広告企画♪ 2015年7月28日

揚げ、焼き、蒸し!チョコを本気で料理する

4人の鉄人が本気で調理します。
4人の鉄人が本気で調理します。
「溶けない」を売りにしている森永のベイク。

今年も夏が来て調子に乗っていそうなので、そろそろ本気で溶かしにいってみました。
1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。(動画インタビュー)

前の記事:サウナで温泉たまごはできるのか

> 個人サイト むかない安藤 Twitter

溶けない夏も、今年で終わりだ

ベイクについては去年、気温の高い場所へ持って行って溶けないかどうか試した

確かに溶けなかった。
これがベイク。確かに溶けない。
これがベイク。確かに溶けない。
しかし考えてみたらベイクは「焼きチョコ」である。いっかい焼いてあるんだから、そんなの溶けないに決まっていないか。火星にでも持って行かないかぎり勝ち目はない。

今年は本気でベイクを溶かしにいきたいと思う。そのために4人の食の鉄人たちにそれぞれの得意技でベイクを調理してもらった。

覚悟しろよ、ベイク。今年で決着をつけてやる!
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今年こそは溶かす。


油で揚げる

高温といえば揚げ物である。チョコを油で揚げたらどうなるのか。

揚げ物の聖地、善行ビーバーにベイクを持って行った。
ここが揚げ物の聖地、善行ビーバー。
ここが揚げ物の聖地、善行ビーバー。

小見出し

ビーバーは以前にも「なんでもかんでも油で揚げてしまう店」として取材させてもらったことがある。しかしあれは5年前の話だ。今でも揚げているのだろうか。
揚げていた。
揚げていた。
善行ビーバーは今もあらゆるものを油で揚げていた。

しかも5年前よりも明らかにレパートリーが増えている。なんだ揚げチョコバナナって。

なにはともあれここに来たらまず食べてほしいのがこちら、揚げアイスである。
見事な手さばきで揚げてくれます。
見事な手さばきで揚げてくれます。
「熱いと冷たいを同時に味わいたいなら賞味期限は1分」

店長の言うとおり、揚げたてあつあつをほおばると中のアイスが冷たいまま口の中に飛び込んでくる。

たまらん。
世の中にこれ以上うまいものがあるだろうか。
世の中にこれ以上うまいものがあるだろうか。
森永ベイクとのコラボだから言うわけではないが、ビーバーで揚げているアイスは森永のチョコモナカジャンボである。

「他にもいくつかためしたんだけど、これじゃなきゃだめなんですよ」と。

確かに揚げたモナカのサクサクとアイスのふわとろ、チョコのパリパリが絶妙に混ざり合って意識が遠のく。

店長、これは美味いよ。
基本的にメニューはぜんぶ揚がっています。
基本的にメニューはぜんぶ揚がっています。

ベイクを揚げてください

そんな善行ビーバーに揚げてもらおうとベイクを持ってきた。

これ、油で揚げてみてもらえませんか!
「なにこれ」
「なにこれ」
ビーバーの店長は言う

「揚げることはできるけど、ようはそこに意味があるかどうかなんだよね。」
「おれに揚げられないやつは、悲鳴をあげる。」
「おれに揚げられないやつは、悲鳴をあげる。」
ビーバーさんいわく、揚げることはできる、と。でもそこに新奇性とおいしさがないと「うちでやる意味がない」のだとか。珍しいだけでも美味しいだけでも満足しないのだ、この人は。
「揚げてみるけど、美味しいかどうかはわからないですよ。」と。
「揚げてみるけど、美味しいかどうかはわからないですよ。」と。
店長のポリシーを曲げさせるわけにはいかないが、今回は実験という名目でなんとかベイクを揚げてもらえた。

揚げているあいだ「いまの油の温度は何度ですか」と聞いたところ

「…高温!」と言っていた。揚げ時間や温度はすべて感覚、店長がいいと思った時が上げ時なのである。

衣をつける作業から合わせて2分ほどでベイクが揚がってきた。
溶けてない!見た目は小降りのカキフライみたい。
溶けてない!見た目は小降りのカキフライみたい。
ベイクは高温で揚げられてもなおその形を保っていた。店長判断で生クリームが添えられる。
これがたぶん世界初、揚げベイク生クリーム添え。
これがたぶん世界初、揚げベイク生クリーム添え。
ではいただきます!
おっほ!
おっほ!

