きょうのいちばんは「ポストクロッシング」ではないでしょうか。西村さんの対談に出てくるサービスです。
とはいえまずは今日のラインナップ。週末は時間外手当のない林が書いてます。
11:00 進撃はしない「激落ちの巨人」を作ってみた
11:00 パリッコさんの「店の料理みたいになるグッズ」と読者が 「買ってよかったもの」を紹介します!
16:00 今週の記事まるっと3行まとめ(4/1~4/7)
この西村さんの対談に出てくるのが「ポストクロッシング」、エアメールの交換プロジェクトです。うっとりするいいサービスですね。「いらないものガチャ」や「ちょっと見てきて」に通じる尊さを感じました。
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「いらないものガチャ」はいらないものが出てくるがっかり感、「ちょっと見てきて」は思い出の場所が更地になってたりして!というちょっとしたいたずら心(正直に言うと悪意)から始めました。
でも、広まってテレビに取材されると「エコロジー」「思い出を交換」みたいないい話で紹介されます。
ちゃんとしちゃいます。
かつていらないものガチャの取材で「ふざけてやってまーす」と話したらカメラマンが録画ボタンを押してませんでした。
そんなコメントは求められてないんです。
でも、たしかに「なんとなく」よりも「エコです!」のほうが理解しやすくて安心ですよね。なんとなくで巨大なガチャガチャ作られても困ります。
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そう考えると、デイリーポータルZの「楽しいけど役には立ちません」というフレーズは良くない気がしてきました。儲からないし役に立たないものが長年存在しているなんて不安です。ちょっと前に大学生に「なんでクビにならないんですか?」って聞かれました。おれもちょっと思ってるよ!
でも、とある新聞記者は「デイリーって役立ちますよね」と言ってました。
確かに、今週の記事のラインアップを見ても、脂身だけの生ハムの作りかた、リアル版のりたま、津軽弁の解読…別にすごくナンセンスではない。やってみるかもしれないし、覚えておこうという気にもなる。
照れて「役に立たない」なんて言わなくていいんじゃない?
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雑誌って「私が輝くマガジン」「成熟したオトコの高感度カルチャー誌」みたいなキャッチコピーがありますが、デイリーもそれがあったほうが飲み込みやすいと思います。
「厳選されたライターによる知的好奇心を満たすカルチャーマガジン」
「人とは違うあなたを満足させるポストサブカルマガジン」
「エリートでも不良でもなかった私たちマガジン」
とかどうでしょう。
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と思ってたところにヨシダプロの記事が来て目がさめました。
どう見ても「楽しいけど役に立たない」サイトでした。進撃の巨人と激落ちくんが結びつかないので担当古賀さん経由で確認したところ「好きだから」とのことでした。
よのなかに「好きだから」以上の理由があるでしょうか。
パリッコさんも「店の料理みたいになるグッズ」で順調に陶板や絞り器を紹介してたのに最後ネオンだし。
しかもネオン(風LED)がやたら安い。
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週末のみどころは林でした!長々書きました。