特集 2017年12月11日

駅の「注意喚起アート」を探し回ると駅を歩くのが楽しくなる

!
鉄道の駅構内を歩いていると色々な注意書きがあることに気づく。「駆け込み乗車は危険です」、「歩きスマホはやめましょう」、「〇〇方面への乗り換えはこちらではありません」、「天井から漏水しています」など。注意に次ぐ注意である。

なんせ巨大で速い乗り物が頻繁に出入りするのだからちょっとした不注意が大きな事故につながるし、様々な人が利用するからみんなが好き勝手に行動し出すとトラブルも起きかねない。

そこで当然色々な注意を呼びかける必要が生じるわけだが、鉄道会社が作ったきちんとしたデザインの注意喚起ポスターがある一方で、駅員さんが頑張って手で描いたような貼り紙もある。そして私は後者の、味わいのある手作り系の方が大好きである。そういったものを探し、鑑賞しながら駅を歩いたら楽しいのではないだろうかと思ってやってみたのだが、想像した以上の発見があった。
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー)

前の記事:道に落ちているネギの写真集を出した人とネギを探して歩く


東京メトロ大手町駅の「あぶない!!」はたぶん、もう、アート

私は東京メトロ大手町駅をよく利用する。丸ノ内線から半蔵門線へと乗り換えるために階段かエスカレーターでホームへ降りる必要があるのだが、その階段の途中にこんな注意喚起看板がある。
駆け込み乗車が招いた悲劇を表現している。
駆け込み乗車が招いた悲劇を表現している。
躍動感のある「あぶない!!」の文字。閉まりかけたドアに無理矢理足の先を突っ込むも、挟まれ、尻もちをつく紳士。

こんな風に、高い位置に貼られていて、エスカレーターで下っていくと視線の正面にゆっくりと現れる。
この階段の右の壁の向こうにエスカレーターがあり、大勢の人が「あぶない!!」を自動的に目にすることに。
この階段の右の壁の向こうにエスカレーターがあり、大勢の人が「あぶない!!」を自動的に目にすることに。
「駆け込み乗車をしようとしても損しかしない」ということを強く訴えてくるこの看板、相当昔からこの場所にある気がする。私自身、これまでになんとなくだが「千回は見てる」という実感がある。そしていつ見ても「いい絵だなー」と思うのだ。

よく見るとキャンバスとなるシートの上に様々な色のシールを切って貼って作ったものらしい。
重ね貼りゆえにドアに突っ込んだ足がボコボコしていたりする。
重ね貼りゆえにドアに突っ込んだ足がボコボコしていたりする。
かなり手の込んだもので、「駆け込み乗車はやめようね」ということがちゃんと伝わってきながら、しかも全体的に「なんか面白いな」という味わいが漂っている。これはもう“作品”だろう。注意喚起を行うためのイラストという機能を越えた「良さ」が存在しているのだ。見ているうちにこの「あちゃーっ」と思わずにいられない紳士が好きになってくる。この絵を額に入れて飾りたいという人がいたっておかしくない。私はその一人である。

この作品の作者は誰なのか、東京メトロに聞いてみた

この絵がとても好きなので、当然誰が作ったものなのか気になる。東京メトロの広報部広報課に問い合わせたところ、この看板が設置された経緯について担当の方が力を尽くして調べてくださった。

が、残念ながら真相はわからなかった。「平成11年(1999年)にはすでに設置されていた」ということは確かだそうなのだが、設置経緯の記録などは残っていないそうである。

もし「あれを誰が作ったか知ってますよ」という方がいたらぜひご連絡いただきたいが、それはそうとして、真相が分からないということは、おそらく多くの人が関わって作られたものではなく、駅関係者の中で誰か手先の器用な人が駅を安全に使ってもらおうという気持ちから自発的にやったようなものなのであろう。

駅の中にはそのような“作者不明の作品”が他にもきっとたくさんあるのではないかと思った。そしてそれを探し歩きたいと思った。というというところまでが前置きである。さて、その“駅アートめぐり”をするにあたり、一人では心もとないので、誰かその道に詳しい人に手伝っていただけないかと思った。

しかし、「その道」ってなんだ。そんな道あるんだろうか。あるわけないな……と思いかけたのだが、私がお手伝いしているシカクで扱っているミニコミで、『銀座線で見た野良サイン』という本を扱っているのを思い出した。
79ページフルカラーの力作。
79ページフルカラーの力作。
“「野良サイン」とは、駅員の人がその場しのぎ的に手作りした案内表示など、ちゃんとした設計の上でつくられたサインから逸脱してしまったサインのことです”と「野良サイン」の公式サイトに記載されている通り、駅の壁に掲げられたちゃんとした案内プレートなどとは別に、必要にかられて駅員さんが自作した案内サインを“野良サイン”と名付けて研究した本なのである。
こういったものなどを“野良サイン”と呼んでいます。
こういったものなどを“野良サイン”と呼んでいます。
頑張ったのが伝わる可愛い文字。
頑張ったのが伝わる可愛い文字。
なんという聞いたこともない研究対象であろうか。しかし、“オフィシャルなデザインから逸脱したものに愛着を覚える”という視点はまさに私がなんとなく思っていたことそのもので、同行していただくのにこれ以上ふさわしい方はいないと思う。

