おおむね何事もなく終了
目を開けると知らない場所にいること、急に地面が柔らかくなる感覚、正解がわかったとたんにこれまでの世界とつながる感覚、どれも始めての体験で目が冴える。
・競馬場の近くなら匂いでわかるかも
・もっとピンポイントで当てたい
・東京以外でもやりたい
おわった途端に次の問題探しを始めていた。これをやると普通に街を歩いているだけで、ここいい問題になるんじゃないかなと「リアルここはどこでしょう脳」になる。
どういう展開にするか分かりませんが、また次回!
目隠しされて連れて行かれた場所をあてる遊び、「リアルここはどこでしょう」。
大好評の第2回は地図&散歩好きのメンバーを集めて開催しました!
この記事は動画で公開した リアルここはどこでしょう第2回と同じ内容です。でも記事ならではのコメントも追加してあります。
リアルここはどこでしょう・前編
リアルここはどこでしょう・後編
動画は余談多めに編集してあるのでこちらも必見です。
真ん中にいるが安藤さんはドライバーである。そして撮影と進行の林が加わる。
ひとりが出題者となって、残りのメンバーが答える。ひとり1ヶ所ずつ出題して合計4ヶ所を回るスケジュールである。
前回、僕(林です)がでろんでろんに車酔いしたのだが、「そんなの林さんだけですよw」と言ってる安藤が酔えばいい。これが伏線になるので皆さん覚えておいてください。
怪しいものではないんです、と言われても信じないだろう。みんな文章が書くのが得意でライターになったのになんで文も書かずに目隠しして移動させられているのか。
途中20分近く停まるハプニングもありつつ、1問目の場所に到着した。
このときの安藤さん、全員のようすは動画でどうぞ!
1問目の目的地に到着した。車から手を引かれて連れてこられて場所でアイマスクを外す。
全員、どこのマンホールかが分かるとは思わなかった。 学年にひとりいるタイプが3人揃った。
北千住のあたりではないかという僕の誘導は無視された。
区画整理されている場所だろう。武蔵小杉周辺で碁盤の目になっているところを探し始める。
知らない場所の戸惑いを味わってもらったところで、ひとりずつ回答してもらう。
井上さん 90点 → 100点
西村さん 90点
いまいずみさん 100点
井上さんは大体正解の場所を指し示したあと、大ヒントを発見して場所を特定。100点となった。(大ヒントはこのあとで)
少年探偵団みたいなことをする人たちである。僕が怪人二十面相だったら絶対にこいつらは屋敷に連れ去らない。
100点だった井上さんが特定した手順は以下の通り。
1.マンホールから川崎を特定
2.タワーマンションから武蔵小杉
しかし全員、なぜここに来るまでに10分以上車が停まっていたかは分からなかった。
2問目はいまいずみさんの出題。慎重な運転で問題の場所に到着した。
3ykさんは停まっている車のナンバーに注目した。「横浜」「…練馬」、そしてすぐ後ろにあった自転車の防犯登録に注目した。
カイジに登場する金持ちが笑っているのはこういうことなんだろう。
ヒントになっているようでなってないヒント。
サバイバルの本に載ってる影の方法が役立つ瞬間が来た。リアルここはどこでしょうに参加する人は復習しておこう。
では一通り迷ったところで回答タイムである。
西村 95点→100点
井上 98点
3yk 85点
ピンポイントでビルを当ててきた。
現在地はビルの裏なので表に回って正解を確認してみることに。
西村さんいわく「上の緑の屋根がヒント」。西村さんはどこを見て街を歩いているのか。反対側は歌舞伎町につながる道路である。
見慣れない景色が急に腑に落ちるこの感じ、リアルここはどこでしょうでしか体験できない瞬間である。
特徴的なビルは新宿イーストサイドスクエア、東新宿駅直結の新しいビルでスクウェア・エニックスが入っている。ゲームの会社をゲームのヒントにする心地よさだ。
正解はこのへんでした
3問目は西村さんの出題。これまでとうって変わった場所に連れてこられた。広場である。
スカイツリーが近くに見える。ほぼ原っぱのような場所では貴重な手がかりになる。
井上さんは新宿に続いて現在時刻と太陽の位置から方角を探そうとする。リアルのここはどこでしょうならではの解き方である。
樹が生い茂っているところでは自然と低い姿勢になる。
太陽派の井上さんから「ってことはここだろ」と指し示した場所は…
太陽信仰が生まれた瞬間である。
3ykさんは高速道路という大ヒントを次々発見するが苦戦。
実はこの場所、西村さんがストリートビューで見たときにはもうひとつ大きなヒントがあったのだが、夏のせいで木が生い茂って見えなくなっていた。
この塔が分かるとスカイツリーとの関係で位置が特定できるのだが、反応は鈍かった。船堀タワーである。江戸川や葛飾に住んでいる人にとっては六本木ヒルズ並の存在である(個人の感想です)。
ヒントとの位置関係はこのようになっている。
最後の問題は井上さんから。車の運転も井上さんが行い、安藤さんが回答者に回る。
問題の場所に到着、周囲に住所表記がない場所を選んだ結果、こうなった。
分かりそうで分からない回答者に井上さんからヒントが出た。
「照明設備がある。」
「そして近くからは激しく車が通る音」
「周りに高い建物がない、ってことは?」
「ちゃんと太陽はみましたか?」
冷静に先生のようにヒントを出していた井上さんだが、問題を出す側の快感に抗えず、
と喜びが漏れ出ていた。親しみやすい先生。
残るは安藤さんである。
西村「掛け算九九が最後まで言えない子だ」
安藤「考えれば分かるんですか?」
西村「なんでキレるんですか?」
林「飛行機飛んでるよ」
安藤「飛行機は分かってますよ!」
やりとりを文字だけで読むとケンケンしているように見えるかもしれないが、実際の会話は楽しい雰囲気だったので動画で確認してほしい。
西村「僕は焼却場だけでわかりましたよ」
いや、そんなに楽しい雰囲気ではないかもしれない。
羽田の方向、ディズニーランドではない、なにもないということは公園?と徐々に絞り込んでいって正解にたどり着いた。
照明設備と煙突はこのような位置関係にあった。木の向こうからゴウゴウと聞こえてくるのは高速道路だった。
目を開けると知らない場所にいること、急に地面が柔らかくなる感覚、正解がわかったとたんにこれまでの世界とつながる感覚、どれも始めての体験で目が冴える。
・競馬場の近くなら匂いでわかるかも
・もっとピンポイントで当てたい
・東京以外でもやりたい
おわった途端に次の問題探しを始めていた。これをやると普通に街を歩いているだけで、ここいい問題になるんじゃないかなと「リアルここはどこでしょう脳」になる。
どういう展開にするか分かりませんが、また次回!
動画でも見てください
前編(1問、2問)
後編(3問、4問)
▽デイリーポータルZトップへ | ||
▲デイリーポータルZトップへ | バックナンバーいちらんへ |