編集部日記 2024年8月28日

2024.08.28 みどころ)Y染色体がなくなる?、チーズの栄養味、究極のレバ刺し代替

こんにちは。編集部 石川です。

家族が倒れ、状況的に溶連菌っぽかったのでその話を林さんにしたら「病名がごついね」と言われて「たしかに」と思ったんです。その後、ちゃんと検査したら実はマイコプラズマでした。別方向でごつい名前でした。

病気の話をしていたら安藤さんからもバイオの記事が。「ヒトの男性を決定付けるY染色体はいつか消えてなくなります」という衝撃の事実が語られます。

IMG_8692m_Copy.jpg
北大の先生へのインタビューです(手前は著書)

進化の過程で確実に人間のY染色体は短くなってきており、実は人間以外ではもう性決定にY染色体を使っていない生物もいるそう!

XY染色体って遺伝の仕組みと一緒に中学校で習うので、雌雄のある生物のかなり根幹にある仕組みだと思っていました。まさか退化したり、無くてもやっていけるものだったとは。

かなり面白いのでぜひ記事を、そしてもっと知りたい方は本をどうぞ。

 

続いて古賀さんからは…ギリギリこれもバイオと言ってもいいかもしれない。ひとくちチーズの栄養味について。

栄養についてじゃないです。栄養「味」についてです。

IMG_30181.jpg
チーズの味バリエーションに「鉄分」とか「カルシウム」とか栄養のラインナップが混ざってきてるんです
ベビーチーズにはアーモンドなどの味のほか、「鉄分」「カルシウム」といった栄養が前面に出されたものがあります。栄養のやつを見た目と味を慎重にレビューをします。カルシウム入りのほうがほんの少し白く、鉄分+葉酸はややしょっぱい。でも「実質的にはほぼ同じ味」とサラッと書いてます。(林)
IMG_30261.jpg
微妙に色も違う

皆さんパッケージの可愛さにお気づきかと思いますが、本文には

「ふつうのパッケージのいかにもベビーチーズという商品が欲しいときにかぎってキャンペーンのパッケージになってたりする」

とあります。これが企画記事づくりのリアル…!

 

16時にはパリッコさん。これもバイオでしょう…というか「食」か。

06.jpg
これ、見たことありますよね?最近見てませんが…

そうです、法規制で食べられなくなって久しいレバ刺し。

その再現食品は数々登場しましたが、パリッコさんにより大本命の疑似レバ刺しが発見されました。

ハムの製法を使ってますが見た目、食感、味ともにほんとレバ刺し。さらに後半登場のホワイトハム(という名のとろける脂身!)もやばい。 

24.jpg
ごはんに乗せるととろけるんです

『どっかの国の王様が、専属料理人に「金に糸目はつけぬから、この世で最上級の素材を集めてバター醤油ごはんを作れ」と命令したかのうような味』だそうです。王になれるぞ。

 

というわけで改めまして今日の記事です。

それではみなさま、良い一日を!

▽デイリーポータルZトップへ
20240626banner.jpg
傑作選!シャツ!袋状の便利な布(取っ手付き)買って応援してよう

 

デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」がとどきます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