小さくてハート形のざらめせんべい
古賀:
続いては「甘辛ざらめ」いきましょう。これは良いよね。せんべいのことをずっと考えてないとこんな商品は生まれませんよ。
橋田:
まさか、ざらめせんべいをハート形にしようだなんてね……。これはけっこうざらめが付いてるね。
古賀:
付いてるしあと醤油もめっちゃ染みてる。
石川:
醤油とざらめ、両方濃いパターンが来た。
橋田:
(食べる)おっ! 甘い。ちゃんと甘いです。それにしょっぱい。
石川:
うわ、これ食感がカリッカリじゃないですか? 軽くてスナックっぽい。せんべいとして食感の点がこれまでのとだいぶちがう。
橋田:
味はちょうどいいよね。これまで食べた2つのちょうど真ん中という感じ。
古賀:
……せんべいに海老の味しない?
石川:
うん、なんかうまみがある。
古賀:
あるよね?(原材料を見る)うん、全然海老入ってないけどね。
石川:
ははは。
古賀:
なんでだろう。あ~、醤油がたまり醤油なんだ。たまり醤油って、うまみがある醤油だよね。
橋田:
言われてみると確かにうまみ感じるね!
石川:
これ、「おかきポシェット」って名前のシリーズみたいなんですが、たしかにポシェットに入ってる感じがする。
石川:
食感が軽いから、ポシェット感が伝わりました。
古賀:
ポシェットというのは軽さを言い表してるのか。
石川:
そう。ポシェットに入りますよ、ということじゃなくて。食感の軽さをポシェットと言ってるんですよこれは。食べて、あーこういうことねって。分かりました。
古賀:
勝手にシリーズ名の由来を妄想して納得してる人がいるな……。
「甘じょっぱい」に「酸っぱい」がやってくる
古賀:
続いて味付きのコーナーです。梅ざらめいきましょう。
古賀:
(食べて)あっ! すっぱい!これけっこうちゃんと酸っぱい。しょっぱさを超えていく。あーでも最後の方しょっぱくなってくるな。
橋田:
うん。最後にしょっぱさ来た。来た来た来た。これまでが分かりやすい味だったから、ちょっと混乱するね。醤油と甘さと梅。
古賀:
ひとつ味の方向性が加わっただけで「いろんな味がするな」って感想になるね。
石川:
もうちょっと馴染みのある味かと思って食べたら、思ったより複雑。
古賀:
米と梅でおにぎりっぽさもある。
石川:
あーたしかにね。
橋田:
味としては順番に来るんだよね。ざらめが来て、梅が来て、最後に醤油が来る。
古賀:
そうそう、全員がいっぺんにくるんじゃなくてひとりずつ訪ねてくるんだよね。
石川:
味覚って5個くらいあるんでしたっけ、その内半分の味がするから忙しい。
古賀:
しょっぱい、酸っぱい、うまい、おにぎり。
石川:
おにぎり味まである。
古賀:
これはやっぱりこれまでの3品とは別世界だね!