しかしまずは企画会議のようす
デイリーポータルZでは毎週ライターを交えて企画会議をしている。とある日のそのようすである。
「為末大さんにパン食い競争してもらえないかな」
「100m12秒台は硬いと思います」
「一流のアスリートなのでパンもロブションで用意しないといけないわね」
会話はすべてイメージだが(でもだいたいこんな会話である)、おもしろサイトとはいえ日々こうしてディスカッションを重ねているのである。
しかしなにか気づいただろうか。
Tシャツがヒントです
お揃いなのだ。ふだんからお揃いの服装をしているわけではなく、これがこれから始まる新しい試みなのである。
これがTシャツコラボ
ライター自ら登場することが多いデイリーポータルZ。ならばライターが着ている服に名前を出すというコラボも可能だと気づいたのだ。
サッカーのユニフォームにスポンサー企業のロゴを書いて露出を増やすのと同じである。アーセナルFCの胸にかいてあるエミレーツみたいでかっこいいだろう。
この新しいウェブプロモーションに最初に参加するのはスカパー!である。
このTシャツ、どこかで見覚えがあるだろうか
熱心な当サイト読者なら覚えているかもしれないが、11月の記事
「勝手にグッズを作りたい」で制作したTシャツである。
このTシャツは実際にスカパー!のプレゼントキャンペーンで使われた。ではなぜここにあるのだろうか。
話はひと月前に遡る
2014年12月、あのTシャツを実際に作ることになり、僕のほうで製作の手配をした。翌月1月の納品後にもらったメールが以下である。
長袖?何を言っているのだ?長袖なんて指示はなかったぞ。古いメールを見返すと
あった。ロングTシャツって書いてある。
ははーん、こういうことは経験があるぞ。
学生時代、モンゴルの皇帝を「フラビイハーン」と覚えた。ある日試験でそう書いたら不正解になっていたので教科書を見返してみると、すべてフビライと書いてある。おかしい、昨日までフラビイだったのに。
シェイクスピア、シェイスクピアでも同じ現象が起きたという話も聞く。
この世界とそっくりなんだけど、「フラビイ」が「フビライ」だったり半袖が長袖になっている世界があって、そこに入り込んでしまったのだ。
ある日、物の名前が一文字違う世界にうつってしまう現象である。パラレルワールドの一種だろうか。
この現象、わかりやすい言葉で言うと誤発注だ。
あれが久しぶりにやってきたのだ。要らないTシャツ100枚とともに。
これで30枚、これの3倍以上。うけるー。
パラレルワールドとはいえ、半袖Tシャツを長袖にしなければならない。半袖を長袖にリフォームしてくれる会社を探してみたが見つからなかった。
21世紀なんだかそれぐらいあってもいいのに、人類は何をしてきたのか。
そこで話は戻る
そこでTシャツコラボ企画である。半袖Tシャツをライターが着ることで新たなコラボを創出したのだ。
きょうから3/13までの10本の記事でライターがスカパー!Tシャツを着用する。出てきたらニヤリとしてもらえば幸いである。
ニヤリは新しいウェブプローモーションの始まりに立ち会っているという意味で、ウェブマスターの尻拭いをみんなでしているぞということではないのでヨロシク!
宅急便で送れるギリギリのサイズの箱にTシャツがみっちりはいってやってきたときは思わず目をそらした
朗報!
我々も愛用しているこの半袖Tシャツ、また近日中にスカパー!のサイトで応募できるようになるらしい。
お揃いで着よう!
応募はこちら!