大手町の「あぶない!!」は3種類ある

というわけで、『銀座線で見た野良サイン』の作者である“ちかく”さんにも参加していただき、“駅アートめぐり”に出発。まずは前述の東京メトロ大手町駅からスタートだ。今一度じっくりとあの看板を味わってから先に進みたい。
ちかくさんのお顔は掲載できないのですが物腰が柔らかくシュッとした雰囲気の方です
ちかくさんのお顔は掲載できないのですが物腰が柔らかくシュッとした雰囲気の方です
実は「あぶない!!」のあの看板。全部で3つある。半蔵門線大手町駅のホームから改札口へと通じる階段・エスカレーターのうち3カ所に「あぶない!!」の看板がかけられているのだ。並べてみよう。
ひとつめ。
ひとつめ。
ふたつめ。あれ?
ふたつめ。あれ?
みっつめ。あれあれ?
みっつめ。あれあれ?
お分かりになっただろうか。まるっきり一緒に見えて実はそれぞれ全然違うのだ!
顔の造作、スーツの色、ネクタイなど細かいところにそれぞれ個性がある。
顔の造作、スーツの色、ネクタイなど細かいところにそれぞれ個性がある。
しかも、これは私も後になって気づいてちょっとゾッとしたのだが、上の画像の一番左のサラリーマンだけ右手の薬指に指輪をしている。
色が同化していて少し見にくいけど何かある。
色が同化していて少し見にくいけど何かある。
しかも、この画像を見てわかったのだが、リフレクター素材になっていて光を反射している!
なんと細かい仕掛け。
なんと細かい仕掛け。
なんだかこれ以上細かく調べるとこの記事で扱えないヤバい謎に行き当たりそうで怖い。とにかくこうして一つずつの違いを確かめながら鑑賞するのが楽しい作品である。「3つもある上にそれぞれ違うとは知りませんでした!すごい発見ですよ!」と語るちかくさんとともにひとしきりはしゃいだ。

新宿御苑前駅の謎のたぬきイラストの正体は

大手町駅から次に向かったのが丸ノ内線の新宿御苑前駅である。今回“駅アートめぐり”をするにあたり、ちかくさんが事前にいくつかの作品を探してリストを作ってくれていた。その中のひとつで、なんともいえないたぬきの絵が鑑賞できるというのが新宿御苑前駅。

改札口に作品が設置されていた。
「お手洗いはあっちだよ」
「お手洗いはあっちだよ」
作者はきっと優しい人だろうな、と思わせるタッチ。
作者はきっと優しい人だろうな、と思わせるタッチ。
新宿御苑前駅の構造は「相対式ホーム」になっていて、反対方面のホームに行くためには階段で一旦ホームの下へ降りて反対側へのぼる必要がある。全体的にはそのことを示す案内板で、トイレは向こうだよ、ということも書いてあって、謎のたぬきがそっちを指さしている。別にここに絵が無くたって機能的にはまったく問題ないのである。でも誰かが「ここに絵がある方が良い」と思ってたぬきを描いた。

さらに別の改札口にはこんなものがあった。
和風なタッチだ。
和風なタッチだ。
筆を持ち「ふりー」と描くたぬき。フリーペーパーホルダーに描かれた作品である。先ほどのものとは作者が違うのか、こちらはかなりしっかりしたタッチである。

「それにしてもなんでまたたぬきなんでしょうね」とちかくさんと二人で話していると、すぐそばに立っていたおばあさんが「ここの駅員さん、とても親切よ。なんでも聞いてごらんなさい」と教えてくれた。ちょうど駅員さんがいたので「なんでたぬきの絵がたくさんあるんですか?」と聞いてみると、「あれは『メトポン』という東京メトロのキャラクターなんですよ」と教えてくれた。

最近でこそ「駅乃みちか」ちゃんに押されているが、「メトポン」もれっきとしたオフィシャルキャラ。それを知らずに“謎のたぬき”などと、失礼な物言いになってしまった。早速ちかくさんとスマホで検索し、「メトポン」に妻の「ちかポン」、息子の「ポン太」がいることなどを知る。
「メトポン」じゃないけど「PASMOのロボット」の絵もうまい。
「メトポン」じゃないけど「PASMOのロボット」の絵もうまい。

駅は機能性のある美術の宝庫

それにしても、駅の中には本当に色々な手作りの表現があふれている。例えば右側通行を示す矢印。
この矢印の形も誰かが「こんな感じが良いだろう」思って作ったものなはず。
この矢印の形も誰かが「こんな感じが良いだろう」思って作ったものなはず。
例えば左側通行を指示する案内サイン。
例えば左側通行を指示する案内サイン。
「事故、怪我、トラブルのそれぞれの間隔はこのぐらいが良いだろう」と誰かが考えたはずなのだ。
「事故、怪我、トラブルのそれぞれの間隔はこのぐらいが良いだろう」と誰かが考えたはずなのだ。
何かを伝えようとすれば、どのように伝えるのが一番良いかを考えることになり、そこに作者それぞれの創意が生まれる。そしてその時点でもうすでに作品っぽい何かになっている。

