解決したり究明したりするだけが疑問じゃない。疑問を疑問のまま味わったっていいじゃないか。
そんな趣旨に賛同してくれたみなさまからたくさんの素朴な疑問をいただき、薄汚れた筆者の心もその無垢な好奇心にすっかり洗われてしまいました。
本日はその中から厳選して、素朴な疑問ベスト10本をお送りします。
(心がきれいになったので文体もですます調でお送りしました)
なお、原文の素朴さを生かすため、誤字脱字と思われる部分も原文ママでお送りします。また、ランキングというわけではなく順不同です。
(ゆらっこ(美ボディ見習い さん)
「おにぎり」という題材がすでに素朴なのでずるいと思う。
かっこよく整列させたおにぎり(
この記事より)
※本記事の写真は本文とは関係ありません
熊のプーさんは、
なぜTシャツだけで
ズボンな履いてないの?
(りこりす さん)
思いのほか鋭い指摘ながら題材がメルヘンなためうまく素朴に着地。後半のミスタイプも効いてます。
(zukzukkkk さん)
身近かつ誰もが共感できる、まさに王道といった感じの素朴な疑問。模範解答です。
(郁恵*フミエ さん)
出さずに最後まで食べてみればわかると思うのですが、そういうそぶりを一切見せないところがいいです。
(fmmzk さん)
「何語?」も、前回紹介した「何味」?に似て、なんでも素朴な疑問に変えてしまうマジックワードである気がします。
「何味?」が興味津々っぽいのに比べ「何語?」は特に興味ないけど思いつきで聞いてみてそう。
(なつこ さん)
元々?元々ってどういうことだよ。考え事の途中から急に人に振っちゃった、みたいな説明不足感が味。
なんで私が好きに
なる男性は、いつも妻子
持ちなの?
(のんちゃん さん)
素朴さと修羅場さが同居した、いい疑問だと思います。ペンネームの能天気さも効いてる。
(メールにて 川嶋さん)
疑問の素朴さもなかなかですが、この疑問をわざわざiPhoneから送ってきているのがおかしくて選んでしまいました。
「靴下」とゆう名称は
「靴中」じゃなくても
大丈夫でしょうか?
(むう さん)
「大丈夫でしょうか」。疑問というより、ちょっと心配で心細く感じているようなところにぐっと来ました。
(へるわかめ さん)
いいよ!それ自分で決めていいよ!
前回あれだけ「疑問に対して回答はしません」と念押しした本コーナー、それでもおもわず前のめりで答えてしまいました。
素朴よ永遠なれ
いかがでしたか。素朴の洪水に皆さんの心もすっかり洗われてしまったことと思います。大人になると疑問も政治の話やら経済の話やら小難しい話題に偏りがちですが、こういった素朴な疑問を大切に、日々丁寧に生きていきたいと思います。
というわけで素朴な疑問グランプリ第1回はこれで終了。次回、第2回の募集をお待ちください。