
ざっと調べるとですね、ピークが2015年なんです。そこだけで約36曲で使われている。2016年に落ち込んで17曲、今年(2017年)がちょっと盛り返して25曲なんですけど、でもピークには届いてないし、25ぐらいならその前にもあると。
―選者が「きゅんきゅん」が使われてるな、と感じたのが2015年で、そこで満を持してのきゅんきゅんじゃないんですか?
定着を待ったということですよね。一応、指摘しておかなければいけないのが、2003年に『さくらんぼキッス ~爆発だも~ん~』という電波ソング(※2)の走りのような曲がありまして……。
(※2)「過度に誇張された声色」、「意味不明、支離滅裂だが印象的な歌詞」、「一般常識からの乖離」、「奇異ではあるが耳に残る効果音や合いの手、掛け声」、「一度聞いたらなかなか頭から離れない」などを特徴に持つ音楽を指す。(Wikipedia「萌えソング」より)
あー、懐かしい。フラッシュを見まくりました。
―ほー、ぼくはまったく分からない……。
この曲から「きゅんきゅん」とか「ハイハイ」とか合いの手を入れる曲が爆発的に広まってるはずなんです。ですから、ネット的、オタク的には「きゅんきゅん」は2003年だと思うんです。
―なるほど……きゅんきゅん元年は2003年というわけですね。
私は最近気になり始めたというのがあって、用例は結構集めてるんです「きゅんきゅんする」「きゅんきゅんが止まらない」「キュン死に」「キュン止め」……。
―お、でた! 稲川ファイルだ。
稲川さんの個人的な用例採集にも「きゅんきゅん」がいくつかあった
稲川さんの個人的な用例採集にも「きゅんきゅん」がいくつかあった
まぁただ、いずれにせよ、“なぜ今年なのか?”という根拠の部分が選評にもなかったので、そこははっきりしてほしいなという気はします、今年の新語と言っているわけですから。
あと、「きゅんきゅん」の新明解風の語釈ですけども。
『新明解国語辞典』風語釈
きゅん きゅん 1(副)―と/―する 接するたびに息苦しさや言い知れぬ悩ましさを感じ、異常な興奮状態に陥る様子。 「あの連続ドラマの主題歌が流れるたびに胸が―して、我を失うような状態に陥る」

三省堂・今年の新語2017より
「異常な興奮状態に陥る様子」って書いてありますけど「きゅんきゅん」でそこまでいくひといます?
―ちょっと大げさですね。薬物中毒的な雰囲気が出ちゃってる。
この語釈だと「ハァハァ」とかのほうがピッタリのような気もします。たぶんこれ、昔なら赤瀬川原平にネタにされてる語釈ですよ。
まあ、そこまで含めて「新明解風」ということなんですかね。
―ディスってるわけじゃないのは分かるんですけど、指摘の切っ先が鋭すぎると、三省堂にチェック出しづれえ……です。出しますけど。
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「カレシ」「パンツ」は、頭高の方が一般化している

―オフショル……ですが。
オフショル
オフショル
やっぱりファッション枠があるんじゃないかと。飯間先生はないとおっしゃってましたが。
―そういえば、飯間先生が、前回えらんだ「スカーチョ」が、あまり使われなくなってきていると、Twitterでつぶやいてましたね。
あれはやっぱり今年の新語としては早すぎたと。
定着を待たずに選んでしまったということですね。今年感を優先してしまった。
―あと、今年のファッション用語としては……ブルゾン……。
いまもう、人の名前のようにしか聞こえませんけれども、ジャンパーのことですよね。
―そうです。ブルゾンって言葉、忘れてたんですよ、で、そういえばブルゾンってどんな形してたっけ? とおもって画像検索したら、ちえみの方のブルゾンしか出てこなくて肝心の「ブルゾン」の形がわかりづらいんですよ。
検索汚染が……。
ブルゾンとは?
ブルゾンとは?
まあ、オフショルに関していうと、オフショルダーの服自体は昔からあるわけですよ。それが「オフショル」という略語になって、その言葉自体はそんなにすたれないんじゃないかなと思いますよ。
―スカーチョみたいにはならないと。略すようになって定着したファッション用語っていっぱいありそうですね……ジーパンとか?
あー、なるほど。ただ、いまジーパンはあんまり使わないですね。
―え、何ていうんですか?
デニムですね。
―デニムか……。でも、ほら、今やズボンのことはパンツっていいますからね。……あ「パ/ンツ」か。
あ、この話は、本当かどうかは眉唾ものではあるんですが、いまはもうかえって「パ\ンツ」という話もありますね、頭高(あたまだか)に回帰してきている。「カ/レシ」も「カ\レシ」になっているという説もあります。ただ、地域差や個人差が大きいのではっきりしたことは言えませんが。
―そういうの、頭高っていうんですね……。
「パ\ンツ」の話はよく聞きますね。これが本当なら、ついに北関東弁がそっぽをむかれはじめたんですね。
―実際に109とかアブアブの店員がなんて言ってるか、会話を聞き耳たてて確認しないとダメですね。