途中立ち寄ったJR新宿駅で「修悦体」と呼ばれる佐藤修悦さんのガムテープ文字を鑑賞した。
改めてまじまじと見ると「中」の字がすごい。すぐゲシュタルト崩壊する。
改めてまじまじと見ると「中」の字がすごい。すぐゲシュタルト崩壊する。
この「修悦体」も、機能性だけを見たらただの案内サインなのだが、ただ機能性が必要なだけだったらこうである必要はない。作者の表現欲求や、人に「なんか良いな」と感じて欲しいという思いがなければこのような独特の形にはなっていないはずだ。
なんと妙に気持ち良い文字だろうか。
なんと妙に気持ち良い文字だろうか。
紙とテープで表現された三角コーンも良い。
紙とテープで表現された三角コーンも良い。
また、ちかくさんが気に入っているという「中央本線 大月・甲府・松本方面」の案内表示の中のこの富士山の絵。
パソコンの描画ソフトで描いたと思われる。
パソコンの描画ソフトで描いたと思われる。
この雪のギザギザをこんな感じにしようと思った誰かがなんだか愛しいではないか。
こうやって矢印を横に10個ずつ並べようと誰かが考えた。
こうやって矢印を横に10個ずつ並べようと誰かが考えた。
こうした方が伝わりやすいかな、こうした方が目を引くかな、とか、そうやって誰かが考えて作ったということが、徐々にたまらなく素晴らしいことに感じられてくる。なんだろう、この気持ち。

ちかくさんに聞く野良サインの喜び

JR新宿駅から次の目的地であるJR武蔵小杉駅に向かいながら、ちかくさんに「野良サイン」というものの面白さについて聞いた。

ちかくさんはもともと駅の中に存在する完璧にデザインされたような案内表示が大好きだったんだとか。カメラ片手に電車に乗り、そういったものを撮影してまわっているうちに、駅の中には鉄道会社がちゃんとお金をかけて作っているもの以外の、パワーポイントで作ってプリントしたような貼り紙や、駅員さんが自分のセンスで書いた案内表示が溢れていることに気づいた。

最初はそういったものが野暮ったく感じられて仕方なかった。せっかく端正にデザインされたフォントで「JR〇〇線」などと表示しているのに、その横に「〇〇線ではありません!」などと手製の貼り紙が貼ってあったりする。手作りの貼り紙類が駅の美観を損なっているのではないかと感じていた。
ちかくさんの一押し野良サイン。なんとも素朴な「出口」の文字。
ちかくさんの一押し野良サイン。なんとも素朴な「出口」の文字。
しかし駅を歩けば歩くほど、あか抜けない案内表示の方に目にいくようになってきて、そういったものを撮った写真データがたまっていった。ある時、むしろそっちに的を絞ってまとめてみたら面白いのでは、と思い、それらの案内表示をオフィシャルなサインに対して“野良サイン”と名付け、最も古い地下鉄路線である東京メトロ銀座線の全駅を対象にして収集してみることにした。

一度収集するだけでなく、2009年、2012年、2015年と3年ごとに同じ駅を訪れ、その間に消えてしまった“野良サイン”と新たに生まれたものを定点観測的に調べていった。その結果をまとめたミニコミ『銀座線で見た野良サイン』を作成し、「Eidantoei」というサークル名で同人誌の即売会等に出展しているほか、最近では駅の片側通行を喚起するポスターに着目し、『#片側通行ポスター ハンドブック』というミニコミを作って売っている。
新宿御苑の中華料理店「太子楼」の手書きメニューを定点観測した『太子楼五體字類』という本もヤバいです。
新宿御苑の中華料理店「太子楼」の手書きメニューを定点観測した『太子楼五體字類』という本もヤバいです。
「本日の定食」という黒板に書かれた文字を並べて比較しています。
「本日の定食」という黒板に書かれた文字を並べて比較しています。
ちかくさんのとって“野良サイン”の魅力とは「整ったフォント、整ったデザインからはみ出す人間味」にあるという。ちゃんとしたデザインの案内サインだけで完結できるのが駅としては一番美しい。だが、どうしてもそれだけでは足りない不都合が色々出てくる。例えば「トイレの場所がちょっと分かりにくい」とか。そういう不便をなくし、少しでも駅を便利に利用してもらおうと考えた駅関係者の方々が、やむにやまれずに手作りの案内サインを作る。そうして作られた“野良サイン”には完璧じゃないゆえの面白味がある。

武蔵小杉駅の通路には32枚のパネルを使った大作が

楽しく話しているうちにJR武蔵小杉駅に到着。先ほどからあらゆるものが作品にしか見えなくなってきている私はあちこちで足を止めてしまってなかなか前に進めない。

柱に貼られた案内表示の中には武蔵小杉駅のキャラらしき、胸に「M」の文字の入ったロボが。
優しく声をかけてくれる「武蔵小杉駅のロボット」。なんとシンプルな形。
優しく声をかけてくれる「武蔵小杉駅のロボット」。なんとシンプルな形。
ホームの床には不思議な何かが。
ホームに黄色テープで囲まれたスペースがある。
ホームに黄色テープで囲まれたスペースがある。
なんだろうと思うと正面の柱に「頭上、ハトに注意」とある。
なんだろうと思うと正面の柱に「頭上、ハトに注意」とある。
なるほどハトのフンに注意すべきスペースを示していたのだ。ちょっと雑な黄色テープの処理も味わい深いし、ハトのフンを白い水滴の記号で表現する潔さもいい。