揚げベイクの美味さよ

これがうまいからまいる。

揚げベイク、表面のカリッと感は感じられなくなってしまったが、代わりに衣がサクサクを演出。中がとろっとしていて噛むと瞬間に溶けて無くなっていく。

でもこれも賞味期限2分くらいだろうか。揚げたてじゃないとわざわざ揚げる意味がないと思う。そういう意味ではまさに善行ビーバー向けのメニューではないだろうか。

あげチョコバナナにも挑戦

ついでに気になっていたあげチョコバナナも注文してみた。
ついでに気になっていたあげチョコバナナも注文してみた。
はいよ!
はいよ!
いま注文してすぐ出てきたみたいに見えたが、この前に僕がスーパーでバナナを買ってくる、というステップが入っている。

ビーバーでは材料のバナナはストックしていないのだ。

「管理できないですから。食べたい人には材料を持ってきてもらっています。」

と。

ストイックというか自由すぎるというか、さすがはビーバーというしかない運営方針だ。

揚げチョコバナナはお店の前でつぎつぎ揚げ物を摂取していた高校のバレー部のみなさんにも食べてもらって感想を聞いた。
うわっ!
うわっ!
僕も別に食べさせてもらったけど、やはり「うわっ!」って思った。気になる人は善行ビーバーへバナナを持ってゴーである。

あと店長はネタ帳(次に何を揚げようか)に「森永ベイク」と書き込んでいたので、もしかしたらいつか揚げベイクが定番化する日が来るかもしれませんよ。

善行ビーバー

神奈川県藤沢市善行1-26
電話:0466-82-1010

次の鉄人はこの方。
次の鉄人はこの方。

次はもっと溶かす。


直火でじっくり焼く

次にベイクを持って行ったのは本格バーベキューのお店「SHONAN Bar-B-Q」である。

今度はベイクを直火でじっくり焼いてもらう。
SHONAN Bar-B-Qマスターのウッチーさん。
SHONAN Bar-B-Qマスターのウッチーさん。
バーベキューなのにレストランってどういうこと、と思うだろう。そこんとこマスターのウッチーさんにきいた。

「日本のバーベキューってさ、外で薄い肉と焦げた野菜を食べるイメージじゃない。本場アメリカはそうじゃないの。」
本場の味を食べられる数少ない場所。
本場の味を食べられる数少ない場所。
本場アメリカのバーベキューはもともと、ご主人が柔らかい部分を食べた後の肉(硬かったり骨がついていたりするような部位)を使用人がいかにおいしく食べるか、という工夫から始まったのだとか。

そのためにスパイスをしたり漬け込んだり、長時間スモークしたりして、ワイルドな肉を柔らかく、美味しく食べられるようにしたのが始まりなのだ。
やばい、そんな人のところに僕はベイクを持ってきた。
やばい、そんな人のところに僕はベイクを持ってきた。
マスターのウッチーさんはよくテレビとかにも出ているバーベキューの鉄人で、このあたりのバーベキュー文化を表で支えている。

裏で、と言わなかったのはウッチーさん、メディアに出慣れていて写真写りがよすぎるからだ。
なにこれ、チョコ?食べていい?
なにこれ、チョコ?食べていい?
うまいねー(いい顔)。
うまいねー(いい顔)。
最初会った時はその重厚さから、怖い人かと思ったのだけれど、話してみるとものすごい柔らかい人だとわかった。まさにバーベキュー肉みたいな人だ。そしてなにしろ男気がすごい。
バーベキューっていうのはさー(いい顔)。
バーベキューっていうのはさー(いい顔)。
一つ一つに儀式があるんだよ(いい声)。
一つ一つに儀式があるんだよ(いい声)。
それが全部うまさにつながるんだよね(炭入れ)。
それが全部うまさにつながるんだよね(炭入れ)。
ベイクを焼くだけのために、いい炭をばんばん投入してくれるのだ。

「これはオガ炭って言って燃焼効率がいいんだ。バーベキューの敵はなんといっても炎だからね。」

ウッチーさんいわく、炭は一度炎が落ち着いて、表面が白くなったあたりからが使い時なのだとか。

温度の測り方は「ミシシッピ」で

「温度は必ず手のひらで測るんだけど、これにも儀式がある。」
「ワン・ミシシッピ」
「ワン・ミシシッピ」
「ワン・ミシシッピ、ツー・ミシシッピ、スリー・ミシシッピ」
「ワン・ミシシッピ、ツー・ミシシッピ、スリー・ミシシッピ」
「…フォー・ミシシッピ」
「…フォー・ミシシッピ」
さっと手を引く(いい顔で)。
さっと手を引く(いい顔で)。
火に手をかざして「ワン・ミシシッピ」と言い終わるタイミングで熱くてひっこめる感じだがだいたい200℃、スリー・ミシシッピまで耐えられると160℃、それ以上だと120℃以下なのだとか。

