それでは早速、ぞっとしつつもいまや伝説と昇華したエピソードの数々をご紹介していきたい。
印刷会社にて。お客様の50年以上前の結婚式の写真を紛失しました。
お客様の唯一の結婚式の写真でしたので、当時の出席者を集め、なるべく紛失した写真にを再現するために写真を撮り直ししました。
あいたこ
思いでの品を紛失! と、聞くだけでぞわーっとくるようなトラブルですが、後半の急展開がすごい。
このエピソード、間違いなく出版もしくはテレビドラマ化いけますよ!
他店の話ですが、クリスマスケーキを大部分作った後にイチゴをサンドし忘れたことに気付いたそうです。
予約のお客にはそのケーキを差し上げ、全額返金したそうです。
asaasa
ほっこししてしまった後は、まさかのうっかりエピソード。繁忙期の忙しさが目に浮かぶとともに、昔ばなしのように絵にかけそうなトラブルが味わいぶかい。
今後イチゴのケーキを見るたびに思い出しそう(写真は
こちらの記事より)
衣料品メーカーに勤めていた頃、時々洗濯表示や品質表示のタグのミスがありました(検査ミスで洗えないものが洗える表示になっていた、タグの繊維表示の混用率が100%になっていない、等)。
売れる前に発覚すれば回収するだけで済むのですが、気付くのが遅れて「表示通りに洗ったのに色が落ちた」というようなクレームになってしまった場合、買上履歴を調べて連絡が付く全客に電話、店頭ではポップで告知、もちろん全額返金、更に取引先から品質の再検査の料金を取られることもあり、散々でした。
あきーにゃ
あの小さなペロンてやつ一つでこんなことになるとは!
これからは邪険に扱わない!
情報誌の電話番号掲載ミス。
イベントの「お問合せはこちら!」の電話が全然関係ないお店につながってしまい、雑誌の販売期間中約2週間、編集部員総出でそのお店に詰めて、ひっきりなしにかかる電話の対応をした、という伝説があります。
中谷
まさに伝説的。間違われて掲載されちゃった方の店の方と編集部員の間に恋とか芽生えてるといい。
ちなみにやはり誤植ネタは投稿も多かったです。続けていってみましょう。
零細出版社に勤めていた当時、女性編集者(メイン)と私(サブ)の計二人で編集を担当した本で誤植を出しました。
しかも、出資をしてもらっている、いわゆる自費出版の本で、出資者の経歴部分です。
印刷会社では配本日に作業が間に合わず、休日に社員+友人恋人家族など総出(計10名)で10000冊に訂正シールを貼りました。
それだけでオオゴトですが、メイン編集者の女性は午前中で逃亡し、更に修羅場へ。なぜなら理由が、T.M.Revolutionのライブへ行くため。
無事に誤植訂正は配本日までに間に合いましたが、メイン編集者逃亡の一件には、なかなか(会社として)収拾がつかなかったのでした。
ヤキソバ人間
父が地方紙の印刷部にいたのですが、夜中に火事が起こると、その記事を載せるため、新聞を刷り直しにまた会社に行ってました。明日じゃだめなの?と訊いたことがあるのですが、新聞には最新情報が載ってないと、と説明されました。
火事のおかげで、明日配られるはずの新聞がいきなり「古く」なってしまう。それを解決するため、刷り直すのでした。真夜中に再出勤する父は、ちょっとカッコよかったです。
中屯遊理
かっこいい! もしかしてトラブル収拾エピソードって思ったより「いい話」に近いところにあるんでしょうか。
父が印刷会社勤めだったので、家族総出で誤植訂に駆り出されたことがあります。
山のように積まれた段ボールの中の薄っぺらいパンフレットを一枚一枚開いて、目当ての場所に決して小さくないシールを張るのですが、不器用な私はシールをまっすぐ張ることができず、できても一冊こなすのにかなりの時間をかけてしまったため、開始早々に戦力外通告されました。
Jewel
家族がかり出されるパターンは味わいもいっそうですな。
このほかにも総出で対応したというエピソードは多く、「取締役総出」、「部員総出」、「親戚総出」など今回の募集で一生分の"総出”を体験させてもらうことができました。
教科書取り扱い書店に勤めています。ある年の搬入作業中に、教科書が入った箱全部、ゴミ回収業者さんに持っていかれました。
学校の出入り口付近に荷物を降ろして先生に挨拶に行っている間の奇跡のタイミング。消えた?盗まれた?と騒ぎになり、資源ゴミと間違われたということがわかったときには教科書は既に処分場へ。
社長はじめ社員数人がかりで見つけたもののほぼアウト状態でした。学校へは数日遅れで美品を納入しましたが、金銭面でどこが責任かぶったのか私は知りません。ウチかな、やはり…。
キノ
こちらのジャンルとしては「総出」。あと「ゴミあさり」もトラブル収拾エピソードの1ジャンルとしては太いところですよね。2ジャンルが乗り入れたしぶいエピソードです。
以前医薬品の営業をしていました。
会社からノートpcを貸与されるのですが、中は医療機関の情報がぎっしり詰まっていますので、紛失や盗難すると大変です。
以前、車上荒らしにあってPCをやられた営業がいましたが、彼の担当エリアの全医療機関に一軒一軒、お詫びに回ってました。
KENZ
やはり最後は地道な「お詫び」で締めました。
このほかにも本当にたくさんのエピソードをいただきました。載せられないほど本気でやばいやつとか、思い出してつい怒り出すという投稿もいただき感じ入りました。そしていまも各地、各業界で様々なトラブルが起きていると思うとふるえます。
みんな、これからもがんばって収拾していこう!
投稿ありがとうございました。