また、ホームから改札口へと通じる階段を降りたところにある床にテープで書かれた案内文字も「修悦体」とは違った素朴な魅力がある。
東急の「急」がタッタッタと走っている感じで可愛い。
東急の「急」がタッタッタと走っている感じで可愛い。
このSuicaに手足が生えたようなヤツもいいぞ。
このSuicaに手足が生えたようなヤツもいいぞ。
どれも作り手の息遣いが伝わってくるような感じがする作品だ。

ようやくたどり着いたのが横須賀線ホームと南武線ホームを結ぶ通路の途中にあるパネル表示だ。ここもちかくさんがピックアップしてくれた場所。
こんな風に通路の壁際にずらっとパネルが並んでいる。
こんな風に通路の壁際にずらっとパネルが並んでいる。
パネルの数は全部で32枚。一枚の写真には全体が収められないような巨大な作品なのだが伝えようとしていることはシンプルで「混雑時は三列に並んで整列乗車をしましょう」というものだ。
写真やイラストを交えて三列乗車を喚起している。
写真やイラストを交えて三列乗車を喚起している。
団子が一本ずつ増えていくそのリズムが気持ち良い。
団子が一本ずつ増えていくそのリズムが気持ち良い。
色んなキャラが大集合してパーティー状態。
色んなキャラが大集合してパーティー状態。
この作品もまた、ただ三列乗車を呼びかけるという機能性を大幅にはみ出した不思議な勢いにあふれている。「とりあえず、やるぞ!」という感じ。
作品の前で記念撮影。
作品の前で記念撮影。

どんな駅にも作品がある

この後、武蔵小杉駅から五反田駅へと移動し、引き続き駅アートを探し続けた。
テープを貼って作った案内表示が通行人の足によって少しずつ削れて生まれた丸っこさが良い。
テープを貼って作った案内表示が通行人の足によって少しずつ削れて生まれた丸っこさが良い。
混みやすい傾向にある車両を示す表示。色と表情で快適さを表現していてわかりやすい。
混みやすい傾向にある車両を示す表示。色と表情で快適さを表現していてわかりやすい。
初めて存在を知った「目黒駅鳥ごんのすけ」。
初めて存在を知った「目黒駅鳥ごんのすけ」。
「タバコだめ!!」と泣き出してしまった目黒駅鳥ごんのすけ。
「タバコだめ!!」と泣き出してしまった目黒駅鳥ごんのすけ。
「鳩にエサを与えないで下さい!」というポスターの中のハトの絵のタッチ。
「鳩にエサを与えないで下さい!」というポスターの中のハトの絵のタッチ。
JR五反田駅の寄り掛かり注意ポスター。謎のかえるキャラは誰が作ったものなのか。
JR五反田駅の寄り掛かり注意ポスター。謎のかえるキャラは誰が作ったものなのか。
歩けば歩くほど、どんどん駅アートが見つかって果てしない。気づけばあっという間に6時間ほどの時間が経過していた。JR五反田駅を本日のゴール地点にすることにして、ちかくさんに今回の駅アートめぐりについて感想を伺った。

「普段は“野良サイン”ばかりを探しているので、イラスト系のものまで含めて幅広く探し歩いてみて思った以上の発見がありました。サイン以外にも“野良”なものは予想以上にたくさん存在するんですね。手の込んだものもちょっと雑なものも、それぞれに面白さがありました。あと、いつもは一人で撮影することが多いので、『あっ!あそこにもありますよ!』という風に思ったことを声に出せるというのがすごく楽しかったです(笑)」

同行してもらった私としても、ちかくさんの視点を借りながら生まれて初めてのレベルで細かく駅構内を見ることができ、たくさんの発見があった。大きな駅になるほどどこか無機質なものに感じられるけど、実はあちこちにそれを維持している人の気配が見つかる。そしてそれが見つかることで、いつも使っている駅が少し身近なものに感じられたりする。その自分の心の変化も楽しい。

休みの日に一日乗車券を買って友達と駅アートめぐりをするのも楽しいかもしれない。路線によって作風が違ったりするのか?関東と関西に差はあるのか?など、私自身、気になることがたくさん出てきたのでこれからも研究を続けて行こうと思う。

駅はどこかへ行ったりどこかから帰ってきたりするために利用する場所だ。でも、あえてその駅をじっくり歩きまわってみる。するとそれだけで楽しくてどんどん時間が過ぎ去っていった。

見ていただいた通り、駅アートのほとんどはまったくスマートではない。「ゆるかわいい」という感じですらない、なぜこんなものを……と言葉を失うようなものばかりだ。でも、だからこそ、それでもこういうものを作ろうとする名も知らぬ誰かの人間くささが浮かび上がる。

今までは電車を待つ間のちょっとした時間が暇で仕方なくてすぐスマホを見たりしていたが、ホームを端から端まで歩くだけで思わぬ駅アートに出会えたりするのでやめられない。
写真は五反田駅から少し離れたところにあった横断禁止看板。これもまた可愛い。
写真は五反田駅から少し離れたところにあった横断禁止看板。これもまた可愛い。
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崖の上のボク(デジタルリマスター) 林さんから「高い所で熱いニンジンを食べるのはどうでしょう?」と提案があった。「苦手な物をいっぺんに克服するチャンスです!」そんな甘い誘いにのって、林さんと2人で福井県の東尋坊に向かった。 (住正徳) [2023/05/28]