一台のバーベキューコンロで3種類の温度を制御する、これぞバーベキューの極意、スリー・ゾーン・ファイヤーである。

いよいよベイクを焼いてもらいます

それぞれのゾーンにベイクを置いて
それぞれのゾーンにベイクを置いて
ふたをする。
ふたをする。
ちなみにこのかっこいいコンロはウェーバーというブランドの物なんだけど、グリーンの背の高いやつはイギリス仕様でなかなか手に入らないのだか。ベイクを焼くためだけにそんないいやつ出してきてもらった。

ベイクを置いてふたをすると、1分くらいで甘いにおいが立ち込めてきた。その後すぐに焦げた香ばしいにおいも混じる。

う、ウッチーさん、これ焦げてませんかね。
「大丈夫だよ。」
「大丈夫だよ。」
「焦げたけどさ。」
「焦げたけどさ。」
「ワン・ミシシッピ」の高温で焼いたベイクは見事に焦げていたが、低温から高温まで、ベイクは溶けずにその形をしっかりと保っていた。さすがベイクというかウッチーさんのバーベキューテクニックというか。

それではさっそくウッチーさんにワイルドに食べてもらおう。
「おほー、これは別物だね。」
「おほー、これは別物だね。」
ウッチーさん、肉しか食べないのかと思ったらチョコも好きらしい。

僕も食べさせてもらったが、低温、中温で焼いたベイクは単に中だけ柔らかくなったかな、という感じだった。それに対し、高温で焼いたベイクは表面のカリッとした食感にとろっとした中身、そして焦げの苦みがスパイスとなって別物のうまさなのだ。

「タイミングと裏返しでもう少し極められるんじゃないかな」

ウッチーさんが凝りだした。
「タイミングだと思うんだよねー。」
「タイミングだと思うんだよねー。」
メディア慣れしているウッチーさんだが、ひとたびこだわりだすと取材を忘れて目がマジになる。

トライアンドエラーの結果、焦げ付きを押さえるためクッキングペーパーを敷くことにした。これが後にすばらしい効果を発揮する。
たどりついた理想形。
たどりついた理想形。
結果、パーフェクトです。
結果、パーフェクトです。
「バーベキューはね、肉に対して焼き目は45度って決まってるの。」

とウッチーさん。
斜め45度の焼き目。
斜め45度の焼き目。
そういえばどうしてわざわざ網に対してベイクを斜めに置いていたんだろうと思っていたんだけど、この美しい焼き目をつけるためだったのだ。バーベキューの鉄人ならではのこだわりである。

味はどうですかね。
どれどれ
どれどれ
「ショコラ~」
「ショコラ~」
ウッチーさんの反応だけではまったくわからなかったので僕も食べさせてもらった。

これは確かに別格である。表面がカリッと絶妙に焦げていて、甘さの中に苦みをプラスしている。遠赤外線の効果で柔らかくなっている中心部との食感の違いも面白い。

大掛かりすぎて試すのが大変ではあるけれど、いつか外でバーベキューする機会があったら、ぜひクッキングシートを敷いてベイクを焼いてみてください。

SHONAN Bar-B-Q

神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6-3-26
電話:0467-73-8333

「定休日なしでランチ営業中!(ウッチーさん)」

次は和食に挑戦。
次は和食に挑戦。

次こそ跡形もなく溶かす。


塩釜焼きにする

次はベイクを和食に使う。やってきたのはこちら、酒と醸し料理の店「BY」
よく変な料理をお願いしています。
よく変な料理をお願いしています。
ここの店主の馬場さんは各種料理と筋トレ、あとうんちくが得意である。
デイリーのライターでもあります。
デイリーのライターでもあります。
まいど無理な料理をお願いしてもだいたい形にしてくれる料理の鉄人である。今回はベイクを塩釜焼きにしてくださいとお願いしてある。

どうですかね、さすがにダメですかね。
はい。
はい。
いま違和感なく出てきたこれが、これがベイクの塩釜焼きだ。

塩と卵白とで作った釜の中にはベイク。そのまま高温のオーブンで蒸し焼きにしてもらった。
チョコと塩。この組み合わせの不可解さったらない。
チョコと塩。この組み合わせの不可解さったらない。
ベイクを塩釜焼きでお願い、と注文しただけで作ってきてくれる馬場さんすごい。僕ならいっぺん聞き直してから断るところである。

