広告企画 2022年1月12日

子どもたちの夢!「電車の運転士」におれはなる

次は点検作業

興奮と緊張の車掌および運転士体験を終えると、次は点検作業の体験となる。本当にぜんぶ見せてくれるつもりなのだこの人たちは。

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魅惑の車両倉庫へ。

屋根の上から車両を点検するための屋根上リフターや、線路を点検するレールスクーターなど、普段ならば存在すら知らない機械たちに触れるだけでとくべつな世界へ入った感動がある。

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屋根上リフター体験。いつもはホームから眺めるだけなのでわからなかったが、車体って思った以上に背が高いのだ。
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これは線路を点検するレールスクーター。前進のみで後退ができないため、帰りは手で持ち上げて反転させる必要がある。その無鉄砲さも含めて可愛い。
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自転車バージョンも。遊園地にありそうな乗り物だが、ちゃんとした保線用の機械。

電車を安全に運行させるということは、車掌と運転士だけでなく、こうやって知らない場所で点検や整備をやってくれている人たちが大勢いてくれるということなのだ。それを知るだけでも次に電車に乗るときの気持ちが違うと思う。

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さらに大きな荷物を補修先まで輸送する「モーターカー」という乗り物にも乗せてもらった。
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ほんとうにどこまでも見せる気である。

座学から始まり、車掌体験、運転士体験、さらには保線作業や連結作業まで、文字通り阿武隈急行のすべてを見せてもらったあと、帰りの列車に乗ると見える景色がまったく違っていた。僕はもうこっち側の人間なのである。

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最後に伊達市の名産品をご紹介

今回のとりくみは阿武隈急行を有する伊達市からも職員の方が来てくれていて、伊達市の名産品を持って来てくれた。

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あんぽ柿、そして桃ジュース「桃の恵み」。ほかにいちごもいただきました。どれも信じられないくらい美味しかったです。
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特にお昼にいただいたこの「肉ゴロッとおにぎり」がむちゃくちゃ美味しかったので、阿武隈急行に乗った人はどこかの駅で絶対食べてください。お弁当・お惣菜大賞おにぎり部門の最優秀賞らしいです。納得。

夢がかないます

阿武隈急行では来年から、僕が体験したメニューを一般向けに組み立てなおして販売するのだという。実際にハンドルを握って電車を運転できるチャンスというのはなかなかないだろう。あの緊張感をぜひ体験してみてください。

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業務中の運転士は車内でおにぎり食べない。
たくさんの人にアブキューで運転士体験してもらいたい。

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