本職はイラストレーター、趣味はハイタッチ
ハイタッチをした数を自動でカウントできる装置、それが「
ハイタッチカウンター」である。
この「ハイタッチカウンター」を開発したのはイラストレーターの柴山さん。春になって花粉症に悩まされているという。
花粉の飛ぶ中、出てきてもらってすみません。
僕たちが企画しているハイタッチマラソンにもこのカウンターを付けて出てもらいたかったのだけれど、ちょうどその日は別のマラソン大会に出場しているということで、残念ながらそれはかなわなかった(柴山さんは当日、横浜マラソンにハイタッチカウンターを付けて出るらしいので、見かけたら応援してください!)。
ハイタッチカウンターの仕組みは明快である。
これがスイッチ。ここにハイタッチすると
このカウンターの数字が増える。
スイッチを付けた手でハイタッチした数を胸に付けたカウンターが表示してくれる。柴山さんが「こういうのあったらいいなー」と友だちに話したところ、すぐに作ってきてくれたのだとか。
完成形。
いろんな大会でハイタッチを数えています
柴山さんはこれを付けてすでにいろいろなマラソン大会に参加している。
ハイタッチカウンターを付けてホノルルマラソンを走る柴山さん(とカメハメハ大王っぽい人)。
ハイタッチするならハワイよりも大阪
--やっぱりホノルルはお祭り騒ぎでたくさんの人がタッチしてくれたんじゃないですか?
「それがですね、むしろ東京マラソンの方が多かったんです。回数的にはホノルルが1500回弱だったのに対して、東京マラソンでは6885回でした。アメリカ人はわけのわからないものには手を出さない、みたいなところがあるのかもしれません。ノリでいったら大阪マラソンが一番反応よかったですよ。」
柴山さんは夫婦でもハイタッチカウンターを付けて走ったことがある。奥さんのハイタッチ数は赤外線で柴山さんのカウンターに飛ばして加算した。
そもそも柴山さんはなぜハイタッチカウンターをつけてマラソン大会に出場し続けるのか。
これはプロトタイプ。小さすぎて沿道から見えにくい、ということででかくした。
「マラソンの応援って、知り合いがいても一瞬で通りすぎてしまってつまんないんですよ。ならば知らない人ともハイタッチをすることで、ずっと応援が続くと走る方も応援する方も楽しいかなと思って。」
柴山さんはこれからもハイタッチカウンターを付けてハイタッチの普及につとめていくとのことだった。まさにハイタッチの先輩、レジェンドである。マラソン大会で柴山さんを見つけたら怪しまずにハイタッチしてほしい。
その手もげるまで
1分間のハイタッチ回数でギネスを狙う「ハイタッチマラソン」はいよいよ今週末の13日です。
会場では一日中ハイタッチし放題ですので、腕がもげるほどハイタッチして帰ってください。