さらにもう一品、こちらは馬場さんオリジナルの料理「ベイクのカレー風味豚バラ肉の塩釜焼き」。ベイクの、以外はすんなり頭に入ってくる。
「見た目は塩の塊ですけどね。」
「見た目は塩の塊ですけどね。」
下味としてカレー風味をつけた豚肉でベイクを巻いて、同じく塩釜に閉じ込めて蒸し焼きに。

ベイクを直接塩釜焼きにするとしょっぱくなってしまうので豚肉で巻いてみたのだとか。その工夫、思いつくのがプロですな。なんでもメキシコの方に同じようにカカオのソースで肉を食べる料理があるのだという。
豚肉とベイクの競演が読めるのはここだけ。
豚肉とベイクの競演が読めるのはここだけ。
さらにもう一品、馬場さんが最近凝っている燻製でベイクを仕上げてもらった。こちらは見た目はほとんど変わっていないが、スモークチップで丁寧にいぶしてあるので、出された瞬間からすごくいい香りがしていた。
見た目はベイクそのまま。だけど香りが完全に酒のつまみ。
見た目はベイクそのまま。だけど香りが完全に酒のつまみ。
塩釜焼きは包丁の背で丁寧に塩を取り除いていきます。
塩釜焼きは包丁の背で丁寧に塩を取り除いていきます。
割ると中からベイクが出てくるのがおかしい。
割ると中からベイクが出てくるのがおかしい。

塩釜を割るとベイクが出てくる違和感たるや。料理というより化石の発掘みたいな面白さがある。そしてベイク、溶けていない。

「食べてもらうとわかるけど、塩釜焼きはただしょっぱいですよ。」と馬場さん。

しょっぱいとはいえもともとチョコである。丁寧に塩を取り除けばさほどでもないのではないか。

そう思い一口で食べてみた。

しょっぱ!
しょっぱ!

塩釜焼きならではのしょっぱさ

なんだこれものすごいしょっぱい。

ほぼチョコの甘さを感じさせないくらいにしょっぱい。ベイクは溶けていないが、塩釜焼きにしたことで隅々にまで塩がしみこんだようだ。

豚肉に包んだあとに塩釜焼きにしてもらったものはどうだろう。
塩釜を割って掘りだす作業もおもしろい。
塩釜を割って掘りだす作業もおもしろい。
塩釜から取り出した状態でもう一度温めなおしてもらった。
どうぞ!
どうぞ!
こういう料理、ありそうである。
おお!
おお!
うっま!
うっま!

ふかふかの豚肉を噛むと中でベイクがほろりと崩れて料理と一体化する。不思議な後味。

これ、今回一番の衝撃だった。うまい。豚肉の油が塩をちょうどよく取り込み、チョコの甘さとカレーの風味が後に残る。しょっぱいことはしょっぱいが、お酒を飲みたくなるくらいの絶妙な味の濃さだ。

最後にベイクの燻製をいただきます。

「燻製にはビンテージの日本酒が合うんです。」
「燻製にはビンテージの日本酒が合うんです。」
利き酒師の資格を持つ馬場さんは料理に合う日本酒を瞬時に選んでくれる。このベイクの燻製には古酒が合うのだとか。
どれどれ。
どれどれ。
ベイクは熱燻といって高温で燻してあるのだけれど、見た目はまったく変わっていなかった。ただ、香りがものすごい。燻製ベイクを口に含んでそのまま日本酒をいただく。

これ、ちょっとまて
最高にうまいぞ。
最高にうまいぞ。
いくら燻してあるとはいえ、お酒にチョコである。およそ合うようには思えない、その期待しなさが驚きにつながった。結果、この悪い顔である。

通は塩で酒を飲む、とか聞いたことがあるけれど、ベイクで飲むってさらに上を行っているのではないだろうか。通中の通である。

酒と醸し料理の店「BY」

東京都板橋区南常盤台1-29-6
電話:03-6325-9874

「ベイクの塩釜焼きはメニューにはしません、面倒くさいから(店主馬場さん)。」

最後はパティシエにお願いしました!
最後はパティシエにお願いしました!