ほんとに定着した? パワーワード

パワーワードは、びっくりしましたね。
―これは、今年感が今ひとつのような気がしますがどうですか?
これは、むしろあんまり定着しなかったなという感想を抱いていて、去年ぐらいがピークだったかな……。インフルエンサーなんかは、今年本当に雑誌とかでもやたらよく出てきて、すごく納得感が高い、ただ、パワーワードは正直ネット以外では見なかった。
パワーワードに関しては「ねとらぼ」(※3)ってあるじゃないですか。あそこが2016年9月から記事の中で使い始めてるんです、検索すると、その後にだいたい平均すると月3ペースで使ってるんです。
(※3)アイティメディアが運営するニュースサイト。

―「ねとらぼ」が好んで使っている言葉。ウェブライターの端くれとしてはちょっと興味深い話ですね。しかし、月3ペースってかなり高頻度ですね。
しかも、一人の記者が好んで使っているというわけではなく、結構まんべんなくいろんな記者が使っているっぽいんですね。
―「ねとらぼ」用語じゃないですか?
そういうわけじゃないと思いますけどね。
―いやでも、そのウェブサイトでよく使う言葉ってあると思うんですよ。デイリーポータルZだと……たとえば「◯◯よ。」という言い方。ぼくも含めてですけど、けっこうみんな使うなぁっておもってて。
詠嘆(えいたん)を込めていう言い方ですか?
―そうです、なんだろ、たとえば「この刺し身のうまさよ。」とか「境目の多さよ。」みたいな言い方ですね。
同じサイトの文章を読んでると、口調が伝染するんでしょうね。
―ウェブサイトの方言みたいなものなんだろうなあ。
パワーワードに関して言うと、自己啓発系の界隈では、2006年ごろから使われてたんです。自分を奮いたたせる言葉、というような意味ですね。聞いただけではわけの分からない、びっくりするようなおもしろフレーズをパワーワードというのは最近の新しい使い方で、ネットではそっちが主流になってる感じですね。
―変化した意味の方が主流になってるわけですね。
パワーなんとかというのは、最近良く見かけるなとおもってて。
あぁ、パワーサラダ、パワーランチとかですね。
パワーサラダは、すごい盛りだくさんのサラダですね。あと、パワーランチは打ち合わせを兼ねた昼食会のことですか。
パワーサラダ
パワーサラダ
パワーなんちゃらってのは、意識高い系のアメリカ人が好きなんですよ(笑)。パワーヨガとか、ちょっと昔はパワーマックってあったでしょう。なにか「すごいものだよ」って言いたい時にはとりあえずパワーとつけるんですね。
―パワーが造語成分(※4)になっているというわけですね。

(※4)今までにある言葉と組み合わせて新しい意味を持った複合語を作ることができる単語。電子メール、電子レンジなどの「電子」や、女子力、老人力の「力」のような言葉。
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いつまでたってもカッコが取れないインフルエンサー

―インフルエンサーはなぜ今年だったんでしょう。
乃木坂46の曲で「インフルエンサー」というのがあったんですね。
―それでかー。
正直、今年、雑誌とか新聞でもたくさんみました。用例も山ほどあります。
新聞データベースで古いのを引っ張ってきたら、朝日新聞では2008年にすでにインフルエンサーが出てきて、その中で「インフルエンザの感染爆発のごとく」と言ってて、意味も今とかわらないですね。
もともとマーケティング用語としては2000年代前半からすでに使われてるんです。
―ずいぶん昔から使われてて、今年の爆発的流行でもって定着したと判断されたわけですね。
ただ、この言葉はカッコが取れないんです。新聞でみていても「(SNSで影響を与える)インフルエンサー」とか「インフルエンサー」自体がカギカッコでくくってあるとか、必ずカッコ書きなんですよ。
例えば、朝日新聞は、衆院選のときに「インフルエンサーに聞く」という企画をやってるんですね、SNSでバズりがちなひとをインタビューしてるんですが、かならず「インフルエンサーはこういう意味です」と補注をつけて、毎回やってる。新聞の購買層は高齢者が多いというのはあるとおもうんですけど、ガシッと定着した感じにならないんですね……。
―新聞のカッコが取れるようになったら定着なんですね……今までは、インフルエンサーにあたる言葉ってなんだったんだろう? 今まで無かった概念?
たしかに、いままでズバッとくる言葉がなかったですね。オピニオンリーダーだとちょっと意味合いが違いますし。
そうですね、その辺の会社員のひとが意見を発信して、それが数万人に読まれるというようなことは、ここ数年のことだと思いますので。
―けっこう重要な言葉ですね、今後インフルエンサーに取って代わる新しい言葉が出てこない限り、使わざるをえない言葉ですね。

