特集 2014年8月16日

草取りに放たれたウサギがかわいいお寺

これが佐渡の草取りうさぎだ!
これが佐渡の草取りうさぎだ!
新潟県の佐渡島にある長谷寺(ちょうこくじ)は、境内に草取りのためのウサギが放たれています。

ネズミを捕るために猫を飼うという話はよく聞きますが、草取りのためにウサギというのは初めて聞きました。ヤギでもヒツジでもなくウサギです。放し飼いにして逃げないのでしょうか。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー)

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草取りウサギは訓練されているらしい

草取りのためのウサギが放たれているのは、佐渡島にある長谷寺。牡丹の花と立派な杉で有名ですが、個人的にはウサギを押します。
坂に沿って建つかっこいい山寺です。
坂に沿って建つかっこいい山寺です。
草取りのためにとウサギを放したら、すぐに逃げ出して野生化しちゃうんじゃないかと思いますが、それは心配無用のようです。

なぜなら、放たれているのは訓練を受けたエリートのウサギだから。
雑草を食べる訓練を受けて放たれた草取りうさぎだそうですよ。
雑草を食べる訓練を受けて放たれた草取りうさぎだそうですよ。
それにしても一体どんな訓練なんですかね。訓練しなくてもウサギは草を食べるような気もしますが。

兎にも角にも、山主より「可愛がって下さい」と書かれているので、さっそく可愛がりにいきましょう。

ウサギってかわいいですね

敷地内の坂道を登っていくと、さっそくいましたた。草取りウサギです。

あ、逃げた!

可愛がろうとしたら逃げられました。これぞ「脱兎のごとく」っていうやつですね。
ザ・脱兎!
ザ・脱兎!
逃げたウサギは深追いせずに、綺麗に草を刈られた道(ウサギのおかげ?)をしばらく歩いていくと、そこらじゅうにウサギがいるではないですか。

触れる距離には近づけませんが、旗れた場所から愛でるだけでも十分です。
ウサギだ!
ウサギだ!
お仕事ごくろうさまです!
お仕事ごくろうさまです!
おかげさまで道が歩きやすいです!
おかげさまで道が歩きやすいです!
斜面までありがとうございます!
斜面までありがとうございます!
広い境内は働き者の草取りウサギのおかげなのか、綺麗に草が刈られていて、とても歩きやすく気持ちのいい場所でした。

私ももし山を買ったならば、訓練したウサギを放って、美化に勤めたいと思います。

とにかくウサギがかわいかったです

長谷寺は境内のそこらじゅうでウサギが寝転がったり、跳ねまわったり、草を食べたりしていて、とても素敵な場所でした。

「ウサギを可愛がる」という言葉の意味は、「触ろうとせずに優しく見守る」ということだと学びました。これでバニーガールのいる店に行く機会があったとしても、なにかしでかして怒られることはないでしょう(昔の上司がバニーガールの尻尾を掴んで怒られていた)。
こちらは訓練中らしきウサギさん。確かに訓練前っていう顔つきですな。
こちらは訓練中らしきウサギさん。確かに訓練前っていう顔つきですな。
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