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地元の人だけが知っている「郷土の偉人」教えてください ノーベル賞に何度も推薦されていたのに、あまり知られていない。「酸素」や「温度」という日本語を作った人なのに、あまり知られていない……。地元には、地元の人だけが知っている偉人がまだまだいるはず……。 (西村まさゆき) [2023/05/28]

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シャボン玉って流行ってます? / うっかりデイリー 2023年5月27日号 デイリーポータルZが配信しているメルマガ「うっかりデイリー」5/27配信号です。 (デイリーポータルZ) [2023/05/28]

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5分で終わるお手軽アクションRPG「オギダの伝説」公開!(無料ゲーム) なにかと忙しい現代人に送る、5分で終わる本格アクションRPG、それが「オギダの伝説」だ!!! (荻原 貴明) [2023/05/28]

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書き出し小説大賞 261回秀作発表 書き出しだけで成立するミニマムな小説。自由部門と規定部門『親切』あわせて40作品の発表です。 (天久聖一) [2023/05/28]

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2023.5.28の見どころ)無料ゲーム、書き出し、郷土限定偉人 今日のゲームに(無料ゲーム)ってついているのが魅力的です。でもよく考えたらサイト全部が無料でした。20年間ずっと無料。なんでやってんだろう? (林雄司) [2023/05/28]

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トイレットペーパーが遠い、ピクルス味のビール、大阪城公園のキツツキ~ 今週のコネタ ささいな発見を人に伝えるコネタ、今週は8本です。超短い記事は「今週のコネタ」に名前を変えました。 (デイリーポータルZ) [2023/05/27]

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福井ライムツアー(デジタルリマスター) 感動をライムで伝えたい。ライム、韻を踏む楽しさは旅の浮かれた気持ちを伝えるには最適だろうと思ったのだ。 (林雄司) [2023/05/27]

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2種のチリトマトヌードルと真剣に向き合う(なぜなら、チリトマトヌードルが好きだから) 高タンパク&低糖質をうたうカップヌードル PROのチリトマトヌードル。単体で食べると「普通のと変わらんな」と感じるが、じっくり食べ比べたら、実際どのくらい違うのだろうか。 (JUNERAY) [2023/05/27]

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「プチプチ」を作った会社に「そもそもこれはなにか」を聞きにいったら最終的に宇宙にたどりついた 誰もが一度はつぶしたことがあるだろう、梱包材のプチプチ。アレの商品名が、そのまんま「プチプチ」なのをご存じだろうか。あれってどうやって作っているか、そもそも誰が作り始めたのか、プチプチはどこから来てどこへ行くのか……。 (井上マサキ) [2023/05/27]

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漫画喫茶で漫画よりもソフトクリームに溺れる 大好きな漫画喫茶があるのだが、そこでは、もちろん漫画が読める一方、なんとソフトクリームが食べ放題になっている。で、しかも、そのソフトクリームが、すこぶる美味しいのであった! (ヨシダプロ) [2023/05/27]

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2023.5.27の見どころ) プチプチ、ソフトクリーム、チリトマトヌードル 今日のテーマはプロです。仕事インタビューにヨシダプロとカップヌードルPROです。 (林雄司) [2023/05/27]

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濃いジュースをタレとしてあがめる(デジタルリマスター) とにかく濃いジュース。あれ、もはやジュースじゃないと思う。あれほどまでの濃厚な味わい、飲むというより何かにかけて食べるのが正解なような気がするのだ。 (古賀及子) [2023/05/26]

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むかない安藤「携帯おにぎり魚むすび」(10秒動画) むかずにそのまま食う男、むかない安藤今日はウルトラマラソン中に行動食として食べた魚むすびをむきません (安藤昌教) [2023/05/26]

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副都心線のベンチをデザインする~自由ポータルZ ライターへの登竜門。皆様の記事投稿をご紹介する自由ポータルZです! 投稿も募集中です。 (デイリーポータルZ) [2023/05/26]

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量り売りの沖縄そば屋が最高だった セルフ式で量り売りの沖縄そば…いったいどういう事なのか。お店の様子をレポートしたい。 (DEEokinawa) [2023/05/26]

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人は自ら作ったハードルを飛び越えることで成長する 人が成長するのはハードルを飛び越えるときである。ならば自作して飛び越えようと思う。 (地主恵亮) [2023/05/26]

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超絶技巧!豆腐の千切りスープ「文思豆腐」に私も挑む 「文思豆腐」はプルプルやわやわの豆腐をなんと千切りにした中華料理。巧みな包丁さばきを会得した料理人がたどり着く境地です。素人の私が作ってみます。 (唐沢むぎこ) [2023/05/26]

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網走で本物のカヤックを見学する~しらべ旅 カヤックはもともとイヌイトなど、寒冷な地域の人々の舟だ。そのオリジナルのカヤックが見られる貴重な場所が、網走にある。 (拙攻) [2023/05/26]

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2023.05.26 今日の見どころ)ハードルを越えて成長する、本物カヤック、量り売り沖縄そば、豆腐の千切り ほか 今日のみどころはハードルを越えて成長する、本物カヤック、量り売り沖縄そば、豆腐の千切り など (安藤昌教) [2023/05/26]

