異性とのツーショット写真
異性とのツーショット写真は誰しも憧れるのではないだろうか。観光地などに行くと「シャッターを押してください」とカップルに頼まれたりもする。みんな異性とツーショット写真を撮りたいのだ。
幸せな写真だ
一人で写った写真より、二人で写った写真の方が幸せそうに見える。それが異性とのツーショットならばなおさらだ。男性なら女性と、女性なら男性と、ツーショット写真を撮りたいのだ。僕は撮りたい。
こういう撮り方でのツーショット写真もいいよね!
しかし、異性とツーショットで写真を撮る機会は多くない。僕は可能ならば異性とのツーショットだけで、フォルダをいっぱいにしたい。ただそれは幼稚園児が大リーガーの球を打ち返すようなムリな話の気がする。
その結果、こういう写真でフォルダが埋まる
しかし、いろいろ考えた結果、ついに誰でも異性とツーショット写真を気軽に撮れる方法を発見した。この方法ならば、いつでも異性とツーショットを撮れるのだ。僕はオスなので、いつでも彼女とツーショット写真が撮れるわけだ。
これが気軽に撮れる異性とのツーショット写真
イチョウには雌雄がある
街路樹として植えられていたりするイチョウには雌雄があるそうだ。つまり男のイチョウもいれば、女のイチョウもあるのだ。つまり上の写真はメスのイチョウなので、オスの僕にとっては異性とのツーショットということになる。
マフラーや耳あてなどをつければなおよし
カップル撮りだって簡単
人でなくていいなら昆虫や動物でもと思うかもしれない。しかし、彼女らは動く。コチラは動かないので、いつでも僕にべったり。そして、いつでもカメラ目線なのだ。イチョウの雌雄の見分け方は、葉っぱに切れ込みがあるか否かで分かるそうだ。
これで見分けられるらしい
確実に異性と写真を撮る
調べてみるとイチョウに雌雄があるのは間違いないが、それを見分けるにはいろいろと説があるそうで、葉っぱの切れ込みは迷信という説も目にした。つまりうっかり男同士で肩を組んで写真を撮っている可能性も考えられる。それは避けたいのでホームセンターに走った。
これで完璧
園芸コーナーにキウイ(雌)が売られていた。もちろん雄も売られていたので女性の皆さんは雄を買えば異性との確実なツーショットが可能だ。しかも、買った場合は家に置くことになる。もう同棲ではないか。
デートも可能
さらに考えればもう植物でなくてもいいのではないだろうか。僕はオスなのですぐに集められる彼女たちを探してみた。するとそこそこの数の異性が集まった。それらは名前からまず間違いなく僕にとっては異性である。
メスシリンダーと僕のツーショット
メスシリンダー。名前からして僕にとっては異性だ。しかし、これではメスシリンダーと写真を撮っているだけに見えるかもしれない。そこで、写真に書き込んでしまえばいいのではないだろうか。そうすれば、もう間違いなく異性とのツーショット写真である。
メスとオス。間違いなく異性とのツーショット
メスのケーブルとは口づけも!
メスでもないのに無理やり「(メス)」と書いたわけではない。メスなのだから仕方がない。嘘はないのだ。「シリンダー」や「ケーブル」は、発音の仕方によっては外国人女性のようにも感じられる。完璧だ。
またケーブルの場合は口が存在するので正真正銘の口づけも可能だ。幸せなトロけるように甘いツーショット写真の完成である。
広い視野で世界を見ることが大切なのだ。
メスピペット(そういう名前のピペットがあってよかったと心から思った)
高校時代の僕は特にモテなくて、世の中に僕と付き合ってくれる異性がいるのだろうかと、学校では教室でひとり外を見ていたし、終わればまっすぐ家に帰り部屋に閉じこもった。あの頃の僕に言いたい。理科室に行けと。電気屋に行けと。
メス(名前は秘密です! みたいな街中スナップのよう)
ハーレムを作る
正直な話をすれば僕だって一度くらいは異性に囲まれたい。つまりハーレムを作りたいのだ。異性の中心に僕がいるのだ。僕には関係ないことだと思っていたが、今の僕にはそれを作るだけの力がある。
ハーレム
田舎から上京して来て、右も左も分からず騙され連れてこられた人みたいになってしまった。これではダメだ。ハーレムにはもっと華やかさがなければならない。一生に一度あるか否かのハーレムなのだ。もっと胸を張らなければ。
今度こそハーレム
異性の前にカクテルを置いた。すると海外での何かの授賞式のように華やか。これは何? と言われたらハーレムとしか言いようがない。それ以外に説明する言葉がないので「ハーレムです」と言うしかないのだ。夢にまで見たハーレムは誰でも作れてしまうことを知った。
隣が僕の目標だったんだけれど、どこからこうなったんだろう
誰でもツーショット可能
最終的にはハーレムを作る話になってしまったけれど、世界にはイチョウなどのように雌雄異株の植物が存在するので、手軽に異性とのツーショットが撮れることが分かったと思う。誰が何と言おうと異性であることに間違いない。日本の金木犀はオスばかりだそうだから、女性は迷わずに済むのではないだろうか。もちろん男性は、理科室にあるような道具に異性が多いので安心して欲しい。
ハーレムというカゴを作って今回の道具を保管することにした