つぎ溶けて終わります。


ケーキにする

食の鉄人、4番目はフランス菓子のパティシエの登場である。

お菓子の専門家にお菓子を持って行くのだ。いいんだろうか。おとといきやがれ、って追い返されないか。

今回ベイクを使ったお菓子作りをお願いしたのはCAFE PiPiPi。ぼくの知る限りこの世で最も美味しいお菓子を作るカフェである。

オーナーでありパティシエのあゆこさんにベイクを託す。
オーナーでありパティシエのあゆこさんにベイクを託す。
今回はベイクを使ってケーキを作ってくれるということで、事前にオーナーのあゆこさんにベイクだけを渡しておいた。あとはお任せである。溶けたらごめんなさい!って言われたので、むしろ溶かす勢いでお願いします!と言ってある。困ったお願いをすみません。
この並びにベイクが入る違和感。
この並びにベイクが入る違和感。
完全に材料として扱われます。
完全に材料として扱われます。
ここでベイクが形を崩す。
ここでベイクが形を崩す。

バーベキューの直火でも溶けなかったベイクだけれど、素材として温めながらバターと一緒に砕いてしまうとさすがに形がなくなった。要するに口の中で溶けるのと同じ仕組なんだと思う。

それでもメレンゲと混ぜた段階ではまだベイクの「つぶ」が残っていたのだとか。ケーキになってもベイクは主張するのか。

鉄人の技でベイクがケーキに変わっていく。
鉄人の技でベイクがケーキに変わっていく。

あゆこさんは学校でパティシエの勉強をしたあと製菓衛生士という資格をとってお菓子職人になった。このCAFE PiPiPiをはじめたのは5年ほど前だが、パティシエ歴は言えないくらい長い(女性への配慮)。

おれんちの地獄みたいなオーブンじゃこの絵は撮れない。
おれんちの地獄みたいなオーブンじゃこの絵は撮れない。
参考:おれんちの地獄みたいなオーブン。
参考:おれんちの地獄みたいなオーブン。
「お菓子作りは分量とか時間とか、とにかく正確にやらないとうまくいかないんですよ。」と、あゆこさん。

その正確な分量の中にどうやってベイクを忍び込ませたのだろう。

「今回は一般的なガトーショコラの分量で、チョコをベイクに置き換えていますね。この1台でベイク4袋分くらい使っています。」

ほどなくして登場したベイクケーキに息をのんだ。
え?これがベイク?
え?これがベイク?

ベイク、跡形もありません

跡形もない。

溶け残ったベイクが「鬼まんじゅう」みたいに突き出ているイメージだったのだけれど、見事にケーキに馴染んでしまった。やはり崩して焼いたのがよかったのか。

ベイク入りガトーショコラは、盛りつけてもらうとさらにおしゃれ度が増した。

そのかわりベイク感はゼロだけどな。
そのかわりベイク感はゼロだけどな。
パーフェクトである。

まさかここまで化けるとは思わなかった。完全に他力本願だけれど、いい素材といい職人に恵まれたとに感謝しています。

さっそくお店に来ていたお客さんに食べてもらった。
どれどれ。
どれどれ。
おいしー!
おいしー!
感想は「なにこれ、ぜんぜんベイク感がない!」である。ですよねー。

この感想、ベイクとのコラボ的に大丈夫だろうか。ここは僕が食べて最高にベイク感あるね!って言って取材を終えたい。
うん
うん
ベイクのかけらもないね。
ベイクのかけらもないね。

ベイク感はない、だけど美味しい

ベイク感はない、ただ、ものすごく美味しい。遺伝子レベルで体が美味いと言っている。いわゆるガトーショコラなんだけど、甘さと苦みのバランスがちょうどいいのだ。

食感もしっとり、ざらつきもなく、はっきりいってベイクは影も形もなくなってしまったけれど、ケーキになってもここまで美味しく存在を主張してくるベイクも敵ながらあっぱれである。

CAFE PiPiPi

神奈川県茅ヶ崎市東海岸北2-14-38
電話:0467-86-0377


溶けたけど美味しかったです

揚げても焼いても溶けなかったベイクも、崩してケーキにするとさすがに溶けた。でも素材としてのおいしさは保っていたと思うし、料理することで新しい美味しさが見つけられたと思う。

でも今回の勝負はこれ、僕の勝ちってことでいいですよね。
あゆこさんにはデイリーポータルゼットって描いたフレンチトーストも作ってもらいました。この美味しさを語るにはあと2ページ必要。
あゆこさんにはデイリーポータルゼットって描いたフレンチトーストも作ってもらいました。この美味しさを語るにはあと2ページ必要。

ぼくらが生きてる環境では
溶けないことがわかりました。

缶コーヒーファイア ハワイアン<微糖>
とのコラボ商品も新発売。

7/28から駅の売店かコンビニで売られるらしいので
これを読んだらすぐに駅かコンビニへ!

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