特集 2015年1月9日

さりげなくカメラ目線で写真を撮る方法

さりげなくカメラ目線です!
さりげなくカメラ目線です!
「さりげなく」というのは大切なポイントだ。助けてやるよ、と言って優しくするより、さりがなく優しくした方が好感度も高い。

写真にも同じことが言える。写真の中心に大仏のように大きく写っていてもいいが、さりげなく写っていた方がカッコいい気がするのだ。そこで鏡を使って、さりげない写真を撮ってみようと思う。
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー)

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> 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮

鏡を使う

髪型のチェックや空間を広く見せる時などに使う「鏡」。誰の家にも一枚は必ずあるのではないだろうか。この鏡を使うことで、さりげない写真を撮ることができる。鏡こそがさりげないのだ。
鏡
鏡を複数枚使うことで、さりげなくを演出できる。たとえば如何にもカメラ目線の写真はなんだか見ていて主張が強すぎる気がする。さりげないカメラ目線こそが見るに耐える写真になのだ。
如何にもなカメラ目線は主張が強い!
如何にもなカメラ目線は主張が強い!
さりげないカメラ目線
さりげないカメラ目線
自主的にゴミ拾いをした時も、ゴミ拾いしました! ではなく、「ゴミのない街はいいよね」くらいに留めるわけだ。それが写真で言えば、上のもの。カメラに背を向けているが、きっちりカメラ目線。このくらいのほどよい主張が大切だ。
上の写真のアップ! カメラ目線!
上の写真のアップ! カメラ目線!
あきらかに狙って撮っています!
あきらかに狙って撮っています!

さりげなさを増す

まだこれでは、さりげなさが足りないという考え方もある。もっとさりげなくてもいいのだ。そこで人物を撮っていないのに、自分が写り込んでいるという、さりげない写真を撮りたいと思う。
さりげない!
さりげない!
「ウォーリーをさがせ!」という本がある。ウォーリーを探し出す本なのだけれど、彼は決して強い自己主張はしていない。なかなか見つからないのが特徴だ。さりげないのだ。しかし、彼のことは世界中の人が知っている。さりげないことが最大の主張なのだ。
ここにいます!
ここにいます!
アップ! カメラ目線!
アップ! カメラ目線!
あえて全面に出ないことで、見た人の印象に残るという方法だ。ちなみに本当はもっとたくさん鏡を並べて撮る予定が、たくさん並べると全然写らなくて、結局は三枚が限界だった。鏡は難しい。
三枚が限界でした!
三枚が限界でした!

逆に自己主張を強める

鏡で「さりがなさ」は出た。世の中はよくできていて、逆もできるのだ。鏡を使うことで、さりげなくなくなる方法だ。自己主張を強めるのだ。先の写真がウォーリーをさがせ! ならば、この方法はアイドルの写真集だ。
自分が二人!
自分が二人!
自分が一枚の写真に二人写っている。しかも、一人はカメラ目線である。一枚の写真に二人という、エスプレッソダブルのような濃さ。私は顔も濃いのでさらに倍だ。朝から豚骨ラーメンのような濃さを実現している。
このように撮っています!
このように撮っています!
鏡は三枚が限界のようだ。それ以上に増やすともう頭がこんがらがって意味が分からなくなる。なんで写らないの? なんで写っているの? というか彼は誰? どこが写っているの? と頭がパンクする。
三人写る
三人写る
角度を変えると一枚の写真に三人も可能だ。一人は横顔だけだけれど、一枚に三人だ。次の日に胃もたれするような濃い写真を実現している。さらに濃くするために、私のような濃い顔になることをオススメしたい。
三人!
三人!

ツーショットを安全に撮る

ツーショット写真というものもある。誰かと顔を並べて撮る写真のことだ。しかし、怖いときもある。私は犬は好きだけれど、怖いので、並んで写真を撮るということができない。しかしである。鏡を使えばできるのだ。
犬とツーショット
犬とツーショット
怖いのだ。近づけないのだ。犬は怖いのだ。しかし、この方法ならばツーショットも可能だ。犬が小さくない? という疑問は生まれるが、一枚の写真に一緒に収まっていることが大切なのだ。そのような広い心が今の日本には求められていると思う。
このように撮っています!
このように撮っています!
なんて素晴らしい方法だろうと思ったのだけれど、よく考えると、一緒に写っていればいいのならば、鏡を使わないで距離を撮って撮影すればいいことに気がついた。世の中は常に発見で溢れている。自分で疑問を作って、自分で解決。家庭菜園みたいなことだ。
こう撮れば、
こう撮れば、
自然にツーショットだった
自然にツーショットだった

見つめ合いたいじゃない

やはりカメラ目線は大切だ。だって見つめ合いたいじゃない。見つめ合っていたいじゃない。しかし、素直にカメラ目線だとあざとい感じもする。そこで鏡なのだ。これならば、さりげなくカメラ目線ができる。鏡越しならば、見つめ合っても素直におしゃべりできると思うのだ。
鏡が汚いとピントが合わない!
鏡が汚いとピントが合わない!
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