特集 2016年2月13日

犬を羽生くんにする

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この季節、フィギュアスケートが大人気。
羽生くんカッコイイ。羽生くんっぽくなりたい。でも自分では無理。
では犬を羽生くんにしてしまおうと思う。
(ついでにフィギュア通になれる情報も紹介しようと思う。)
多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー)

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氷上を跳びまくる姿がすばらしいフィギュア。僕にはあんなことはできないが、
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うちの柴犬ももが、よくフィギュアをやっていることに気がついた。
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そう、寝相である。うちの犬の寝相がほぼフィギュアのジャンプのようになっていることに気づいた。あらゆる形で寝ているのだが、改めて見ると、アクセル、ループ、サルコウ、トゥーループ、ルッツ、フリップと、かなりフィギュアのジャンプをしているのであった。

とりあえずフィギュアと言えばやはり羽生くんなので、こうなってはもう、
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ももには羽生くんになってもらうべきであろう。ちなみに最近の羽生くん、高得点を出しまくった、肩の辺りが紫になってるSEIMEIな衣装が印象的なので、とりあえずそれを作りだそうと思う。
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そこでまた、当然のように近所の100均へ。まずは羽生くんの衣装っぽくするために
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紫のマジックを用意しよう。そしてフィギュア衣装っぽく、テラついたかんじにしたいのでこの
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レインコートをGET。犬なので、幼児用でいいだろう。知能も幼児レベルだし。
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「失礼よ」

うそうそ。ごめん。そしてまずはサイズを調べすべく
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犬の体長を調査。
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ちなみに
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ちょっと袖を長めにするのが、現在の羽生くん的にはポイントである。まぁ犬の手の長さってよくわからないが。
そしてここに、安部SEIMEI的にマジックで描き込んでいくことにしよう。
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描き描き
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描き描き
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紫と黄緑で構成されているがゆえ、なんだかエヴァっぽくなってきた。そんななっていはいないかもだけど。気にせず背中部分も
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描き描き描き描き。Oh、SEIMEI。ではこれをももに
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無理やり
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着せよう
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…と思うんだけど、なかなか着てくれない。あわわわわ。以前の黒ラブのモモだったら何でもすんなり着てくれたのに、現在の柴犬もも、まだややプロ意識に欠けるようである。鍛えあげていきたい。
で、とりあえず着用! そしてついに誕生しました!
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羽生くん!!
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……凛としたももの自覚はさておき、とりあえず後ろ姿もほら!
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………ごめん羽生くん。および羽生くんFANのみなさん。
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で、着せたのはいいけど、今回はこれで終わりでなく本番はこれから。犬の寝相がフィギュアっぽかったわけで、そもそもももに寝てもらわなければならない。ごめん、もも寝てくれ。
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「急だわ」

確かに急である。ごめん。
そこで今回は、ももが寝てくれるまで待つという長期的スパンにて取り組みたいと思う。こんなガサガサした服で寝てくれるだろうか
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「ガサガサしてるわね」
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と、
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ちゃんと寝てくれるか不安になったが、
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わりとすぐ寝た。ありがとうもも。さすがまだ子犬。

こうしてもも、さまざまな寝相を披露してくれることになるわけだが、ではこれから、フィギュア通になれる、フィギュアの6種類のジャンプの違いを説明しながら、見ていきたいと思う。
これでライバルに差をつけろ!
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ではまず例えばコチラ、堂々とした緊張感ゼロの寝っぷりであるが、これはまさに
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「アクセル!!」

アクセルである。
一応メスな割にはかなりあけっぴろげな状態なのが気になるが、かなりフィギュア的に跳んでくれているであろう。
…まぁいまいちわかりにくい(ていうかわからないので)その証拠にフォトショってみたい。では画像を切り抜いてみて、マンガ的な効果線を足してたところ…
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ね。っぽいでしょ。フィギュアでしょ。そういうことにしていただきたい。
ちなみにアクセルって、ジャンプの中でも唯一体を前向きにして飛ぶジャンプ、ということで、ぜひ知っておこう。
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続いての、もものフィギュア的な寝相がコチラ
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「ループ!!」

そう、ループである。ループは背中から飛ぶことになるのだが、このようにイスに腰掛けるような形になるのが特徴的である。
さらには
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足もクロスになりがちなので、足にも注目してみよう。
あらためてフォトショってみても
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このもも、まさにループなのであった。覚えておこう。
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続いても背中から飛ぶジャンプだが、
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「サルコウ!!」

これはサルコウである。あらためてフォトショってみると、
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サルコウは飛ぶ前に足が内股の「ハ」になりがちなので、このもも、まさにサルコウである。内股になっていることにする。


…以上の3つのジャンプは、足の裏のエッジ全体を使って飛ぶものであったが、続いての3つはトゥ(つま先)を使って跳ぶものである。
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続いてのコチラは
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「トゥーループ!!」

トゥーループである。
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背中から、左足のつま先で(軸足は右足で)跳びがちなので、まさにトゥーループである。
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続いてのコチラは、
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「ルッツ!!」

これは
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背中から、右足のつま先で(軸足は左足で)跳びがちなので、まさにルッツなのである。
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そして最後のコチラは、
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「フリップ!!」

フリップである。絵的にはほぼルッツと同様で、背中から右足のつま先で(軸足は左足で)跳びがちであるが、
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飛ぶ直前にくるっと体を回転しがちなので、まさにこれはフリップなのであった。
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というわけで各ジャンプ、断言し続けてそういうことにしてきたが、ももの寝相はかなり羽生くんであることが明らかになった。それはさておき、これら6種類のジャンプの違いを理解できると、フィギュア鑑賞がより楽しくなるので、みなさんのリテラシーを全力で駆使して理解いただけたらと思います。
ではまたおやすみなさい…。


はい。以上いかがでしたでしょうか、今週の「結局どのジャンプも区別がつかない」。そんなフィギュアともども、愛犬ももを今後ともよろしくお願いいたします。ではまた失礼いたします。

ふと気づくとイヌバウアー。
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