東口と新南口にも発見
次に訪れたのは渋谷駅東口付近である。かつて東急文化会館があった辺りに、「すしざんまい」というお寿司屋さんがある。社長さんが「マグロ大王」と呼ばれているリーズナブルなお寿司屋さんで、たまにマグロ半額キャンペーンをやってくれたりするので、僕も時々食べに来ている。
なんと、その「すしざんまい」の裏口に「立小便されやすい場所」を発見してしまった。
「発見の際は容赦致しま…」と書いてある。恐らく、「容赦致しません」と書いてあったのだろう。
ここで立小便をしたら容赦してくれないのだ。一体どんな罰が待っているのだろうか?
続いて渋谷駅新南口付近を歩いてみた。飲食店の数はそれほど多くなく、大きなビルがいくつもあって、沢山の会社が入っている。歓楽街のイメージはなく、どちらかと言うとビジネス街的な地域だと思う。
ビジネスシーンと立小便。
全くかけ離れているように思ったのだが、ここにもあった。
最新設備を整えたとても奇麗なビルである。そんなビルで立小便をする人がいるのだ。
更に、このビルには次のような張り紙もあった。
柊の枝を切った人に対して、「カメラにしっかり撮っているぞ」と強く訴えている。警告文の最後を「枝は意識して伸ばしているもの」と締めているあたりに、管理人さんの「絶対に許さない」という気持ちを感じ取ることが出来る。枝を切った人間に「良かれと思って切ったんですよ」と言い訳出来ないようにしているのだ。
と、柊の件はともかくとして、駅周辺をぐるぐるしていたので少し疲れてしまった。
近くのドトールでコーヒーブレイクを取ることにした。
もちろん、コーヒーを飲んだ後、ちゃんとトイレに行くことは忘れない。今回の目的はあくまでも「立小便されやすい場所」を探すことであり、お気に入りの立小便スポットを見つけて立小便をする、という企画ではない。