駅周辺の立小便されやすい場所
最初に訪れたのは井の頭線渋谷駅の周辺だ。大きなパチンコ屋さんがあって、その周りに飲み屋さんが沢山ある。飲み屋さんで一杯引っ掛けたお客さんが立小便をしてしまう可能性は高い。なるべく細い路地を選んで歩いていると、最初の張り紙を発見した。パチンコ屋さんの景品交換所の目の前である。
この写真の左側、コーンが並んでいる部分が「立小便されやすい場所」である。広めの路地で人目につきそうであるが、ここに張り紙があった。
「この場所は立ち小便禁止です」と店主からの警告である。何の店の店主かは分からないが、とにかく店主は困っているのだ。街路上の小便が軽犯罪法違反であることも伝えている。
しかし小便小僧の写真はどうだろう? あまりにも小僧の様子が気持ち良さそうで、逆に小便をしたくなってしまう。この張り紙によって、更に立小便をする者が増えてやいないか?
別の写真の使用を検討した方が良いと思う。
小便小僧の場所からマークシティを挟んで反対側を歩いてみた。渋谷中央街と呼ばれる地域である。こちら側も飲食店の数は多く、路地も多い。
ちょっと歩くと、意外な場所で張り紙を見つけた。
銀行の前で小便をする人が多いらしい。張り紙が渋谷警察署と銀行のダブルネームになっていることから、事の深刻さがうかがえる。
恐らく、利用者の少ない夜遅くに入口の奥まったスペースで用を足すのだろう。上の写真で男性2人が立っている場所である。
翌朝、利用客は小便を踏んでから店内に入りATMを操作することになるのだ。そんな気分の悪いことはない。
なぜ銀行の前で? という疑問は残るが、いずれにしてもココが「立小便されやすい場所」であることは確かである。