2018年の注目新語を予想する

―最後に2018年の新語を予想してほしいんですが……。なにか注目している言葉はありますか?
「もふもふ」が欲しかった……。もふもふをずっと推してるんですけど……。
―稲川さんずいぶん前から、もふもふ推してますね。
今年出た『オノマトペの謎』という本でもふもふが副題になってたりしたんですが……。
―稲川さんは、2018年に注目する新語はもふもふ?
いえ、2017年です。
―その執着心はなんなんですか。
2017年の新語に入るべきだったと。たしかに、きゅんきゅんともふもふだったら、もふもふでしたね。
映画『パディントン2』の広告でも「モフモフクマ」って使われてますし、映画の『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』でももふもふしてるからモフスケという名前のキャラクターがでてきますし……。NHKで「もふもふモフモフ」という番組も始まりました。
―根拠はいっぱいあるぞというわけですね。
パディントン(駅の方)
パディントン(駅の方)
「今年の新語」の投票は、国語辞典ガチ勢にとってはもう、早押しクイズみたいになってるんですよ。だからちょっと遅れているように見えるんです。
でも、それが定着ということなんですね。
まあ、出来上がったもの(「今年の新語」の選考結果)に文句つけるのは簡単ですからね……。

ネットのセグメント化が問題になるのでは?

私がおもしろいとおもったのは、Collinsというイギリスの辞書が「Word of the Year」に選んだ「エコー・チェンバー」という言葉があって、これなにかというと、ネット上で、自分と同じような意見のひとばかりと一緒にいて、見たいものだけみるというネット世界のことを表してるんですね。
似た用語に「サイバー・カスケード」というのもありますね。これは現代用語の基礎知識に項目が立ってます。
「エコー・チェンバー」は、もともと科学者が残響を調べたりする防音室のことをいうらしいんですが、自分の心地いい言葉だけを増幅させて聞くという意味です。
Twitterでもクソリプがけっこうひどくて、へんな意見がどんどん入ってくる状態にみんな飽々してて、Twitterのつなげるという機能が、かなり飽和的なところまで来ているので、今度はセグメント化の方に向かっていくのではないかと。
マストドンなんかはそうですよね。
エコー・チェンバーという言葉自体が入るかどうかはともかく、次の言葉は「分離」みたいなことを問題にした言葉が入ってきてもいいかなとおもってます。アメリカの場合は苛烈に起きちゃってますよね、大統領選挙で、そういうのが可視化されちゃった。イギリスもブレグジットでそうですね。
―今まで、日本語にエコー・チェンバーに当たる言葉はなかったのかな? 蛸壺化とか?
あー、そうですね。蛸壺って若い人は分からないでしょうね。なにか、ピタッとハマる言葉が出てくれば、使われるようになるんじゃないですかね。
タコツボ化
タコツボ化

新しい言葉を語るだけでこの分量

「ブルゾンってなんだっけ?」という話から、ネットのセグメント化まで、新語について考えるというのはそのまま、いまの日本社会について考えるということになるのでは? とおもう。

現代の日本社会の抱える諸問題、いろいろあるけれど、来年の今年の新語大賞は「もふもふ」が来るかもしれない、ということはわかった。

「国語辞典ナイト6」やります

国語辞典好きが国語辞典について語る、本邦唯一無二のおもしろイベント。「国語辞典ナイト」もついに6回目。
すでに、2回めや4回目ぐらいに何やったのか思い出せないという状態になってきていますが、またまたやります。

私、ライター西村と、三省堂国語辞典編纂者の飯間先生、今回記事に出演してくださった見坊さん、稲川さんのメンバーに加え、今回はなんとあの「広辞苑」の編集者、平木靖成さんをお呼びして広辞苑について徹底的に掘り下げる? 予定です。

2018年1月27日(土)
17時開場・18時開演
渋谷・東京カルチャーカルチャー
http://tcc.nifty.com/event/general/23192

ぜひ。よろしくお願いいたします。
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