カップル撮りとは?
一人でどこかに出かけたとき、記念にと思い、三脚やどこか平らなところにカメラを置き、タイマーで写真を撮ることがあると思う。なぜかは分からないけれど、そういう写真は後で見返すと、もれなく悲しい雰囲気が漂っている。
なんか悲しい(言葉にできない悲しさ)
上の写真は一人で出かけた際にタイマーで撮った写真だ。楽しい写真や幸せな写真とは海と膿ほど異なる。悲しさが滲み出ている。三脚を利用して撮ったためか、自分以外の人の匂いがないのが、その原因だろう。
ピースすることでさらに悲しさが増す気がする
その問題を打破するのが「カップル撮り」である。カップル撮りとは、カップルが肩を寄せ合い、顔を近づけ、誰かにシャッターを押すことを頼むのではなく、自ら押す幸せな撮影方法だ。
これがカップル撮りです。見るからに幸せ!(カメラは、コンデジだったり、スマホだったり、携帯だったりします)
観光地に出かけたりすると、この撮影方法で写真を撮っているカップルをよく見かける。「幸せ」以外の何ものでもなく、撮れた写真ももちろん「幸せな写真」となる。というか、幸せな写真にならないはずがない。
カップル撮りを絵にしてみました
この撮影方法を一人で出かけた時に利用するのである。ひとりでカップル撮りを行うのだ。実はカップル撮りは一人でも問題なくでき、もれなく幸せな写真になるのである。その証拠が以下の写真である。
悲しく感じたあの写真が、
カップル撮りで幸せな写真に!
幸せの塊
カップル撮りをすることで、幸せな雰囲気を写真から感じることができたのではないだろうか。従来の撮影方法で感じた悲しさが、ひとりカップル撮りの写真からは微塵も感じることができないはずだ。
そっぽを向く像でも、
カップル撮りでハッピーな写真になる!
幸せの塊のような写真になってい。大学の活発なサークルのWebサイトに載っている写真みたいだ。ひとりカップル撮りでもう悲しい写真とはおさらばだ。SDカードは幸せな写真だけで埋まっていくのだ。
ひとりカップル撮りの撮影風景
動物ともカップル撮り
今までは人間の像とカップル撮りをしてきたけれど、これが動物でも幸せな写真になる。やることは今までと一緒で、肩を寄せ合い、顔を近づけるカップル撮り。これで動物との楽しい思い出を残すことができるのだ。
幽霊的なものが出てきそうな暗い写真が、
カップル撮りで、愛馬との楽しい思い出写真に!
暗い馬屋で、楽しい要素が何一つなかった写真が、カップル撮りで、愛馬との楽しい思い出写真へと変化した。100人に聞けば100人がカップル撮りの写真を楽しげだと思うはずだ。僕の笑顔を見て欲しい。自然と湧き出るのだ。
狛犬との一枚も
愛犬との幸せな一枚に!
幸せ。
その言葉しか出てこない写真になっている。しかも、カメラを自ら持つので、カメラを置く場所に困ることもない。狛犬との撮影はカメラを置く場所がなく従来の撮影方ではよく分からない構図になっている。こういう問題がカップル撮りにはないのだ。
撮影風景
カップル撮りをより幸せにする
もっと幸せな写真にすることはできないものかと考えた。現状でも十分に楽しげで幸せ。しかし、人間の欲望というのは底なし沼のように深いのだ。もっと楽しげで幸せな写真にしたいのだ。
そこで考えた結果、この悲しげな写真を、
幸せな一枚にしました!
キス写真である。
絶対に幸せな一枚だ。カップルだとすれば幸せのピークに撮るような写真。そんな写真だから、たとえ一人で撮っていたとしても、後で見たら幸せ溢れる1枚になる。思い出は輝くのだ。
撮影風景
ただ、こっちがノリノリというのは空回り感を感じるかもしれない。では、像をノリノリにしたカップル撮りをすれば、さらに幸せを感じる写真になるのではないだろうか。愛するより愛されたいのだ。
この人気を感じない悲しげな写真が、
カップル撮りで幸せな写真に!(キス写真!)
愛されている! そんな一枚に仕上がった。ホッペにキスというのが初々しくて逆によい。
もちろん全部自分でシャッターを押している。なのに幸せいっぱい。しかも、三脚等も必要とせず手軽。いいことしかない撮影方法なのだ。
撮影風景
高い像ともカップル撮り
今までの像は顔の位置が自分と近い物だった。しかし、そうでない像も少なくない。しかし、それを生かすことでより幸せな写真を撮ることができる。写真から物語を感じることができる一枚にするのだ。
この像は顔の位置が高いが、
カップル撮りで幸せな一枚に!
感じないだろうか、物語を。
背が高くて一緒に撮影したくても、カップル撮りをすると腕の位置に顔がきてしまう。撮影後に「ちょっとしゃがんでよ~」とじゃれあう物語を。
問題は僕が男であり、像も男という点。女性ならいけると思う。大切なことは物語を感じることができる一枚にすることなのだ。
撮影風景(この瞬間は悲しい)
思い出は輝く
たとえ一人でも像とカップル撮りすることで、幸せな一枚を撮影することが可能なのが分かったと思う。撮れた写真は絶対に幸せだ。
しかし、その写真を撮影している時は少し悲しい。それは間違いない。どの写真もその時は悲しかった。
ただし、それはその瞬間だけであり、形として残る思い出(写真)は幸せいっぱい。見返すときは幸せいっぱいなのだ。だってこんなにも笑顔。今後はこのような写真でSDカードを埋めて行こうと思う。