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ドイツの犬が怖い 2008(デジタルリマスター) 今一番言いたいのは「ドイツの飼い犬が怖い」ということです。イッヒ怖い、怖いよー。というわけで、以下ざーっとご紹介したいと思います。 (乙幡啓子) [2023/05/25]

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旗振り通信でどこまでメッセージは伝わるか? ~今週の検索ワード 今週人気だった検索ワードや、いつも検索されている検索ワード、気になった検索ワードから記事を紹介するコーナーです。 (デイリーポータルZ) [2023/05/25]

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デイリーポータルZではあなたの原稿を募集しております デイリーポータルZの記事は40人ほどのレギュラーライターが執筆していますが、記事の投稿も常時受け付けております。ぜひあなたの力作をお送りください…! (石川大樹) [2023/05/25]

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ヤクルトの選手の古い映像が見たくて福岡へ 王貞治が756号のホームランを打ったのはヤクルトの鈴木康二郎投手。打たれた側の選手を見るために王貞治ミュージアムに行きました。 (べつやく れい) [2023/05/25]

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ちょい飲み系メニューが他店よりも充実した「富士そば」へ飲みに行く 関東地方を中心に展開する人気の立ち食いそばチェーン「富士そば」。そのなかに、現在3店舗のみ、ちょい飲み系メニューが充実した店舗があることを知り、飲みに行ってみました。 (パリッコ) [2023/05/25]

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路面電車のある街は、それだけでちょっと好きになる ワルシャワ、グダニスク、松山。路面電車のゆっくりした走りが街を魅力的に見せます。子供といい旅をする秘訣の話も。 (旅のラジオ) [2023/05/25]

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あなたのいらないものは誰かの宝かも! いらないもの物流センターを 6.2(金)ナレッジキャピタルで開催 関西に住む皆さん!6月2日(金)はあけておいてください。再びいらないもの交換イベントが開催されます。今回は「いらないもの物流センター」です。 (林雄司) [2023/05/25]

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真剣一本!友達のランドセルのふた開け対決! いたずらで気づかないうちにランドセルを開けられ、おろすときに荷物をぶちまけてしまうことがよくあった。あの熱い戦いを、いまこそもう一度やってみることにした。 (まいしろ) [2023/05/25]

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2023.05.25の見どころ)ランドセルのふた、いらないもの物流センター、富士そば飲み、ヤクルトの選手の映像を観に福岡へ デイリーポータルZが5月25日に公開する記事の見どころを編集部よりお伝えします。 (デイリーポータルZ) [2023/05/25]

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どぅまんぎるとマブイが落ちる(デジタルリマスター) 「どぅまんぎるとマブイが落ちる」は沖縄ではごく一般的な話。落ちたマブイを再び体に入れるには、「ユタ」と呼ばれる神職のエキスパートにお願いするしかない。落ちたマブイをユタに拾ってもらっていてはきりがないので、人々は自分で拾うようになったのだ。 (安藤昌教) [2023/05/24]

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似たようなレンズばかりを持ち寄る会 「標準レンズ」と呼ばれるレンズがある。その名のとおり、標準的な画角の写真が撮れるレンズである。この標準レンズは放っておくと数が増えていくのだ。 (安藤昌教) [2023/05/24]

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1日スマホとパソコンを本気で断つ 1日スマホ(PC)を断つと自分がどうなるか興味が沸いた。実践してみました。 (與座ひかる) [2023/05/24]

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用水路に落ちて地元の人に助けてもらった話 山形県鶴岡市(行ってかよかった市区町村) はげます会会員向けメルマガに掲載した、三土たつおさんのコラムを紹介します。 (デイリーポータルZ) [2023/05/24]

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横浜の街でセグウェイに乗った!! このたび、子供の頃から夢見てきたセグウェイに乗って、横浜の街を観光することができた。めちゃくちゃ楽しかったです。 (ほり) [2023/05/24]

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昭和の駄菓子屋はほぼカジノだった!? 昭和の駄菓子屋やお祭りなどで行われ、子どもたちのなけなしのおこづかいをチューチュー吸い上げていたハードなギャンブルを振り返りたいと思います。 (北村ヂン) [2023/05/24]

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2023.05.24のみどころ)セグウェイに乗った!、昭和の駄菓子屋のはなし、1日スマホ断ち、標準レンズだけ持ち寄る会 (藤原浩一) [2023/05/24]

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素晴らしきジプニーアートの世界(デジタルリマスター) ジプニーの車体に描かれたペイント、すなわちジプニーアートを観察してみようと思う。 (木村岳人) [2023/05/23]

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自作コンビニバーガーの満足度が高い おやつなどにふと食べたくなったとき便利な、コンビニのハンバーガー商品。だけどそれとは別に、“自ら作る”という選択肢もあって、なかなかいいんです! (パリッコ) [2023/05/23]

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本の帯を本以外にも 本には帯が付いている。帯は大事だ。帯が良くてとてつもなく売れたりもするらしい。ならば「本の帯」を本以外にも 広げていきたいじゃないか。魅力的に見えるかもしれないぞ。 (トルー) [2023/05/23]

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サービスエリアは豚汁が1番いいから サービスエリアにはその土地の名物から屋台の肉串までさまざまな食べ物があるが、真に食べるべきは豚汁。今日はそんな話をさせてください。 (りばすと) [2023/05/23]

