大学主食
というワケで、いろんなものに大学イモのタレをかけてみることにしたのだが、まずは小麦や米といった、主食になるようなものから試してみることにする。
まぁ、主食になるようなものはイモと同じ炭水化物なんだし(そもそもイモ自体も主食になるし)、小麦や米も、大学イモのタレに合いそうな気がしたのだ。なんとなく。
うん、予想通り。これはばっちり合う。うまい。ただ単に甘いだけではなく、ゴマを振ったことで香ばしさがプラスされ、それがいい具合に味のアクセントになっている。
そもそも、パンはジャムやハチミツを塗って食べたりもするものなのだから、甘じょっぱい大学イモのタレを塗って、まずくなるワケが無いか。
これもイケる。マカロニにも合う味。醤油味の塩っ気が良い具合に作用しているのか。やはり、ゴマがきいているのも良い。
大学イモのタレが炭水化物と合うのではないかという私の予想は、どうやらあながち間違いではなかったようだ。
しかし、同じ炭水化物でもご飯にかけたらまずかった。
一口目は味噌ピーナッツのようにも感じられたが、いかんせん、甘すぎる。なぜだろう。パンやマカロニではそれほど強く感じられなかった甘みが、このご飯の上では強烈に際立っている。とてもきつい、デロデロな甘さだ。
ただ唯一、ゴマの香ばしさだけが救いであった。しかし、それであってもこれはきつい。
大学おでんダネ
大学ご飯でハズレを食らってしまい、ちょっとテンションが下がってきた。ここで一旦、ジャンルを変えた方が良いかもしれない。
というワケで、次はおでんダネ系のもので攻めてみることにした。何でおでんダネなのかというと、私の冷蔵庫に入っていたものがそういうものだけだったのだ。
でもほら、味噌おでんの味噌って、結構甘かったりするじゃない。大学イモのタレにも、きっと合うんじゃないだろうかと踏んだのだ。
う~ん、これもゴマの味に助けられていると思う。ゴマがあるお陰でただ甘いだけということにはならず、バランスを保てているようだ。まぁ、筑前煮とか、甘い煮物が食べられる人ならばOKなのではないだろうか。
でも、私はマヨネーズで食べる方が好きだ。
おぉ、うまい。これはイケる。こんにゃくは甘いタレにも違和感無く合っている。まぁ、もともと味噌田楽とかあるし、さしずめこれは醤油田楽といったところか。
むしろ、水分によって多少タレが薄まるため、味噌田楽より甘みが少ない感じすらする。もっと遠慮なく、べっとりかけて食べるくらいがちょうど良いかもしれない。
……信じられない。あのはんぺんがまさかここまでまずくなるとは。本当、信じられない。物凄くまずい。
口に入れた途端、うぇ~ってなるほどのまずさ。甘さが合うどころか、はんぺんの生臭さをより引き立てている感じ。はんぺんに申し訳ないことした気分だ。本当、ごめんなさい。
やはりはんぺんは、おでんダネとして食べるのが一番だ。もしくは、チーズでも挟んで揚げて食べるか。