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「何も知らないけど初心者向けセットを買いました」からはじめる電子工作 電子工作のこと、なんでずっと「よくわからない」ままなんだ。それは、自分がやったことがないからではないか。 (デイリーポータルZ) [2023/05/23]

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琵琶湖に浮かぶ聖地、竹生島に行く 滋賀県にある日本最大の湖、琵琶湖。琵琶湖には4つ島があるという。その中でも今回は「神が棲む島」とも呼ばれている竹生島に行った。 (井口エリ) [2023/05/23]

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2023.05.23 みどころ)サービスエリアでは豚汁、琵琶湖の聖地・竹生島、電子工作入門、本以外にも帯、コンビニ自作バーガー サービスエリアの唯一解がまさか豚汁とは。そして琵琶湖に浮かぶ島であり聖地を探訪。旅する記事2本と身近な記事3本のフルハウス構成でお届けします。 (石川大樹) [2023/05/23]

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ゴミ収集車にはどのくらいゴミが入るのか(デジタルリマスター) (石川大樹) [2023/05/22]

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なぜかハマる!今井翼の旅番組 『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』 『今井翼 タイ縦断鉄道の旅』(BS日テレ) 毎週日曜 21:00~21:54放送 (ヒロエトオル) [2023/05/22]

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AIがいつかどうにかしてくれる ~編集長日記・営業担当日記より 「デイリーポータルZをはげます会」の会員限定コミュニティ「はげましひろば」から、編集長林と営業担当安藤の日記の一部をお送りします。 (デイリーポータルZ) [2023/05/22]

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シュクメルリ、アチャルリハチャプリ……ジョージア料理をはじめて味わった 友人がジョージア料理のイベントを開催するという。片道約20時間の国の、未知なる味わいを堪能してきた。 (山本千尋) [2023/05/22]

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新潟の激渋ホテル、公楽園に泊まる 「新潟には公楽園という、激渋で激安なホテルがあるんですよ」と当サイトの会議のなかの雑談として話した。すると編集長の林さんから「岡村さん、そこ泊って来てくださいよ」と言われてしまった。 (つりばんど岡村) [2023/05/22]

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ニヤニヤとニコニコの違いをいま一度しっかり考えてみる 「ニヤニヤするな、ニコニコしろ!」。初めてのアルバイト先の店長に、そう注意されたことがある。多感だった当時は、その違いがわからず少し落ち込んだ。いったいなにが違うのか、もう一度考えて整理してみたい。 (小堺丸子) [2023/05/22]

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2023.5.22 みどころ)新潟の激渋ホテル 公楽園、 ニヤニヤとニコニコの違い、シュクメルリ ジョージア料理 など 「ニヤニヤするな、ニコニコしろ!」とバイト先の人に言われたことがあるそうで、いったい何が違うのか考察してみました。 (橋田玲子) [2023/05/22]

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小食ビュッフェ、バント職人ナイト、カオスで正当化 ほか(デイリーポータルZと東京カルチャーカルチャーのラジオ) デイリーポータルZと東京カルチャーカルチャーの最新情報を紹介するラジオです。 (安藤昌教) [2023/05/21]

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一日で股割りは出来るのか!? 誰かが出来ることは編集部安藤にも出来るはず!だって同じ人間だから。今回は「一年で股割り」が出来るようになるというトレーニングチューブを使います。一年で出来ることは一日で出来るはずだ! (安藤昌教・西垣匡基) [2023/05/21]

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絶景だらけ! 福岡の北から南まで公共交通で移動する 北は離島、南は山村。公共交通を使って行ける範囲で、福岡市内を端から端まで移動してみたらダイナミックすぎて感動した。 (ライスマウンテン) [2023/05/21]

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ナチュラルにノリツッコミ / うっかりデイリー 2023年5月20日号 デイリーポータルZが配信しているメルマガ「うっかりデイリー」5/20配信号です。 (デイリーポータルZ) [2023/05/21]

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ひさしぶりの「さくら水産」がいい店だった 2000年代、東京都心でお金がないときに行く居酒屋はどこだったか。それは「さくら水産」ではなかったですか。もう何年も行ってない。どうなっているだろう。 (古賀及子) [2023/05/21]

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エスカレーター清掃の技をプロに聞く どんな職業にもプロフェッショナルがいるように、エスカレーターの清掃にもプロがいるはずだ。きっと私たちが想像できないような、効率的で楽ちんな清掃の技を知っているに違いない...! (ほしあさひ) [2023/05/21]

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2023.5.21の見どころ)エスカレーター清掃、さくら水産、福岡市の絶景 本日はエスカレーター清掃とさくら水産、知ってるようで知らない世界をお見せします。どちらもまさにデイリーの面目躍如。 (林雄司) [2023/05/21]

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水が甘くなるたくあんを求めて(デジタルリマスター) 子供の頃、たくあんを食べてから水を飲むと甘く感じた。最近思い出してやってみたら、なんと甘く感じなかったのだ。全力で水が甘くなるたくあんとその原因を追いました。 (古賀及子) [2023/05/20]

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セリア(本社:岐阜県)にある食器もちかえり用の新聞紙は岐阜新聞 東京のセリアで食器を買い、袋詰め台で新聞紙で包もうとしたところ、置かれているのが岐阜新聞だったのである。わざわざ岐阜から古新聞を運んできたのか…!? (石川大樹) [2023/05/20]

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商品を持った手をビタッと止めたかった 皆さんは近年、CM界に起きたある変化にお気づきだろうか?商品をこちらに向かって突き出すタレントの腕と手が、微動だにせずビタっと止まっているのだ。めちゃくちゃ気になる! (石井公二) [2023/05/20]

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ほめてるつもりの「期待をこめて★4」は逆効果なんです! ~個人アプリ開発者というおしごと ライターの松本圭司さんは個人アプリ開発者でもあり、GPSアプリ「ジオグラフィカ」を作っています。アプリのレビューってどうなの?AIに手伝ってもらってるって本当?などいろいろ聞きました。 (デイリーポータルZ) [2023/05/20]

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2023.05.20の見どころ)手だけビシッと止めたCM、アプリ開発者の苦悩、100均岐阜新聞問題 ほか 今日のみどころは手だけビシッと止めたCM、アプリ開発者の苦悩、100均岐阜新聞問題 など (安藤昌教) [2023/05/20]

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不安の分だけ貯金する(デジタルリマスター) たまっていくのが不安じゃなくて、お金だったらいいのになあ、なんてばかげたことを思いついた。不安をお金に変換すれば、今のぼくならばすぐにお金持ちになれそうだ。 (藤原浩一) [2023/05/19]

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むかない安藤「旨爆辛チョリソー」(10秒動画) むかずにそのまま食う男、むかない安藤今日はとても辛そうなソーセージをむきません (安藤昌教) [2023/05/19]

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18万円のティラノサウルスを買った話~自由ポータルZ ライターへの登竜門。皆様の記事投稿をご紹介する自由ポータルZです! 投稿も募集中です。 (デイリーポータルZ) [2023/05/19]

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むしろエスカレーター?なミュンヘンの古いエレベーター「パタノスタ」は、少し怖いがかっこいい 原理はほぼベルトコンベアーそのもので、上りのエレベーターは最上階の機械室で折り返して、そのまま下りに接続している。今ではほぼ使われなくなった古いスタイルのエレベーターだ。 (こーだい) [2023/05/19]

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ダイエット前に食べておきたい巨大サンド「フランセジーニャ」 ダイエットを始める前になにを食べておきたいか。あれこれ考えて辿り着いたのが、ポルトガルのド級サンドイッチ「フランセジーニャ」でした。 (きだてたく) [2023/05/19]

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食材持ち込み可のいちご狩りで120%いちごを楽しむ 春だしいちご狩りでもするか、と調べていたら近所にいちご農園があることを知った。しかも好きなソースや食材が持ち込みが可能らしい。気になるので行ってみました。 (月餅) [2023/05/19]

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2023.05.19の見どころ)ポルトガルの巨大サンドイッチ、持ち込みオッケーいちご狩り、エレベーターなの? ほか 今日のみどころはポルトガルの巨大サンドイッチ、持ち込みオッケーいちご狩り、エレベーターなの? など (安藤昌教) [2023/05/19]

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高崎のスパゲッティは量が多い(デジタルリマスター) 群馬出身のひとが東京に来ていちばん驚いたことはスパゲッティの量が少ないことだと言っていた。地元はもっと量が多かったと言う。高崎へ行き、なかでも量が多いと評判のお店を何軒か回ってみた。 (林雄司) [2023/05/18]

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ビュッフェサイコパス盛り付け対決 やべえやつだと一発かましたいとき、ビュッフェでやばい盛り付けを学んでおきましょう。むちゃくちゃですが字幕つけときました (大北栄人) [2023/05/18]

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メロンの形のアイス、知っていますか?~今週の検索ワード 今週人気だった検索ワードや、いつも検索されている検索ワード、気になった検索ワードから記事を紹介するコーナーです。 (デイリーポータルZ) [2023/05/18]

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六本木地味さんぽ~しらべ旅 六本木は派手な繁華街だ。そんなイメージの六本木だが、調べると地味な見どころあった。いくつか巡ってみたい。 (べつやく れい) [2023/05/18]

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【人生相談】 マレーシアよりも無政府を感じたい私は、どこに行けば良いですか 飛行機を降りて湿気がムワッと来るあの感じがアジアの旅情かも。ところで最もアナーキーを感じる旅先といえば、コートジボワールと…? (旅のラジオ) [2023/05/18]

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北海道の焼き鳥チェーン、串鳥は深く深く愛されている お通しのスープがおかわりし放題、つくねの圧倒的バリエーション、夜8時までというハッピーアワー設定。北海道でこよなく愛されている焼き鳥チェーンの「串鳥」をしょうかいします。 (拙攻) [2023/05/18]

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仕事着のままでランニングすると効率がいいうえにドラマチック 私たちは心の底から痩せたいと思っているのにランニングをしない。もういっそ、仕事が終わったら間髪を入れずに仕事着のまま走ってしまうのはどうだろうか。 (窪田鳳花) [2023/05/18]

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2023.05.18の見どころ)北海道の「串鳥」、仕事着(作務衣)ランニング、みっちり予習してから行く六本木 デイリーポータルZが5月18日に公開する記事の見どころを編集部よりお伝えします。 (デイリーポータルZ) [2023/05/18]

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